現状維持するための進化
みなさん、こんにちは。
仕事でも、プライベートでも、現状維持をしようとする人がいます。今のままがいいと言う人がいます。
しかし、今のままでいようとすると、進化が求めらます。
このことに気づいていない人がたくさんいて、結構、やっかいです。
例えば、貯金です。今、銀行にお金を預けていても、ゼロ金利のため、利子がつくことはありません。
しかし、世の中の物価は少しずつですが、上がっていきます。僕が子どもの頃には、250mlの缶ジュースは、自動販売機で100円で買えていました。しかし、今は、100円では買えません。120円くらいは必要です。
また、人件費についても、2000年代初頭では、全国平均660円くらいだったものが、今では900円代となっています。
このように物価が上がっていくと、手元の1000円の価値は下がります。手元の1000円では、将来、今と同じ1000円のものは買えないのです。
お金の話でなくても、例えば、いまだにスマホを上手く使えないという方がいます。ガラケーの方が便利なのだと言います。
しかし、今の世の中のサービスの多くは、スマホを持っていて、ある程度使えることが前提となっています。つまり、スマホを使えないと、受けられないサービスがたくさんあるし、割引等も受けられないことになるのです。
つまり、ガラケーのときに受けられていたサービスが、今ではもう、受けられないことになっているのです。
これって、現状維持ができていますか?
できていませんよね?
このことを、きちんと受け止めないといけません。世の中は、どんどん変わっていきます。科学が進歩し、今日なかった、新たな、そして、革新的なサービスが明日には生まれ、世の中の常識が、変わってしまうことが、次々に起きているのです。
つまり、現状維持でいようとして、何もしないのは、退化しているのと同じで、現状と同じ程度のサービスを受けるために、自分が進化する必要があるのです。
これは、仕事においても、同様で、昔は、手書きで書いていた書類も、今やパソコンやスマホなどで作成することが当たり前です。紙に印刷して、判子を押してい書類も、データ保存や、電子決裁に変化してきています。
行政の政策についても、どんどん変わっています。行政が、利益を追求したり、稼ぐことを考えることは、昔はありませんでした。しかし、今は、行政の生き残りをかけて、如何に稼げるかは、必要な能力となっています
ふるさと納税は、いい例だと思います。泉佐野市は、ルールに則って、稼ぎまくった結果、妬みを買い、訴えられるということになってしまいました。結局、泉佐野市の逆転勝訴となりましたが、これは、当然の結果だと思います。
ルールを作る方に、それだけのことを考える力がなかっただけの話です。
このように、仕事においても、現状と同じような状態でいるためには、少しずつでも進化する必要があるのです。少なくとも、世の中の変化のスピードと同様のスピードで進化しないと、取り残されてしますのです。
このことを肝に銘じて、日々、進化していきましょう。
それでは、また。
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