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自分と向き合うための方法~ジャーナリング~

自分と向き合うために「書くこと」を使った方法には、いくつか種類があり、その中の一つ「ジャーナリング」についてご紹介します。

ジャーナリングとは

ジャーナリングとは、頭に浮かんだこと、自分で思ったことをノートに書き出していくワークです。
テーマを決めて、そのテーマに合わせて頭に浮かんだこと、思ったことを書き連ねていきます。
ノートに書き出すことで、自分や物事を客観視することができ、そこから新たな気づきや、新たな発見が得られます。

Googleで実施されているリーダーシップや集中力を高めるためのマインドフルネスプログラムの中にも取り入れられており、書く瞑想と言われています。

また別の記事でご紹介したモーニングページもジャーナリングの一つと言われています。

ジャーナリングのやり方

  1. 手帳やノートを用意する
    毎日続けるために、お気に入りのノートを準備するのもおすすめです。
    私はロルバーンノートを使っています。いろんな表紙があり、次はどのノートを使ってみようと考えるのも楽しくなってきますし、中身もクリーム色の方眼用紙がとてもやさしい気持ちにしてくれます。

  2. 時間を決める
    毎日、あるいは週に数回、ジャーナリングをする時間を決めます。

  3. テーマを決める
    気になっている事や整理したいことを踏まえてテーマを決めます。
    テーマが思い浮かばない場合は、頭の中を吐き出すことをテーマにしてみてはいかがでしょうか。

  4. 10~15分程度を目安に書き続ける。
    テーマに沿って自分が思ったこと、頭に浮かんだことをありのままに書いていきます。
    ひたすら書き出しますので、文書の形式は考える必要もなく、文法も気にする必要もありません。
    もちろん、字をきれいに書くとかも気にする必要はありません。

  5. 振り返る
    書いた内容を振り返り、自分自身を客観的に見つめます。
    1回書いた内容を振り返るもよし、数日同じテーマで書いていたならば、複数日の内容をみて客観的に見つめてみるもよし。
    自分なりの気づきが得られる方法で振り返りをし、客観視してみます。 
    書いてある内容の繰り返しのキーワード、共通の内容、意外な内容など、気になることが何かしらあるはずです。

  6. この後のアクションプランを立てる
    元々のテーマと振り返りの結果から得られた気づきを踏まえて、次に何をすべきかを考え、アクションプランを立てます。

  7. 継続する
    定期的にジャーナリングを行い、自分自身を見つめ直す習慣を身につけます。

ジャーナリングの効果

  • 自分への理解が深まる
    今感じている自分の感情がネガティブな感情なのか、ポジティブな感情なのか、その感情に至った行為はどういったことなのか。
    テーマに沿って書き出した内容から、自分がどのようにそのテーマを捉えていたのか、客観視してみてさらにどう捉えるのかなど。
    書いた内容から自分自身を深く掘り下げていくことで 自分への理解が深まっていきます。

  • 自分を客観視できる
    書いた後振り返ることで、自分がどんなことを気にしているのかを外在化し客観視することができます。
    自分の内面を客観視できるようになると、第3者のように自分を捉え、書いてある問題を冷静に見て考えることができ、次の行動がとりやすくなります。

  • 行動できるようになる
    自分への理解が深まり、そして自分を客観視できるということは、意識を掘り下げていく視点と、高見から眺めていく視点の両方から、自分を見ていくことに繋がります。
    最終的には、今ある自分自身全体を見つめ、受け入れていくことに繋がり、そして新たな行動に進むことになります。

  • 不安やストレスを減らす
    不安な感情があるとき、ストレスを抱えているとき、その内容をテーマにありのままに心に浮かんだことを書きだし、ありのままの状態を受容することで、次第にネガティブ感情の緩和や軽減につながっていきます。

ジャーナリングとモーニングページの使い分け

私自身、ジャーナリングもモーニングページも継続して実施したりしなかったりの繰り返しでここまで来ています。
継続的にモヤモヤが始まってしまったときは少し頑張って早起きし、モーニングページを始めていきます。
でも、早起きができないときもあるんですよね。
そんな時は日常の隙間時間を使って、モヤモヤしているテーマを題材にジャーナリングします。

習慣化して絶対毎日続けないと!というよりは、
モヤモヤしてきたぞ?この原因は何だろう?
頭の整理がつかず、整理したい!
心と脳の集中デトックスの感覚で、この二つのワークを活用しています。

何事も無理なく、そして役立つようにやっていきたいですね。

今日もありがとうございました。

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