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スピードとナイフ

gooooooooodest beautifuling shining morning !!!

最近きっと自律神経とかホルモンとか揺れに揺れていて、眠いし、眠れないし、お腹空くし、気持ち悪いし、ボーッとするし、鬱々するし、焦るし、イライラするし、大笑いするし、悔しかったり、嬉しかったり、悲しかったり、感動したりで涙腺もゆるゆるです


この前、地元で神楽を見る機会があり、楽しみにしていたのですが、少し時間に間に合わなそうで、だんだん面倒くさい気持ちにもなったのですが、行ったら絶対来て良かったって思える確信もあるからなあって、挫けそうな心をなだめながら、動いてしまえば良いのだ、と、とにかく会場へ


開演時間から9分ほど経っていて、多分挨拶とかもあったのでしょうが、一番目の演目は始まっていましたが、前の端っこの素晴らしい席で観られて幸運でした

舞台には玄人さんの男性と、10代の子が2人、民謡しかり、伝統芸能が若い世代に受け継がれているのは大変喜ばしいことです

少しおぼつかない感じもありましたが、両者表情には真剣さがあり、丁寧に、集中して、舞っている姿と、和太鼓や笛やカネの音色や、合いの手が入り、いよいよ気が高まって来る感じとか

いつもは、喜びとか嬉しい気持ちが溢れるのですが、先日はほっこりしていたら、どんどん目がウルウルしてきて、涙まで出て来ました

「なんじゃこりゃあ」って自分でも戸惑いました

神楽は神様を降臨させる踊りだと思うので、有難い気持ちとか、浄化された感じとか、ついでに若い演者達を親心で観て感動したのかもしれないのですが、なんとも不思議な感覚でした

隣近所の人に号泣しているのを見られたら恥ずかしいなと、気持ちをごまかして、一旦涙も落ち着いたかと思ったのですが、次の演目でも、次の演目でも、涙が流れてきて、これはきっと浄化なんだと思ったのです


何年か前、クリスタルボウルのヒーリングで、何も考えずに、寝っ転がって音を聴くだけなのですが、涙が溢れて来るのと似ていました

クリスタルボウルも浄化の作用がすごいのです

音の神秘、人間も素粒子の集まりで、それらが振動したり、周りのものの振動を受け取ったりして、震わされていることが実感できます


普段吐き出せない気持ちやエネルギーが、頑なに出さないぞって意識的に決めていても、魔法のように、めでたいハーモニーに乗せられて、和らいで、勝手に外に出て来てしまう

まるで天の岩戸から天照大御神様が出て来た時のようです


この仕組みを知っていれば、自分で定期的に浄化とか、知らず知らずに溜め込んだもの、エネルギーを流せます

気が張っている状態が続くと、その緩め方が分からなくなります

そんな時、音や匂いやイメージや感触、視覚を閉じた方がダイレクトに脳みそまで刺激が行き、リラックスできるし、リフレッシュできるのだと思いました


とりわけ音楽は誰にも平等です

たとえ耳の聴こえない人にも

なぜなら音は形がないし、波動、だからです

目の見えない人が、音波を感じ取って、対象物との距離や、対象物の素材が分かったりするように

モノも人も波動を出していて、電波も、音楽も、周波数があって、心地良いものもあるし、ノイズもあります


意図的か、感度が衰えたからか、ひどいものが溢れている世の中で、家の中でさえ、音や臭いやモノの多さや汚れや、化学物質や電磁波などの目には見えなくても、体にとって、私にとってすごくストレスになっているのに、ネガティブになりたくないからと、逆に不自然に、不快さをごまかして、ストレスを溜めていて、体もガチガチだし、神楽によって気付かされたのですが、自分で心地良い波動で満たされている場所を選べば良いだけなのです


そして、神楽によって癒されたのは、亡き愛犬カフェオレへの悲しみをちゃんと出せていなかったところもあると思いました


頭では、悲しみは仕方ないし、後悔も悔しさもあるけれど、出逢えた奇跡や、一緒に過ごせた幸せな時間に感謝をして、前を向いて、もっと精進しよう!って明るく考えるようにと思っていて、家族の前では悲しむ姿も、涙ももちろん流れないし、まだ友達には言えていないし、言葉や頭でそんな簡単に片付く事柄ではないのです


私の好きなやましたひでこさんの番組「断捨離」で、四男くんを亡くした女性が、すごく立派で、礼儀も、思考もきちんとしていて、家も綺麗だし、メイクもファッションもおしゃれだし、けれども四男くんへの想いが消化できずにいたことが、なんていうか、そうだよなあって、そんな人間の心は簡単じゃないんだよなあって

