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ワニ君が教えてくれたオタクの"めんどくささ"

こんにちは。しげです。

昨日、ワニくんが 死んじゃいましたね。

悲しいです。昨日、僕は19時に作者であるきくちゆうきさんのツイッターに張り付いて、まだかまだかと100日目を待っていました。

しかし、いつもはちゃんと19時ぴったりに更新される『100日後に死ぬワニ』でしたが、100日目はなかなか更新されませんでした。

その時、僕はふと「99日目がラストで100日目は来ないんじゃないか」という考えが浮かびました。

ツイッターで検索してみても僕と同じような人ばかり溢れており、大勢の人がパニックに陥っていました。その様子が"ワニワニパニック"と名付けられて、トレンド入りしていたのを見ると思わず笑ってしまいました(笑)

そして、一度は更新を諦めていましたが、約20分後に100日目が更新されていました。

「おぉ〜 99日目で終わりとかいうオチなんかじゃなくて、ちゃんと100日目にワニを死なせるなんて凄い!!!」「桜吹雪の中で、死んでいくなんて、日本人っぽくて美しい死に様だなぁ〜」「これでワニくんを楽しみに待っていた日常も終わってしまうのかぁ〜」「何はともあれ、きくちさん100日連続投稿凄い!お疲れ様!」

などと思っているうちに、あるツイートが目に入ってきました。それは……?

https://twitter.com/100waniofficial/status/1240967833896374274?s=21

ワニくんの追悼イベントやそれに合わせたグッズ展開、書籍化や映画化(書籍化自体は99日目に発表されてましたね)などが行われるという内容でした。

このツイートを見た瞬間。僕は「これは色々と荒れそうだなぁ〜」と思いました。

そして、次の日。案の定、色んなところでワニ君は炎上していました。

炎上の理由としては……

・死んだ直後にグッズの宣伝とか商業的すぎる!
・この一連の流れ(ワニ君のバズりから追悼イベント,書籍化映画化,グッズ展開)に電通が関わっている!(後に作者といきものがかり水野さんによって否定されています)
・僕らが追っていたものは作られたものだった!

こんな感じです。

わーお

何をそこまで怒る必要があるだ……。
正直、びっくりしました。しかし、これがインターネットというものです。今まで「ワニ君、ワニ君」言っていた人たちが急に「商業主義とか萎える。感動を返して!」と騒ぎ始めるのです。

そんな人たちにはこう言ってあげましょう……

ばーーーか

こうやって非難する人たちはどうせ本もグッズも買わないですし、何をしようが批判をしてきます。無視を決め込むのが1番です。

しかし、ここまで大きく炎上したのは商業主義とかよりもタイミングの問題なのかと思いました。100日目が公開された直後に発表してしまったので、ここまで燃え広がってしまったのです。

では、どうすればここまで大きくならなかったのか。

僕なりに考えてみました。

それは"クラウドファンディング"です。

ワニ君公式サイドからグッズなどを販売するのではなく、ファンサイドからお金を渡してグッズを作ってもらうという構図にすればここまでの大炎上にはならなかったのではないかと思いました。

一方通行の愛では無く、相互関係の愛です。

ワニ君の日常を100日ずっと追ってきた人たちはそれだけ愛が深いのです。ワニ君はわしが育てたという感情を誰しもみんな、持っているのです。

自分が好きな作品に関わりたい。だけど、この感動が作られたもので、自分が置いてけぼりになっているから、怒りをぶつけたくなったのではなったのではないでしょうか。

めんどくさいですね。(笑)結局のところ、オタクっていう人種はそういう生態なんですよ。
僕自身もオタクなので分かります(笑)

でも、その感情を上手く動かせば、自然とお金は集まりクラウドファンディングは成功。お金を出したくない人たちは出さないで終わり、文句を言う人も少なっていたんじゃないかなーと思いました。

今さら何を言っても意味はありませんが、そんなことを101日目の今日思っていました。

皆さん、つまらないことで怒っている暇があれば、ワニ君から学んだ1日1日の生きる大切さを大事に生きていきましょう。

(△ 自分で書いたワニ君)

おしまい。

#100日後に死ぬワニ #ワニ君 #101日目 #きくちゆうき








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