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子どもの邪魔をしない

みなさん、こんにちは。

子どもがやりたいことを、邪魔をせず、環境を整えてあげる。そうすることで、子どもは自ら成長していく。このようなことが育児書に書いてありますが、その一つの例として、今回、noteを書いてみます。

小学生の4年生のころだったと思いますが、友だち数人と、学校に泊まってみたいね、という話をしていました。クラスのみんなに話しても、いいねー、という反応でした。

そう思った瞬間に、担任の先生に、夏休みに学校で、泊まりで、キャンプをしよう、と提案していました。すると先生に、

お父さん、お母さんたちが、許可してくれないと無理だよ

と言われました。普通ならここで、この話は、終わってしまいそうですが、僕らは、すぐに保護者宛の手紙を作りました。

僕らは、学校でお泊りキャンプがしたいです。そのためには、保護者の協力と許可が必要です。同意してください。

このような内容の手紙を、クラス全員に配り、親から、許可を取ってきてもらい、それを先生に渡し、

先生、親からの許可は取ってきました。学校キャンプをしましょう。

と、再度、提案しました。親からの許可を取ってきたことに驚いていた先生は、学校キャンプをやることを約束してくれました。

親子で、家庭科室で、夕飯のカレーを作り、その間に、お父さんや、男子で校庭でキャンプファイヤーの準備をしました。

準備ができたら、みんなでカレーを食べ、片付けが終わったら、校庭にでて、キャンプファイヤーの火を囲み、歌ったり、踊ったりしました。

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キャンプファイヤーが終わると、親たちは自宅に帰り、先生と、子どもたちは、体育館にむかいます。

寝るのは、体育館ゴザを敷いて、雑魚寝です。寝る前に、希望者だけで、怖い話をすることになり、体育館のステージ上に集まり、暗幕を閉め、照明を消し、真っ暗にします。それから、先生が、ゆっくりと怖い話を始めるのですが、めちゃくちゃ怖かったのを覚えています。

この経験は、僕のなかで、すごく大きな成功体験で、こうしたい、と思ったことを、実行するために、クラスメイトから、親、先生を巻き込み、実行する、という一連の流れを経験した、とても貴重な出来事でした。

そして、この学校キャンプは、親や先生ではなく、僕ら、子ども主導で、企画実行したということが、一番の収穫でした。

その後、僕は、児童会や、生徒会に入り、自分で学校生活を楽しくするため、さまざまな活動をしていくのですが、その原体験は、もしかしたら、この学校キャンプにあったのかもしれない、と思っています。

このように、子どもがやりたいと思ったことを、実現できる環境を整えてくれて、温かく、見守り、そして、協力してくれた、親や、先生には感謝しかありません。

僕も、娘に対し、このような子育てができたらいいなぁ、と思います。

それでは、また。





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