暮らしの花の幅がグッと広がる、スプレータイプの花の切り分け方を大公開!
暮らしの花研究家、ブルーミングジョイの岸です。
長年フラワーアレンジメントサロンをしてきました。生徒さんの中には自力で素敵な花あしらいをしたい、プレゼントをしたいと望まれている方が多いことを知り、気楽ながらもコツを掴んだ、暮らしの花あしらいのノウハウを研究しています。
このブログでは、失敗しない花選びから飾り方のコツまで、暮らしの花のヒントになることを発信していきます。一度身につけた知識はまさに一生モノ!花のある暮らしをぐっと身近に、ずっと眺めていたくなるような飾り方を身につけ、楽しく心豊かな日々のお手伝いができればと思っています。
今日はスプレー咲きの花の切り分け方を紹介したいと思います。
スプレー咲きとは、下の写真の、トルコ桔梗(左)やスプレーカーネーション(右)のように一本の茎からいくつも枝分かれして花が咲いている種類です。
他にはスプレーバラやスプレーマムなどがあります。
左のトルコ桔梗のようなボリュームがある花は、一本をそのまま飾っても素敵ですが、水切りを繰り返して、短くなってきた時や、組み合わせたい花と高さを揃えたい時など、切り分けると、一本についている花の数だけのボリュームを楽しめるんですよ。
切り分け方のコツは、一本がいちばん長くなるポイントで切る
では、どうやって切り分けるのでしょうか。
大切なポイントは、できるだけ1本が長くなるように切ることです。
例えばこのカーネーション、下の成功例の写真のように一本が最も長くなる切り分け方にして下さいね。
生徒さんたちにもよくやっていただいた作業ですが、たまに失敗例の写真のように、短く切り過ぎてしまうことがありました。
短すぎると組み合わせが難くなります。
成功例 一本を長く切り分ける
失敗例 短かすぎる切り分け方
切り分けた花を空き瓶に活けました。
まだ開いていない状態ですが、ビビットな色味がダイニングの可愛いアクセントになりました。
二日後に蕾も綺麗に咲いたところです。
たった1本のカーネーションを、4本に切り分け、おおよその高さを揃えることで、全体にボリュームが生まれ、華やかになりました。
そしてもう一つのメリットは、一本を短くすることで水を吸い上げやすくなることなんです。
今回は、スプレー咲きの花の切り分け方として、1本のスプレーカーネーションの切り分け方を紹介しました。このやり方で、スプレータイプの花同士を組み合わせると、さらにボリュームのある活け方が楽しめます。
また少しずつ紹介していきたいと思います。
ご訪問頂き、ありがとうございました。
今日も花のある暮らしをお楽しみ下さい!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?