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2021年10月25日のTOKYO854の放送内容です|Blooming Days -日々是好日-|倉嶋桃子

みなさん、こんにちは。倉嶋桃子です。

10月も下旬になって気温が急に下がったこともあり、秋冬物の衣類を確認したり、寝具を交換したりと慌ただしい日々です。

スーパーや量販店などでは、早くもクリスマスや年末年始のオードブルやおせちの予約の広告が並んだり、来年のカレンダーやスケジュール帳が販売され始めたりしていて、時の流れの速さに毎年ながら驚いてしまいます。

カラスウリの種は金運のアップのお守りに

昨年の秋、ある神社に知人と出かけた際、敷地内の清掃をしていた方から、「カラスウリ」の種を頂く機会があり、今でもお財布に入れて持っています。

その時聞いた話では、「カラスウリ」の種は、形状が大黒様のお腹のようで縁起がいいとか、打ち出の小づちに形が似ているからお財布に入れておくと金運が上がるからと言われ、旅の記念にと大事に持ち帰りました。

カラスウリってなに?

さて、この「カラスウリ」、山野だけでなく街中の自然が多い場所でも見かけることができるウリ科のつる性多年草で、秋が深まった10月から11月頃赤く色づき、緑が少なくなった藪の中でもひときわ目立つ植物です。

「カラスウリ」は、秋に見かける赤い実がとてもよく知られていますが、花の方は7月から9月にかけて日が暮れた頃に開花し、朝には閉じてしまう「一夜花」で、花弁のふちが、レースのように細かく裂けた変わった白い花を咲かせます。

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以前、東久留米市で開催されていた写真展で、その変わった形状のお花の写真を見ていた時に、会場にいた方が「カラスウリ」の花は日没後に咲く花なので、予め咲きそうな「カラスウリ」を見定めておいて写真を撮りに行くものの、実際に咲いたところを綺麗に撮るのが難しいというお話をされていました。
なお、日没後に花を咲かせる理由は、蛾の仲間のスズメガに受粉を手伝ってもらう為だそうです。

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カラスウリの名前の由来ははっきりせず…

「カラスウリ」という名前は、昔からカラスが食べるからついた名前だと思っていたのですが、これには諸説あり、赤い実はカラスが食べ残したように見えるからという説や、「カラスウリ」の赤い実が中国から伝わった朱墨の原料の辰砂(しんしゃ、硫化水銀の赤い鉱物)に似ていることから「唐朱瓜(カラシュウリ)」となり、転訛し「カラスウリ」になった説、平安時代の「本草和名」には「加良須宇利」と万葉仮名で記載されており「カラスウリ」と呼ばれていたという話もあり、はっきりした理由は見つけられませんでした。

最近「カラスウリ」の実を近所で見つけたのですが、花は見ることができませんでした。多年草である「カラスウリ」は毎年同じ場所で見ることができるという事なので、来年花が咲きそうな頃がわかったら、日没後行ってお花の開花を見てみたいと思います。

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2021年10月25日TOKYO854の放送内容について

さて、今回は、「サンマ」をテーマにお送りいたしました。

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番組では、ポッドキャストによる配信をおこなっています。
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皆様からのメッセージお待ちしております

番組では皆様からのメッセージをお待ちしております。「試してみたよ」「作ってみたよ」といった番組で取り上げた内容のご感想、皆さんが感じる幸せのひとときなど、ぜひお聞かせくださいませ。

それから、番組の構成上、時間の都合でリクエスト曲にはお応えできない場合がございます。ご容赦くださいませ。

今週も皆様にとって素敵な1週間になりますように。

倉嶋桃子でした。

参考資料

カラスウリ – Wikipedia
https://blooming-days.njs.xyz/hutc
縁起のいいカラスウリ!花や実の季節、育て方、キカラスウリとの違い | LOVEGREEN(ラブグリーン)
https://lovegreen.net/flower/p255905/
重井薬用植物園 | おかやまの植物事典
https://blooming-days.njs.xyz/u500

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