特に女性は、母親はそうなのかもしれないと、一緒に泣いて観ていました

もちろん、男性や父親は、また違う考え方や感じ方で、それぞれ、女性であっても繊細な人と、そうでない人でもまた違うし、どれがすごいとかではなく、ただただ、その女性の悲しいのに思いっきり出せない感じが私と似ていて響いたのかなと思います


その番組の女性は、本当にしっかりしていて、パートしながらの子育てで大忙しなはずなのに、3人の男の子と接する時も笑顔で、もちろん、ちょっと脆さを出しちゃうと自分が崩れてしまう怖さもあると思うし、家族に心配かけたくなくて弱い部分を見せられないって気持ちもあるだろうし、そもそも出し方が分からないってのもあるかもだし

私も、人に頼る方法が分からなくて、1人で悩みがちで、秘密主義と言われたり、恋人に理解されないのが苦しかったりして、言わないから理解されなくて当たり前なのですが、察して欲しいとか思って傲慢だと言われたり、そんなつもりじゃないけれど、不器用さが、プライドが邪魔しているかもで


とにかく、私の中では、自分の子供を失うって人生で一番で辛いんじゃないだろうかと思えるので、こういう出来事は世の中では時々あるけれど、かける言葉が見つからないし、無責任に「大丈夫だよ」っていうのも違うし、本当に実際に、この方にお会いしたら、私ならなんて声をかけられるのかずっと考えていました


失う悲しみって理屈じゃなくて

共感も励ましも届かなくて


自分がどうしたいのかも分かっているし、今ある幸せも分かっているし、感謝しているし、見えている

けれども、それと同時にどうしようもない深い悲しみも絶対的にあるし、なくならない


さすがのやましたひでこ先生のお言葉

「そんなに自分を追い込まなくていい」

そして、その女性の「でもやはり辛いままでいるのも嫌だ」って気持ち、それも良く分かる


辛くて当たり前で、悲しくて当たり前で、拭いきれないショックで、喪失感で、よくぞ耐えてくれていたというか

ちょっと気を許したら、深い闇の底に落ちてしまいそうな感じがするから

かと言って、周りに気を遣われるのも辛いから、吐き出せなくて


もうただただ凄いと思いました


そして、ある意味誰も救えないっていうか、誰も何も慰めにならなくて、無力だなと思うけれど、寄り添うことはできる

それはもう、言葉とか、頭の良さとか、年収とか、国籍も年齢も性別も職種も関係ない


なんかもう勝手に私はその女性をとっても応援しちゃっているのだけれど、人ごとだと、もっと旦那さんとか、お子さんが男の子だし、きっともっと頼ったら、誰よりも頼もしい存在になるし、「僕がママを守るよ!」って言ってくれると思っていて

けれども、きっとそれが言えるまで、その人なりのペースがあるだろうなというのも分かるというか


決して軽はずみにではないのですが、「乗り越えられない試練はない」って思えました

自分が辛いことに関して、人からそう言われると、ちょっと他人事な感じな気がしたり、頭で分かっていても辛いものは辛いし、もう疲れたってなる時もあるし

けれども、その四男くんは四男くんの役割があって、短くても命の限りに生きたのだと思うし、その女性と旦那さんのところだからこの世に来たのだと思うし、もしかしたら、ちょっと慌てん坊で間違えて早く生まれたから戻されたのかもしれないし、うっかりさんで、忘れ物したから取りに戻ったのかもしれないし

この世の、人間の視点で見たら、悲しみしかなくても、もっと広い深い視点で見たら、違うことが分かるかもしれなくて

けれども、お母さんを危険な目に合わせて、悲しませてしまって、ごめんなさいって思っているのかもって


そんな想像でまた涙しながら観ていた番組ですが、断捨離を終えて、気持ちの変化が起きていて、なんと「また子供を産むという選択肢もあってもいいかもって思えました」と、素晴らしい気づきだと思いました



変化とか、成長って、時に、ナイフのように鋭い切れ味で、痛みを伴って、うんざりするような出来事と思える時に、チャンスは来ていたり


断捨離も、不要不適不快を削ぎ落としていくために剣が必要で、ある程度のスピードも集中するために必要だと思いました



捨てることに意識を置きながらも、節約生活が長かったので、服以外にも、寝具とか、ハンカチとか、日用品で買い替えをしたいものが結構あります


まだまだ修行に励みます!


最後までお読みいただき有難うございました


きっとあなた様を見て居てくれる人がいるから、大丈夫です


緩めて和らげてお過ごしくださいませ〜


ではまた♪

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