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働き方でなく、【働く目的】を考えたい


COVID-19によって働き方は色々と変わった。
でも今日は、リモートワークの生産性がどうとか、そういうことをお話ししたいわけではありません。

働き方については多くの方々が素敵なnoteを書いてくださっているので。


米国の雇用統計では、リーマンショック超える失業者の急増という目に見えるように景気悪化が進んでいます。

でも、実は影では手厚すぎる失業保険が平均的な働き手の就業時の収入よりも増える状況になっているという話があります。

つまり、働かないで失業手当をもらっている方がより高い収入が得られるという、ある意味本末転倒な状況。

当然、これであれば働き手はどうにかして働き口を見つけようと必死になることはない。
そして、統計的には雇用情勢の回復は阻まれる、ということ。


極端に言えば、働き手にとって働くことの価値が低下しているともいえる。

もちろん全員がこうした考えでいるわけではない。意識を持って仕事に取り組む人や、心から仕事を求めている人はたくさんいる。


でも、働かなくてもお金がもらえるよ、と言われたら、どうしますか?

考えたいのは、自分の“働く目的”は何か?ということ。

今の日本のCOVID-19感染拡大や雇用状況は悪化してはいないと思います。

けれど、“働く目的”を見失わないように、今一度何がしたいのか考え直すチャンスなのかもしれない。


ポジティブな面では、今回のCOVID-19という今まで経験がほとんどない環境によって、自分にできることが見つけられたり、求められる業界に働くことで、自分の働く目的意識を認識または再認識できた方がいると思います。

でもそれ以外の業界、業態で働く人たちには、何も機会がないかというとそんなことはない。

今一度、自分がこの会社でこの業務をする理由、なぜ続けているのか思い直す時間を取ってもいいのではないかと思います。
決して、何か支援ができる仕事をした方がいいという意味ではないです。
どちらかというと、自分の中の問題。


仕事をしなくても手当がもらえる。それでも仕事をしようと思う理由が、“働く目的”

生きるためにお金を稼ぐ必要があるから働く。
私もそうです。欲しいものは買いたいし、衣食住が確保された生活がしたい。

でもそれだけではなくて、仕事を通じて得たい何かがあるのかもしれないし、仕事によって人生が充実すると私は思っている。個人単体できてなく、会社や仕事として“やりたいこと”を行うことで自分が得たいものや社会へインパクトを生み出せているのかもしれない。

仕事に対する考え方は人それぞれだと思います。仕事を頑張ることだけが正義ではないし、人生のバックグラウンドも違う。


でも、仕事でもなんでも、何かするなら“目的”があった方がいいし、お金を稼ぐために仕事をしていくなら、どうせなら自分のやりたい仕事であって欲しい。

私は大した社会人経験もないし、偉そうなことを言える立場ではありません。
でも、今まで働いてきたことは自分がやりたかったことだし、会社から言い渡されたポジションでも何か自分のこの先に繋がればと思ってやってきました。

やってる最中には「なんで私がやらなきゃいけないんだろう」とか「やりたいことじゃない」と何度も思ったことがあります。

でも、後からみて気づいた時には、「ああこの経験していてよかったな」と思うことが多いから、「何かになるかもしれない」と思って、やる意味を見出す。


じゃあ、その「何かになるかも」の「何か」ってなに

それを考えた結果、今後私がやりたいのはブランディングの仕事でした。
仕事を通じて、自分の成長と社会に与えたい影響の形がブランディングなのだと思っています。


やりたいことは一生変わらないわけではないと思います。

でも色々考えた結果、やりたいことは新入社員のときから変わり、実現するためにはいつかは転職も必要だと判断しています。

そう気づけたのも自分なりに”働く目的”を繰り返し考えたからだと思っています。


余計なお世話ではあるのですが、
・働かなくてもお金がもらえるよ、と言われたら、働くか
・働くという回答なら、なぜわざわざ苦労してまでお金を得ようとするのか
・働くことで何を期待しているのか

こんなことを考えると“働く目的”が見えてくるのではないかと思います。

何か考える、考え直すきっかけとなれば、嬉しいです。

今日も読んでくださり、ありがとうございます!

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