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【双極性感情障害】と診断名が付いた

*私の異常な行動について書いてあります。
嫌悪感を抱きそうな方は、ご注意ください。
また、常軌を逸した言動をしたことについて、現在は深く反省していることを、先に断っておきます。







今週、【双極性感情障害】の診断名が付いた。
先生に促されて、自立支援を申請することにした。

診断名を言われて検索したとき、私自身が躁状態を認識できなかったので、その自覚がなく、
《え、そんなことないよ、、、
もしかして、先生のご配慮?》
とか妄想していた。
(あとあとちゃんと認識する。
周りの人から大変さを教えてもらったときに、自分では絶好調だと思っていたから実感は伴わないけれど、ヤバい状態だったんだなと思った。
そのときに、
《私自身の認識はなくても、伝え方が下手でも、先生はちゃんと診てくれているのだな》と
プロなので当たり前のことかもしれないが、それが安心と信じていいのかもという、言葉だけではなく、心の底から思えた。)

思い返せば、ここ数週間、気分の波が異常だった。
異常なハイテンションになった。調子が良かった。嫌なことも思い出すことなく、絶好調だった。
1日ハイテンションかと思えば、翌日はうつ状態で、嫌なことばかり思い出し、考えて、床とお友だちになっていた。重力をすごく感じていた。地球に帰ってきた宇宙飛行士ってこんな感じなのかな、とか考えていた。覚えていないくらい、とりとめもなくグルグルと考えていた。考えられないときは、寝ていた。

ここに書かなきゃと思っていたけれど、書けなかった。
ハイテンションのときは、嫌なことを思い出さず、いいことも思い出さず、文章も浮かばず、ただ漠然と私は幸せだと感じていて、ここに書かなかった。
逆に、うつ状態のときは頭が回らなくて、文章がなにも浮かばず、起き上がれもせず、書くことができなかった。

そして、どちらも《死ななければ!(義務)》と思うが、動けるのはハイテンションの方で、衝動を抑えるのに必死だった。

手首を掻っ切りたい衝動にときどき襲われた。もちろんパフォーマンスにはしたくないから、誰にも言わない(主治医には言ってある)。
主治医には、
『自傷行為し始めたら、入院設備のある精神科に紹介状書くことになるからね。家庭環境や症状をゼロからお話ししなきゃいけないから、今の状態だと大変だと思うよ。入院も視野にいれると思うから、でも入院したからといって必ず治る訳じゃないからね。そこら辺を考えて、思いとどまってね。』と言われた。
入院という単語にビビった。
そこまでなの?!という感想だった。
そして先生と【自傷行為はしない】という約束をした。
衝動を抑える方法はないと言われ、行動を変えるしかないとアドバイスをもらった。
それからは、衝動がきたときには、手首を掻きむしるようにしている。傷がつかない程度に。約束を守るように。

異常にハイテンションの日は、早朝4時からご飯を食べたり、5時からフレンチトーストを作ったり、そうじをして、歌を歌って、ホントにうさぎのようにピョンピョン飛び跳ねて、動物園のクマのように部屋をウロウロしていた。1日で米3合を消費していた。
いつもそんなことしない。基本朝食は牛乳のみだし、隣人に騒音が聞こえないようにビクビクしている。1週間5合で過ごしていた。
そして、なんといっても異常なのが、すごく通話をしていた。
スカイプのアカウントを作り、スカイプちゃんねる掲示板に募集の書き込みをして、見ず知らずの人から電話が掛かってきては、通話をする。数十人と。相手の仕事終わりから就寝までの1日6時間ほど。

さらに、いつもは卑屈で自己肯定感の低い私が、このときはつよつようさぎの女王さまになっていた。
いつもどのくらい卑屈かというと、
ネット上の人(テキストチャットやマッチングアプリ)に、1日とかの短期間で
『LINE(またはDiscord)教えて』と言われたとしても、
《こんな私なんかとお話ししたいのか。ありがたいな。》と思って、ホイホイ教えていた。その後全員連絡なしだったのも、《やっぱり私なんか連絡したいと思える人じゃないんだな》と落ち込んでいた。
それから、例えば、
『うさぎさんて、おもしろいですね!話しやすいですね!』と言われたなら(おもしろくないのが通常運転なので、基本言われないが)、
「それはあなたと話してるからですよ。あなたのコミュ力のおかげです。」という風なコメントをしていた。
しかし、つよつようさぎは、そう言われれば、
「当たり前でしょ!言われなくても知ってるし!
あなたなんかが私と話しできることに、ありがたいと思え!
ガワボで優しくて性格よくて、こんなおもしろくて、話しやすいヤツなかなかいないからな!
大切にしてけ!」
(*実例です)
ほかにも、
『俺、誰とでも話せるから、うさぎちゃんとも話せると思うんだよね。だから、LINE交換しよ?』と言われれば、
「誰とでもはお断りです。
うさぎだけを見てくれる人がいいんです。
誰とでも話せるって言うなら、ほかの人に行けばいいじゃないですか。」
(*うさぎと同一人物です)
とすごい剣幕で言っていたらしい。いろんな人に。スカイプだけではなく、それまでうさぎと仲良くしてくれていた人にも言っていた。
別人の様だったらしい。
二重人格を本気で心配された。
落ち着いた頃に教えてもらった。

