【大学受験】英語長文の問題集紹介 特徴、レベルを解説
大学受験のおすすめ英語長文問題集を紹介していきたいと思う。自分のレベル、ニーズ、好みに合わせて選んでほしい。
「大学入試 肘井学の ゼロから英語長文が面白いほどわかる本」KADOKAWA
・入門書。初学者向け
・読み方の解説を重視。
・解法も解説
・300語レベル問題を8題、500語レベル問題を8題
従来の問題集は「何段落の何行目と合致」という役に立たない解説の問題集ばかりであったが、読解ルールが書かれているので、他の長文問題に応用しやすい。
肘井学著のシリーズ
「得点力を高める 標準問題 特訓リーディング」旺文社
・March、関関同立、南山レベル
・構文、論理のポイントがわかる。
・詳しい解説
・英文1文1文に構造分析を明示
・30題掲載
「大学入試 関正生の英語長文 プラチナルール」KADOKAWA
・読解法、記述、解法も解説
・学習前のレベルはMarch、地方国公立レベル必要
・最難関大レベルまで到達
・独特なレイアウト
・ルール化されている。
・問題数は少なめ。
・全文構造解析されている。
・構造解析と和訳が分かれていて使いづらい。
「システム英語長文頻出問題」駿台文庫
・大学入試でのべ170回以上出題されている頻出英語長文
・問題は基礎から最難関まで難易度別に配列
・1～4まである
・39題
・全文構造解析されている。
・単語・文法についても段落ごとに詳細な説明
・多様な問題形式
・システム英単語とリンク
「竹岡の英語塾難関大入試英語長文特別講義」旺文社
・解答プロセスを段階的に示している。
・設問解説を重視。
・要約、記述が多い。
・難関私立にも対応。
・河合記述で最低60は欲しい。
・16題
・背景知識になる英文
「英文読解の着眼点―言い換えと対比で解く」駿台文庫
・標準~上級レベルの国公立大学2次試験の読解総合問題を解く力の養成と完成が目的
・20題を収録。
・つながりを見抜いて解く問題に焦点を合わせている。
・一定の着眼点で問題を解く練習ができる
・英文見取り図を掲載。
「TopGrade 難関大突破 英語長文問題精選」学研
・最高難度の問題集
・東大、京大、東京外国語大、早慶上智対応。
・要約あり。
・解答、解説、文構造・構文の確認、全訳、英文の内容に沿ったコラムを掲載
・記号選択問題と論述問題がパートごとに分かれて用意されている
・生半可な気持ちで取り組むと挫折するだろう。
選び方
・他人に振り回されない。
・自分のレベル、ニーズ、好みに合わせて選ぶ。
・志望校のレベルではなく、現在の自分の学力に合わせる。
・複数サイト、動画を参考にする。
おまけ レアな高品質問題集3選 売ってないかも…
「長文読解アドバンテージ―入試頻出英語長文の良問21題で完成できる 」
長文問題集で一番いいと思っている。手に入ったらぜひやってほしい。
※アマゾンでは中古でしか売ってません。お茶の水の丸善に3年前くらいにありました。
「大学入試 横山雅彦の英語長文がロジカルに読める本 客観問題の解法編 」
「大学入試 横山雅彦の英語長文がロジカルに読める本 記述問題の解法編」
※私が受験生だったころは普通に売っていました。アマゾンでも中古でしか売ってません。
まとめ
英語長文の学習は量と質どちらも大事だと考えています。私は英語長文の学習は塾予備校の授業をベースにやるのが一番効率いいと思っています。独学では量に偏りがちになってしまうので、解法の解説だけでなく、読みの過程の解説も充実している問題集を選びました。学習の進め方やおすすめしない問題集の記事もあげたいと思っていますので、お待ちください。