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手紙・お母さんお父さんへ

なんであなた達が私の親なのでしょうか。
なんであなた達は子どもをつくったの?
生まれてこなければよかったと私は思う。
どうしてあなた達は家族をつくったの?
私はひたすらに怯えていた毎日を送っていました。
怒るタイミングのわからない父。
わからないというのは、とても恐怖で。
私には甘いということがわかってからは、私が全能感と敗北感を受け持つようになった。
そのしんどさ、わかりますか。
お母さん。
お母さんにはお母さんの言い分があるんだと思う。
でもね。
私はあなたのモノではないの。
どう扱ってもいい、壊れないおもちゃではないの。
あなたの夫でもないし、お母さんでもない。
カウンセラーでもない。
私だって、子どもとして育ちたかった。
ヨシヨシされたかった。
暖かく抱き締めてほしかった。
泣くことも、怒ることも禁止してたよね。
逆に親父には怒るように強要してたよね(圧で。言われてないから、私の勝手な勘違いかな?)
お母さんを守ってということは、親父を怒るということでしょ?
あのとき頭の中がチリチリしてました。
無理してました。
今でも上手く泣けません。
怒る感情が湧いてきません。
あなた達がそうしたんです。
こんな人間にしたんです。
あなた達にさえ、怒りも、嫌いも、逆に愛しいや好きでさえ湧いてきません。
ただ、もう会いたくないです。
声を聞きたくないです。
メッセージを読みたくないです。
お願いですから、私と縁を切ってください。

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