見出し画像

自ら「勉強」するということ

みなさん、こんにちは。

僕には、20歳になる息子がいるのですが、現在、大学でプログラミングの勉強をしています。

高校時代に、「将来はゲーム会社に就職し、ゲーム作りをしたいから、プログラミングを勉強する」と言って、大学へ進学しました。

1年目は、友達もある程度でき、楽しそうに学校に通っていた様子で、時々、学校でやったプログラムの様子などをLINEで送ってくれたりしていました。


しかし、2年生になると、新型コロナウイルスの影響もあり、学校は完全リモート授業。友達とも会えなくなり、疎遠に。大学生という立場に慣れたこともあり、きちんと授業に出席していなかったりして、前期は散々な結果になりました。

夏休みには、大学生であるにも関わらず、先生を交えての三者面談が行われるという、大変、残念な経験をしました。


そんな、息子は、大学に入った頃から、プログラミングだけでなく、動画編集&作成にも興味を持っていました。

学校指定のPCを使って、短い動画を作り、TikTokにアップしたりしていました。

昨年の夏に、残念な三社面談後、動画編集&作成はどうしているのか聞きました。すると、

「自分がやりたいことをしようとすると、PCの性能が追いつかず、動画が作れない。だから、お金を貯めて性能のいいPCを買ってからバリバリやる」

と言っていました。

実際、最近になってPCを買ったらしく、先日、無報酬ではあるものの、他人から依頼を受けて、動画編集の仕事を請け負ったと、報告が来ました。

それから、数日して、昨日、依頼を受けた動画が完成したとLINEが送られてきて、そこには、YouTubeのURLが貼ってありました。

完成した動画をみてみると、動画素人の僕には、全く違和感なく観ることができたため、そのことを息子に感想として伝えました。

息子からは、具体的にどういう作業を行ったのかの解説のLINEが送られてきて、僕は嬉しくなっていました。

何度かLINEのやりとりをしていると、

「3Dモデルを使って動画を作りたいから勉強中」
「Photoshopの使い方がよくわからないから、それも勉強中」
「サムネイル作成が上手くならないと」

という、とても前向きなLINEを送ってきました。


これまで、息子は、学校の勉強はそこそこやれていましたが、自分から積極的にやっていたわけではありませんでした。

大学に入ってからも、いまいちエンジンがかかっていないなぁ、という印象を受けていました。

しかし、やっと、やりたいことをやっているという実感があるようで、自ら、「勉強」をしようとしていることが伝わってきて、親としてはとても嬉しく感じました。


そんな息子に、人生の先輩として、次のアドバイスを送りました。

「やりたいことを実現しよウと勉強してるとか最高やね。勉強しながら、こうやって実践もやれれば1番良いね。サムネイルにしても、3Dにしても、『本当に良いもの』をたくさん観て、何が良いと思う要因なのかを分析して、自分のものにしないとね」


僕は、動画については素人ですが、ジャンルが何であれ、まずは、『本物』をしっかり見極められる『目』を持つこと。そして、本物をまねすることで、自分の技術とセンスを磨き、自分なりの表現ができるようになる、というプロセスは、変わらないと思うので、上記のような言葉を投げかけました。


僕も、息子に負けないように、明日から新しい環境で、しっかりと『勉強』しようと思います。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?