布花作家への歩み
布花を作っています！というと・・・みなさんはどんな作品をイメージされるでしょうか？最近は布花作家さんがふえて、ハンドメイド業界でもひとつの種別として布花カテゴリーがあります。
私が”布花”と出会ったのは今から5年前書店員パート時に担当が『実用書』でしたので、ハンドメイド系の入荷書籍をチェックしてたらみつけました！
シロ布を染色して花をつくることができる～『コレ』を作りたい！と
ドキドキなトキメキと、なんだかワクワクとしたキモチが、同時にココロに届いたような感じでした。
それまでは、プリザ＆ドライフラワーたちで、リース・スワッグを作りながら、ベビー服＆子供服も作っていました。
妊娠の時、つわりが辛くて友人に話したら「好きなことをするといいよ～」って言われ、手縫いでベビー服を作る毎日。娘が小学5年生のころに、パートを始めても楽しく続けていました。
パート仕事が忙しくなりにつれ、ホームページの更新は遅れ、いろいろストレスも重なり焦るばかり・・・本当に精神的に余裕なしで。同時に子供服をずっと作るイメージが湧かなくて何かを探し求めていたと思います！
＊手縫いで作った娘のファーストシューズ なつかしい～＊
布花との出会いで、私の”作りたい”キモチは募るばかりで、まずは布花作家さんを探そう！と。そこで当時始めたInstagram(@blossom.6)で気になり突然のDMも快く受け入れてくれたハナザラさん(@hanazara)ことRIEさんとの出会いでした。
当時、アトリエをオープンして、布花のお試しレッスンを開催しますとpostをみかけ、彼女の手からうまれる”布花”にときめきを感じた私は即申し込みました。
RIEさんのアトリエに伺い、話をしながら”染色”の奥深い世界と楽しさを実感しました。
彼女が『blossom.ちゃんは、花の仕事をしてるから花の構造とか特徴なども知っているから大丈夫だよ。たくさん作って自分のカラーをだしていってね。』と背中をおしてくれました。
RIEさんとの出会いがなかったら、きっと”布花”をもうひとつの手仕事として、始めてなかったと思います。ただ感謝ばかりです。
＊現在、ハナザラさんは天然石を使用して素敵で繊細なアクセサリーを製作したり、もうひとつアトリエ一花舎で手芸用品と洋服・ターバンを！当時のアトリエは新築のご自宅に準備中✨youtubeにて簡単に楽しめる作品の作り方・作品の紹介など手仕事の楽しさを伝えてくれてますので、是非ご覧くださいませ。↓
ハナザラさんとの出会いで、リース作りなどフラワー手仕事と布花を一緒に手仕事として極めていこうと思いました。
布花作家として歩き始めて4年がたちました。植物をみつめて表情の素敵さ、その佇まいの姿を表現することが楽しいです。時には、うまく表現できなくて悩んでしまい、試行錯誤を重ねてます。
染色は、何度も色を重ねたり、やり直したりの繰り返しです。でも、思いの外その過程で納得できる色合いに出会うことも。その奥深い世界に釘付けに。布花を作る過程は花弁をカットするところからはじまり、ひとつの作品を作るのにかなり時間と労力がかかります。
作品が出来上がった時は、本当にうれしいです。その作品をお客さまへ届けてメッセージをいただいた時は一層ゆたかなキモチになります。
この先も、私はこの”ゆたかなキモチ”を大切にフラワーデザイナーとして布花作家として日々の暮らしの中で手仕事を綴ることが幸せで健康であり続ける秘訣かなと思ってます。(運動不足には気をつけてます)
あまり”ゆたかなキモチ”だけを意識しすぎると(笑)自分らしい作品は作れないような気もします。そのちょうどいい加減のラインを意識して作品を作っていきたいとおもってます。
＊母の日に向けて作ったやさしい色合いのスズランコサージュ＊
そして・・・私にはもうひとり！背中をおしてくれた友人の存在が。もう２０年以上のお付き合いでいつも『作家活動に専念しなよ』と。長い時間がかかりましたが(笑)布花作家への歩みと同時に家族とも相談の上、作家活動のみとなり今に至ってます。
彼女はいつも、的確なアドバイスをくれます。方向性を投げかけてくれて私の考えを尊重してくれます。私も彼女が悩んでいる時は、微力ながら手を差し伸べます。お互い♡よき理解者と思ってます。
＊彼女は花と占星術を駆使して”あなたという種を育てたくさんの華を咲かせていこう”とフラワーアストロジストをしてます。アトリエも構えているので是非、気になる方はお問合せしてみて下さいませ。↓
ふたりの存在があり、家族や友人たちの応援があって続けられています。そのことを忘れず、手仕事と向き合っていきたいと思ってます。
布花作家への歩みは、私にとってターニングポイントであり、これからの拠りどころだと思います。
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最後までお読み下さりありがとうございました。
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