工口イプと言われるくらいだから、それ目的の人もいた。
経験が少ないことをバカにする人もいた。
そのときは気づけず、翌朝つよつようさぎ女王さまのスイッチが入って、わざわざ
「何様ですか?うざ。」とメッセージを送って、通報されている。
へにゃんとなってから、
《そんなことせずに、無言でブロックすればいいものを。私こそ何様なんだろ。》と思った。

通報されすぎたのか、スカイプから強制ログアウトされ、同時にへにゃんとなったので、アカウントは消した。
へにゃんとなったときに、つよつようさぎ女王さま自身と、その女王さまと繋がっていた人物が気持ち悪くなり(自分勝手でスミマセン)、全て関係を切った。
それ以降、通話はしていない。

つよつようさぎ女王さまは、自分が偉大な人間だと思っていて、自己肯定感がとても高く、常に正しいという前提のもと動いている。
通話が楽しくなければ、数分で無言でブロック切断して、次の相手を探していた。
『工口イプの誘いに乗らないなら、関係切るよ?なんでも話せる貴重な俺と、切れてもいいの?』と言われたなら、
「そっちこそ、私と切れていいの?」と言い、誘いに乗らないからとブロックされたとしても、《せっかく私が繋がってあげていたのに、もったいないことするなぁ》と思っていた。
私はマリオのスター状態だった。

そのあと、スター状態が終わると、へにゃんとなり、マリオと違って、そのときに負った傷を全て受け取る。
後悔する。
二重人格ではないから、記憶がある。
(ただ、そこまでヤバかったという自覚がないだけで、、、(へにゃんとなっている時期に、友人から教えてもらって、ヤバさを、実感は伴わないが、認識した))
記憶がグルグルまわる。
否定された。
バカにされた。
見下された。
酷い言葉を言ってしまった。
相手のことを考えていない言動をしてしまった。
それこそ、スカイプから強制ログアウトされるくらいの通報されるほどのことをしてしまっていたらしい。

寝てるしかできないから、しかも眠れないから、ずっとグルグルしている。
結論、やっぱり私は迷惑かけるし、生きてるのも後悔ばかりだし、しんどいし、死ぬべきだ(義務)に辿り着く。
でもへにゃんとなっているので、動けない。
それが言い訳みたいで、甘えているみたいで、悲しくて、布団の中で泣いていた。

それでも、そこで得たものがある。
《私なんか》と卑屈になって自分を下げると見下され、《おまえなんか》と相手を見下してもそれについてくる人がいて、見下されないこと。
でも、へにゃんとした私は、女王さまタイプが嫌いで、女王さまタイプに付いてくる人も嫌いだということ。
女王さまと繋がった人は、へにゃんとしたうさぎになると、否定してくること。
へにゃんとした私のときに仲良くなってくれた人は、つよつようさぎが出てきても対応してくれて、心配してくれてて、落ち着いてから教えてくれるということ。

気分が上がってくると、薬だけに頼らず、認知行動療法というものをやってみようと、ネットでファイルを拾ってやってみた(独断で、主治医からの指示はない)。
ワーク1で躓いた。
『知っている感情の単語を20こ書いてみましょう』
時間無制限なのに、10こしか書けなかった。
《そりゃ、10こで感情を描こうなんて、無理なことだよな》と思った。
だから、感情を伴う単語を増やすために、本を読むことにした。
でも、またへにゃんとなってしまい、中断した。

そして昨日、早朝5時に起きて、6時から急に【星の王子さま】の音読をはじめた。
音読なんて学生以来だから、もう10年ぶりくらいだ。
冒頭の「レオンウォルトに」からボロボロ泣いていた。
《おかしい。ヤバい》と思っているのに止まらない。体力がなくなるまで、声が枯れるまで続いた。
そして声が出せるようになると、昨夜も今朝も宮沢賢治を朗読していた。
やっぱり声が枯れるまでしていた。止まらなかった。
それでもソワソワはなくならない。
そして、今これを書いている。

またへにゃんとなったら、後悔するんだろうなと思ってはいるけれど、つよつようさぎはこれを残しておく。

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