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0153 来年の手帳

来年の手帳が売り出されていて、年末が視界に入ってきた気分である。

仕事が年度管理されているので、仕事としては4月はじまりを使いたい。
だが、1月はじまり手帳を使って、趣味などのログを作ってみたいとも思う。

1月はじまりは、年の初めから使うので、何かとても新しいことをしている気分になる。自分がリセットされて、やる気が出てくる。
読書や小説を書くことを生活の軸に据えて、自炊をしたり、相方氏と出かけたりすることもする。
ここ数年は、自己啓発を「しなければならない」という強迫観念に駆られて、英語を頑張っていた。
しかしどうにも話せるようにならないし、今の仕事をずっと続けるのなら、英語は使わない。今、少し必要になっているのだが、私にはGoogle先生がついている。

あれ?
ワタシハナンノタメニエイゴヲシテイタノダ。
(相方氏の友人対策であれば、ちっとも話せるようになっていない)

だったら、まぁアプリで隙間時間にやる程度に英語はやめてしまって、趣味に特化した手帳なり、ノートなりを買って、日々の気づきをメモし、創作している方が幸せなのではないか……
などと、抑うつ症になって、3か月休んでなおも気づかなかったことを、復職ししんどくなる中で考えついたのだった。

二度と休んでなるものかという決意と、もうやだ休みたい、というか転職したい(でも書類で落ちるというループ)という乱高下の中、着地点は「楽しかった若い頃」に熱中していたことかなと、ここのところ思っている。

仕事は仕事。
これはちょっと階級を下げさせていただいて、時間的余裕と組織からの気持ちの自由を手に入れて。
数年間かけてできなくなってしまった創作の筋力を元に戻すべく、トレーニングなんかしてたりして、人生を謳歌したいのだ。

復職して2か月ちょっと、よろよろしている時にたどり着きつつある境地である。


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