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月光陽光

朝から猛泣きなのです

いつだって、誰だって、何だって、好きな存在とのお別れは辛いから

それでも、それでも気持ちを振り切って

前を向いて、また下向いて、目を閉じて、涙溢れても

感謝して

あなたのおかげでたくさんたくさん楽しく過ごせました

あなたのおかげで私は最高の気分を味わう事が出来ました

あなたと出逢えて本当に良かった

今までよく私について来てくれたね

ありがとう

私、これからもっと凄くなるから


って、10年以上愛用していたヒステリックグラマーのN3Bに言ってました

これだけは手放さないと思っていたのですが、来月から、いやもうどんどんと変化が起きている、風の時代、もっと身軽に、もっと成長するために、もっと夢を叶えていくために、今までの自分を捨てられるだけ捨ててみようと思ったのです

思えたのです

とても怖いです

なぜなら、私は自分の「好き」に自信があるからです

5歳の頃から、私には自分の心がトキメクものが変わっていない、と思うのです

それは、おかっぱ頭の男の子に恋した時から、好きになった人、今でも好きになって良かったって思える人だらけです

私の感性は変わっているけれども、人に理解されなくても、何かに影響受けても、基本的には変わらないと自信があるのです

でも

だからこそ

一回捨ててみようと思ったのです

絶対またハーレー乗るし、ナックル乗るし、バイクアイテムも揃えるけれども・・・


ヒステリックグラマーのN3B、およそ18年前、ハーレー乗るためにバイクの免許を取るため自動車学校に通いました

バイクは暑い時はより暑く、寒い時はより寒さを感じられる至極の一品です

だから、バイクに乗る人はバカなんだと思います笑

それほどの価値を知ってる天才バカボンです


ハーレー雑誌を読み漁り、N3Bが欲しい!と上野のアメ横にも行きましたが、原宿の古着屋さんにも行きましたが、やはりデカイ!

けれども確か、一回はSサイズのとかを着てたのですが、隙間があっては意味がないのがバイクなのです

もっとシュッとしたのが欲しくて、運命の出会いをしたのがヒスのN3Bです

さすがヒス!さすが北村さん!!

それから無事に大型二輪免許取得し、もう先走ってハーレー1992年製FXSTC購入し、その後手放すも、ハーレーを知るたびにナックルが私の最終単車だと思い、恋焦がれ、ハーレーがない時もフュージョン乗ったりして、N3Bとは、バイクファッションとは常に一緒でした

その中で、今回LEEのジーンズもお別れします

もうずっと前にこれも泣く泣く手放したオゾンロックスのスカジャン!!!

めちゃくちゃハチャメチャかっこいいのです

これも女性Sサイズがあって、スカジャン風の表地は黒で胸には鬼と蝶々の刺繍、背には傘を持った舞妓はんみたいな女性、裏地は渋オレンジ色と黒で、胸には龍と孔雀とROCKSの刺繍、背には松に絡まる蛇と鷹とGREEN CLUBの刺繍

私にとって財産級のお宝でしたが、サイズが合わなくなり着なくなって、変にスカジャン流行り始めて、そこかしこで陳腐なスカジャンを売り出していたので、本物を、大事にしてくれる人にとの想いで売ってしまいました

メルカリでしたが、破格でしたが、喜んでくれていたので満足です

でもやはりあれ以上のスカジャンには未だに出逢っていません

そして、LEEも、綿100%でサイズ25のローライズブーツカット、初めはぴったりだったのですが、年々自分の形になり、色も褪せて、生地も伸びて、サスペンダーをして履いて、それも良かったのですが、お尻に穴が空きそうで変な修復をしてしまい、膝の破れもひどくなり、直せばなんとか行けると思ったのですが、新しいものも検討しようとLEEを扱っているお店に行きました

いやはや、どれもこれもイマイチなのです

なんならLEEもまた変に流行って、ネームだけ?みたいな商品が溢れていて、物悲しさとともに、潮時かと


身軽になりたいし、自分を変えたいし、成長し続けたいし、今の生活を変えたいからこそ、不要不適不快を排除するわけなのですが、2度と手に入らないものに関しては、悩みます


一時期は、私は鉄馬から本物の馬に乗り換えるから、もうブーツもヘルメットもグローブも革ジャンも手放し、新しいファッションするって思ったのですが、馬はいずれ家族にするとしても、乗るかどうかを迷い出して、しかもビンテージハーレーのレースを見て、やはりまたナックル乗りたいと思った次第です


となると、メンテナンスできないものは手放し、レッドウィングのエンジニアブーツと、これも2度と手には入らないであろうラブガールズマーケットのダブルの革ジャンは手元に残そうかなと

革ジャンもしかり、ファッション先行のペラい革ジャンがずっと流行っていますが、当時のラブガールズマーケットの女性サイズの革ジャン、最高です

硬い牛革、しっかりずっしり、そして自立します

一度は裏地にカビが生え、ここまでのご縁かと諦めそうになりましたが、なんのことはない、優しいクリーニングやさんに教わった通り、サササーっとブラシで払って、裏返して天日干し、革にはミンクオイルを塗り生き返りました

合皮や、ポリエステルじゃ、こうは行きません


レッドウィングも、かかとが減って、不細工ですが、自分で修繕しました

あのかっこよさ、丈夫さ、安定感、本物の違いはこういうところで現れると思います


うん、よし、有難うございます!


またここで気持ちの整理できました

革ジャンとブーツとヘルメットだけ残します

ヘルメットは修繕が必要だけれど、防災用にもなるし笑


断捨離の難しさは、自分の中の無意識な不安や恐れがモノに執着している事に気づかされるのだけれど、捨てるに意識を向けるのではなく、今の自分に必要か、これからの楽しい人生を共に行くモノかどうなのかを「選ぶ」という判断をごっちゃになってしまうところで

って、私だけですかね?!

つまり、今回の例だと、オゾンロックススカジャンを手放して少し後悔しているからこそ、間違いなく大好きで今でも着ているバッチリ好みのヒスのN3Bを執着で手放せないのか、必要だから手放せないのか・・・


そして、これから寒さも増すし、雪も降るし、書いているうちにまた心が変わってしまいました

とりあえず、今冬は様子見します

なぜならN3Bに合うブーツもあるので

そのブーツもこの冬でお別れしようと思っているので、精一杯堪能して、感謝して、お別れします


私は年末の空気ってドキドキそわそわするのですが、今年はより一層あれもこれもやりたい事だらけで、寒さのドキドキとか、クリスマスの雰囲気にドキドキとか、師走の世の中や人の動きもせわしない感じにドキドキとか、色々ありますが、楽しみのドキドキが強めです


本当に、変わるんだなという確信というか

穏やかに、ご機嫌に、優しい気持ちで居られるというか

ワンコのおかげも大いにありますが!



笑って強気な免疫系でかっ飛ばして行きましょう


最後までお読みいただき有難うございました


ではではでは

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