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備えたって憂いはなくならないけれど…やっぱり備えは大事だと思う~10万円の使い途~

もしも、宝くじで1億円が当たったとしたら?
もしも、何かの副賞で大金がもらえたとしたら?
もしも、道端で100万円を拾ったとしたら?(これは交番に届ける)

そんなことを思い浮かべて妄想にふけるのが好きだ。ワクワクしながら「……あれを買って、これを買って、みんなで美味しいものを食べたり、旅行して、後は……貯金と残りは募金をしよう(真面目)」って。

でも、現実になると少し尻込みしてしまうのは何故だろう?今回のかきあつめテーマは、「10万円の使い途」である。宜しければお付き合いくださいませ。

緊急事態宣言が解除されつつも、まだ不安定な状況は残っている。私事だが、3月末から続いているテレワーク勤務は、少なくともあと1ヶ月は延長するとの指示が出ている。その為、引き続き缶詰生活中である。最近、急に気温が上がり、日中の我が家は、部屋にさんさんと降り注ぐ日光のお陰で、室内と私も一緒にかなりいい感じに殺菌されているような感じがする。そんな中、遂に私にも10万円の給付金の足音がきこえてきた。

10万円って(言い方が正しいかわからないけれど)お小遣いとして頂戴するには、結構大きなお金だと思う。さあ、この大切なお金を何に使うか?しばらく考えていた。私の答えは、夢がないかもしれないけれど……「備蓄品と貯金」である。何故なら、今回の騒動を経て、いざという時に動かせるお金がある程度あること、生活に必要最低限の物が揃っていることは、精神衛生上とても重要なことだと感じたからだ。

この数か月間、一番お金を使ったのは食材と日用品のストックだった。常時でも、予備を1つ持つことを意識して生活をしてきた。だけど、今回は予備を2つに切り替えた。歯ブラシは、1本ではなく、2本、トイレットペーパーは1パックではなく、2パック、米は2袋、水も2ケース……部屋はストックで溢れた。まあ、その結果、わかったのは「備えても憂いはなくならない」ってことなのだけれど。

ああ、だけど……未来に備えることも大切なことは認めつつも、今、この瞬間の自分も大切にしたいと思う。だから、使い途を一つ追加しようと思う。自己投資だ。自分が興味のあることを学ぶ資金として「新しい生活」を生きていくために大切に使わせていただこうと思う(ちなみに……今一番欲しいのは、世界の星空の写真集と図鑑である。もう少し世の中が落ち着いたら星空観察に出かけたいから!)。ある意味、それも備えになるのかもしれないな。

あなたの使い途は何ですか?
お付き合いいただきありがとうございました。

編集:香山由奈
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