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どうして、当たり前に家事・育児をするようになったのか

みなさん、こんにちは。

僕は、家庭において、家事も育児もします。それも積極的にします。

正確に言うと、積極的にするのではなく、当たり前にします。

実は、これには、明確な原因があります。原因は、幼いときに見た父の姿なのです。


僕の父は、家事を、ほとんどしません。

僕がまだ幼稚園くらいのときでしょうか、母がインフルエンザか何かで、高熱を出し、寝込んだことがありました。その日の夜、仕事から帰ってきた父は、寝込んでいる母に向かって、

「夕飯は?」

と尋ねたのです。

僕は、幼心に、この出来事がショックでした。母は具合を悪くして寝込んでいるのだから、夕飯のことなどは聞かずに、自分が作れないのなら、お弁当を買いにいくとか、出前をとるとか、食事をとる方法は、いくらでもあると思うのです。

それにも関わらず、

「夕飯は?」

と尋ねる父を見て、僕は将来、このような大人にはならない、と決めました。

一つ、言っておくと、僕は父が嫌いなわけではありません。尊敬しているし、育ててもらった恩も感じています。

そういうこととは別に、僕は父を見て、自分が大人になるときは、自分のことはもちろん、家のことも一通りは自分でできるようになっておこうと思っていました。


そして、大人になった僕が、結婚した相手(既に離婚してますが・・・)は、家事をほとんどしない人でした。出来ないのではなく、やらないのです。

このことに、最初は、イライラしていましたが、家事をするように言っても全然聞く耳を持たないため、イライラするだけ無駄だと思い、相手に期待することをやめました。

一人暮らしであれば、どうせ、家事は全て自分でやらないといけないのです。結婚しているからと言って、分担しないといけないルールはありません。やらない人に、勝手に期待して、イライラするのは、体力と気力の無駄使いです。

当時、子どももいましたが、シングルファーザーであれば、子どものことを、一人で面倒みるのも当たり前です。

そのような考え方でいれば、相手が何かしてくれれば、ラッキーな気持ちになれます。


このようにして、僕は、幼い頃は、家事が出来ない父を見て、反面教師にし、大人になってからは、家事も育児もろくにやらない元妻を見て、自分のことは自分でやるのが当たり前だなぁ、と悟りを開き、結果として、家事も育児も、当たり前にやる人間になりました。

今は、再婚して、妻が家事も育児も、多分にやってくれるため、人生の中で、1番、家事・育児にさく時間が少ないかもしれません。

それでも、僕にできることは、当たり前にやります。

今後、妻が体調崩したときは、何も気にせず、ゆっくり休んでもらえるような、そして、飲み会や旅行などで家を空けたいときにも、何も気にせず、楽しい時間を過ごせてもらえるように、家事や育児をしていきたいと思います。

それでは、また。

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