無職になった

無職になるのはこれで通算3度目になるだろうか。
1度目は居酒屋の正社員を辞めた時。
通勤片道40分。夜勤手当というわずかな手当でサービス残業たくさん。休日は週に一度。しかも予約が入ると休日でも店に待機と言われた日もある。
仕事自体はカクテル作って焼き鳥焼いてと慌ただしくて意外と面白かったが、自分で店をやる人以外には割に合わないと思って半年で辞めた。

2度目は機械部品の梱包会社。
通勤は15分。残業代はきちんと出たがボーナスがなかった。額面も低め。
仕事自体はそこまで苦痛ではなかったが当時の私は無能だったのと会社の平均年齢に乖離がありすぎて毎日が苦痛で辞める。
ちなみにこの辺りでリーマンショックが来て残業が一切なくなって給料が下がったのが大きい。

そして今回。金属表面加工の会社。
通勤は30分。
労働条件は過去最もよく、少し緩いがちゃんとした会社だった。会長の方針でボーナスもかなり貰えた。お金を貯めることができ、小説の糧になったと思う。続けたい思いもあったが、かなり負荷の高い肉体労働のため長くは厳しいと判断した。小説との両立も難しい。

この会社をやめる時に、もう勤め人には戻らないと決めた。今度の無職は長くなるだろう。


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