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ep. 1-15 : 「規格外」の魅力

おはようございます、「冬の鍋といえば?」というお題に対しては

水炊きかカレーチーズ鍋と答えるようにしている青木です。

#味覚が4歳児


さて、WTC NETWORKのメンバーにはすでに共有しておりますが、

デトロイトパーカー(黒)のオーダー受注を開始しました。

基本的に今回のデトロイトはダークなイメージが強いので、黒一本で行こうと思っていますがもしこの色のボディにして欲しいなどあればBASEオーダーの際に一言 or 青木のinstagram(@bluegrk)に連絡を頂ければできる範囲で対応します。

たまにInstagramを見ていただいてる方は、「あれ、この色もあったんだ」とか「あれ、TシャツなのにロンTもあるんだ」などと思っていた方もいたかもしれません。

そうなんです、色の変更やボディの変更などもWTC Inc.で対応できる範囲でよく知っているお友達であれば対応するようにしていたんです。

これも1つ理由があって、「ブランド」と「メーカー」の違いとでも言いましょうか

かつてのデニム・アウトドアブランドや会社の創成期というのは、必ずと言っていいほどイレギュラーが存在します。Levisで言えば、紙パッチがなく、赤タブもない場合、ビッグEと66前期を見分ける方法として、赤耳の後ろをめくるとステッチがありますが、これまでの定説ではそこが左右ともにシングルステッチが『ビッグE』、片方がチェーンステッチの場合は『66前期』と言われていました。

しかし、実際に僕が追っている古着屋さんでは、66前期初期タイプ(内タグ無くスレーキにスタンプ)の赤耳をめくるとまさかの両方ともシングルステッチだった、みたいなことも確認されてるんですね。(もしも、紙パッチも赤タブも無い場合、間違いなく『ビッグE』として扱われると思います。)

このようなスペシャルイレギュラーは他のブランドでもたくさんあって。

これは製品の製造ラインや規格の変更があった際にディティールがライン中で混在している訳ですが、それが逆に価値をもったりしている訳です。

アウトドアでおなじみのSIELLA DESIGNなんかも、70sタグなのに60sのZIPがついていてポケットのマチが〜みたいなことありました。


というように、創成期には必ずイレギュラーが混じるはずなのです。

WTC Inc.ではそれを意図的に作り出して(皆さんにご協力いただいて)、

こんなパターンもあるんだ!を展開しています。

恐らくこのnoteを読んで頂いてるアナタも、今年の冬のWTC Inc.は何をピックしようかなって悩んでる人いらっしゃると思いますので、僕が提案している4カラーとは別でリクエストあればどんどんおっしゃってください。

とは言え、ベーシックな色はすでに展開しているんですけどね。

おさらいすると、

・シカゴスエット → ネイビー・黒・薄ネイビー・マルーン(赤茶)

・デトロイトパーカ → 黒

です。


ちなみに、note初出しですが、先日台湾出身のマディに協力していただいてめちゃくちゃいい感じの撮影させてもらいました。

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(写真はシカゴスエット、マルーンXL)


深夜までかかった研究を終えて帰宅途中の女性社員。

風が身体に刺さるようなシカゴの晩秋です。

そんな子がいたとか、いなかったとか。



次号はパーカーのイメージを共有できればいいなと思ってます。

谢谢你、madee (instagram @madeemelon)



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