見出し画像

大きな選択。

23歳のときから、7年間住んだ大好きな街を離れる決断をしました。

住み慣れた街。のんびりした街で、自然も多く、派手さはないけど、買い物も便利で、静かで、本当に住みやすかった。
駅から近くて、外観も内観もかわいくて、大好きなお部屋。窓が大きくて、天井が高くて、毎日太陽の光で起きた。夜更かしをした日も太陽が昇ると目が覚めちゃう。
白い壁、シーリングファン、かわいいカーテンレール。大家さんが定期的に変えてくれる共用スペースの絵画。
まだ建築中だったこの部屋に初めて内見に来た時、夢みたい・・・と思ったこと。昨日のように覚えています。

近所の畑だったところにマンションが建ち始め、少し行かない間にスーパーが改装されていて。ずっと買っていたものがスーパーからなくなって、なんだか、自分だけが変われていないような、、とそんな気がしていました。
でもちょっとずつ、変わっていたんだな、と思ったんです。
街も、たぶん、私も。
ふと、18歳のときからずっと使ってきた家具たちの雰囲気が、自分と合わない気がして、全部を買い替えたくなって…

次に引っ越す場所は、去年訪れて「今じゃない」と思った街。よく考えたら1つも引っ越す理由はない、だけど「今だ」と思った。

今朝は、晴れていて、散歩をしながらいろんなことを考えた。大好きな街、大好きなお部屋、、何度も通った道、泣けてきて、悲しいと寂しいと不安を思いきり感じて、そして思い切って、引っ越すことに決めました。
拍子抜けするほど手続きはあっさりしていて、引越しなんてみんなしていて大したことではないのだけど、
何も不満がないところから、「現状を大きく変える」決断は、私にとってすごく大きなことで、おそらく、今までしたことがなかったことでした。
引越しは、コンフォートゾーンを抜ける大きな行動だというけれど、なんだか本当にそんな気がします。大きな決断をできた、自分をほめてあげたい気持ちです。人生は小さなことから、選択の連続。

自分の中にある「寂しい」は思いきり味わったので、そのあとからはもう、しっかり前を向けました!感情を思いきり感じることって大切ですね^^

今年はいつも手伝ってくれる母を頼れそうになく、1人で引っ越すぞ!と意気込んでいましたが、みんなが手伝いに行くよ!と言ってくれて、本当に嬉しかった。
遠慮せず周りの人に甘えて、新しい街も、新しいお部屋も、大好きになれますように。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?