【大学受験】読書と現代文は違う 読書は受験勉強には効率が悪い

自称進学校(偏差値のわりに実績が乏しい)の高校生の時、担任の英語の先生に「現代文を伸ばす為に読書しなさい」と言われたことがある。読書することはいいことだと思います。宅浪時代から読書を趣味にしていますが、受験勉強としてはお勧めできません。

読書と現代文は違う

文を読むということは共通していますが、読書は情報をインプットし、実践することと内容を楽しみ、味わうことがメインです。受験の現代文は文章の内容を素早く理解し、解答根拠を探し、設問の答案を作る作業です。

現代文は読解ルール、着眼点を身につける方が読書するより効率いい

読解ルール、着眼点と言っても抽象的なので少し崩して言うと文章の読み方、重要なところに気づく力、解答根拠の見つけ方、形式別の設問の解答パターン、答案の作り方のことです。ルールに沿って、文書を読み、問題を解くことが出来れば、点数取れます。安定もします。

ルールを会得したら、定期的な演習

文書を読み、問題を解くことを一貫して、どの問題でもできるように問題演習をしましょう。毎日やる必要はありません。1週間に1題やればいいでしょう。多くても2題でいい。

読書はした方がいい

活字に触れることは大切です。読書の習慣がある人、読書が趣味の人は勉強の合間に読書しましょう。新しい発見があり、知識をつけることもできる。教養があると受験も有利になります。大学に入ってからも役に立ちます。本を読むのは何より楽しい。読書は受験に間接的に役に立ちます。

現代文の詳しい勉強法・参考書が知りたい方へ

超苦手な人におすすめな本

まとめ

自称進学校では先生の個人的な体験を指導に反映している場合もあります。この記事を見て、同じようなことを言われた人、同じ経験をした人が一人でも救われたらうれしいです。