新曲・ひとりにしないで…⑥
で、今回のリメイク作、まだまだ難関が残っています。
オートメーションの書き込みです。
割とオケのオートメーションは楽なんですよね。予定外の音が出ないから。
大変なのはオーディオトラックのオートメーションです。
自分の場合、もう楽器は弾いていないので(曲を作る時にはもちろん弾くこともありますが)、オーディオトラックと言ってもボーカルだけですが。
ただ前にも触れた通り、ここの作業を丁寧にやるかやらないかで作品の仕上がりは全く違ったものになります。
ボーカルトラックの場合、必ずアタックノイズを含んでいます。というかノイズという呼び方も適当ではなくて、サ行の音やタ行の音、アタック音が無かったらア行の音になってしまいます。
アタック音があって初めてその音になっている訳です。
なので、ここをどこまで残すかが、綺麗な音に聴こえるかどうかのポイントになる訳です。
基本的にはアタック音のアッタクの瞬間のオートメーション値を下げます。下げすぎると、サ行の音やタ行の音がア行の音になってしまいますし、下げ方が足りないと耳につくノイズになります。
凄く面倒なんですよ。この作業。
後のMIX時に、ボーカル小さいなあ、と感じてMIX上げると、ここも全て変更することになるんですよ。
当たり前の話ですが、オートメーションを書けば書くほどきつくなります。
もちろんオーディオトラック以外も自分の場合、フェードを掛ける時のために使っているので、それも調整しなければならないのですが、ボーカルの比ではないです。
ちょっと削りすぎたところもあるのですが、その点も考えて聴いていただけると嬉しいですね。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。