外山恒一合宿からシェアハウス同盟まで

たむろ荘は2015年の9月くらいから始めた。自分が大学2年の夏休みのころだとおもう。そのちょっと前の2015年8月中旬に外山恒一合宿というところで7日間くらい勉強をしていた。

外山恒一合宿とはこれである ↓

https://ameblo.jp/toyamakoichi/entry-12047726830.html

外山恒一合宿の中身は私よりもはるかに詳細に書ける人が、はるかに詳細に書いたものがあるのでそちらを読むといいと思う。
とにかく私は外山恒一合宿に参加するために、群馬から青春18きっぷを使って2日かけて福岡まで行き(福岡は正気を保っている間にたどり着けるぎりぎりの距離、それ以南はしんどい)、マルクス、左翼思想入門書、左翼運動史入門書、ポストモダン入門書などを毎日読んだ。思想にも興味があったけどどちらかというと大学で「学生運動パロ運動」していくのに行き詰っていたから、どうしたらいいんだ…なんか良い方法見つけなきゃだめだというモチベーションで参加していた。

(外山邸は不思議なところだった。入っていきなりBUMPやperfumeや中島みゆきやらが取り留めもなく流れていて、それを聴きながら自己紹介をした。後にそれは外山さんがバーテンをやっていた時のプレイリストだと判明する。あと外山恒一合宿は行くのはマジで強くおすすめする!本当に勉強になる。一切の予定をかなぐり捨てて参加してもなお大量の教養が得られてプラスに飛ぶ。)

外山合宿の参加者の中で私が一番よく話したのは京都の大学から参加していたT君というめちゃくちゃ頭の切れる人間と、当時外山さんとともに活動をしていたMさんだった。この二人はそれぞれシェアハウスをやっていて、話をしていくうちに内容は自然とシェアハウスのことになっていった。私は二人といろいろ話しMさんの住んでいる福岡のシェアハウスに泊めて貰ったりするなかで、二人とシェアハウス同盟を組み群馬に帰ったらシェアハウスをつくることを約束した。完全に焚き付けられていたし、絶対に出来る思った。

たむろ荘をつくろうとしたきっかけの中で、この外山恒一合宿はかなり重要で、さらにシェアハウス同盟を組んだのもかなり重要だと思う。自分は誰かに煽られたり焚き付けられたりすることでやっていけるので、TくんとMさんとの出会いはすごく刺激的だった。TくんもMさんも具体的になにをどうしろだとか、家を買ったらいいだとか、そういったことは一切口にしなかったと思う。ただ「シェアハウスやったほうがいいよ」とか「これからはシェアハウスだよ、拠点を持つことだよ」とかそんな程度だった。けれども実際にやっている人たちの話を聞いたのは良かった。あいまいにやるか~ぐらいだったのが、明確に「やるしかない!」って感じになった。今思うと明らかにハイになってた。毎日毎日他人からものすごい量のインプットをされると、人間が引き上げられてハイになるんだと思った。それくらい毎日エネルギーに満ちていた。こういうわけで群馬に帰って来てからすぐに家を探し始める。

おわり

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