Frank Oceanは最高だ

声を大にして言いたいことは一つ、フランクオーシャンは最高であるということ。私は22年生きてきて、フランクオーシャンほど最高な歌手に出会ったことはないです(皆それぞれ最高ではありますが)。

その中でも大好きな曲は"Self Control"です。この曲はフランクの一夏の思い出を曲にしたもので、彼の心情、会話、全てを聞いているかのような気分になれる曲です。ファンの中でも好きな人が多く、確実に名曲です。アップルミュージックを使用している皆さん今すぐ検索して誰もいない中で聞いてみてください。泣けます。

まず、彼の素晴らしいところを挙げてみましょう。

〈1〉顔がかっこいい

これは完全にタイプの問題です。顔がかっこいいです。緑色の坊主の時なんて、あれはもうやばかったですね、なんかもう地球が破滅するんじゃないかというほどのセクシーさでした。

はい、もう気絶ものですね。どうぞ皆さん携帯の待ち受けにどうぞ。ちなみに今の私の待ち受けは彼がインスタグラムストーリーに挙げていた「空」の写真です。皆さん待ち受けはなんですか?他の人の待ち受けにある写真のバックストーリーも少し気になりますよね。わかります。

〈2〉とにかく声!声!声が最高!

彼の本業は歌手なので、歌がうまいのは当たり前です。というかアメリカの歌手ってみんな歌が上手いイメージがありますね。シカゴ出身の2017年のグラミー賞をいくつか取ったChance the rapperもかなり上手いですし、ちょっと最近アメリカの大統領選に出るとか出ないとか、はたまた日曜日の朝にSunday Serviceという名目で歌を披露しているKanye Westであるとか、ラッパーという前に普通に歌が上手いですよね。すいません、何故かシカゴ出身の二人を例に出してしまいました。フランクさんはシカゴではなくニューオリンズにルーツを持っています。その後はカリフォルニア州のロングビーチで育ち、今は確かニューヨークに住んでいます(リッチすぎ〜〜〜)、すいませんね、少し逸れましたね。

歌手の本質というか看板メニューというのはその人自身の声にあると思います、私は彼の歌を好きになったからこそ、フランクのファンになりました。彼の声が私に届いていなければ彼の出生なども調べてもいなかったと思います。

"Self Control"が特に最高、From Blonde(2016)

2016年よりリリースされたBlondeよりトラック7のこの曲、直訳すると「自己抑制」です。この曲のは夏のプールサイドでの会話からスタートしていきます、ここからは私が好きな節を私的に解説していきたいと思います。かなり偏っています、何卒。

Poolside convo about your last night,
ooh yeah              
プールサイドで君との昨夜の思い出を話してるんだ、ああ最高だ
I'll sleep between y'all, it's no thing,
It's no thing, it's no thing         
君たちが二人で何してようと俺は構わないし気にしない
Now and then you miss it,
sounds make you cry             
今にも君は僕を恋しくなって、この音が聞こえたら泣いたりしてるのかな

はい!!!この3バースはこの曲のストーリーを構成してると言っての過言ではありません、あ、でもこの上記の歌詞はサビでもなんでもありません。なので少し過言でした。すいません。

一つ目は、曲の最初のフックです、二つ目はサビの手前の手前のところで、三つ目はサビの手前という感じです。この曲は基本的に一夏の思い出みたいなものを歌にしたものです、一夏の思い出だと聞こえがいいですよね。はいワンナイトの曲です。ですが、ただのワンナイトの曲ではないです。この夏に淡い経験をしたフランクさん、本気で相手を好きになってしまいます。相手の彼には恋人もいて違う世界が相手にはある中でフランクとの関係を作ってしまいました。いやぁ悪い人ですね。はい、では解説していきます。

”Poolside convo about your last night, ooh yeah”

まずこちらですが、普通プールサイドで一夜の思い出を語ります?市民プールでそんなこと語る?てかカップラーメン食べながらそういう話する?あ、でもするっちゃするな。高校の時とか中学の時とかめっちゃしてた。ごめんなさい逸れました。このフレーズを聞く感じだと、フランクさんは本当に楽しかった夜だと認識しているそうです。何故かって?この曲の一言目に作っているから。そんな嬉しくなかったらファンには聞いて欲しくないだろうし、まず一言めに入れてこない。

ここでもう自己抑制できていませんね、彼。

この後の歌詞で昨晩の経験を第三者に(ファンの私たちに)どれだけ良かったかを歌詞にしているのですが、そこでこの恋はかなわないものだと悟っています。

それがこの

”I'll sleep between y'all, it's no thing, It's no thing, it's no thing”  

ここではもう開き直っているんですよね。君たちが何していようと僕は気にしないよと。これ自分に置き換えたときに、まずこの複雑な心情を持ち合わせてもなおこの曲を作れてしまうことにまず感服します。それと私自身このような難しい恋愛をしたことがないです。言うなればBack Numberの歌に出てきそうな恋愛は経験がありますが。

はい、ここのフレーズで重要なのは、これって誰に投げかけているのかな?と。まあおそらく相手に言っているんでしょうけど、じゃあその昨夜の事をやる前からフランクは相手に恋人が居るということも知っていたのではなないでしょうか。恐るべしフランクオーシャン。さすがであります。相手に恋人がいる状態でその様なことまでできるなんて恐れ多いです。ましてや、あのルックスであります。

”Now and then you miss it, sounds make you cry”

続いてはこちらのフレーズ。これもう策士ですよ。これ意味わかりますか?この部分はですね、どストレートに訳すとですね、

「君はもう僕の虜」

これです、もうこれになってしまいました。この曲は意外とフランク自身の儚い一夜の経験だと思われがちですが、これはですね、もう相手がフランクの虜になってしまっているんです。上記の”souonds make you cry"はこの歌のことですから。

「この歌を君が聞いた時、君はまた僕に会いたくなる、というか恋しくなる。」 

これがおそらく正しい訳ですね。ただ、もうこの歌を作ってる時点でフランクはこの相手とは戻れないと確信しています。なぜかって?

それはこのアルバムを聴いて確かめてみて下さい。

それでは話をバース(このノート)の頭に戻しましょう。すいません、このフレーズは私の大好きなRIP SLYMEの『黄昏サラウンド』より引用しました。大好きなので。

はい!逸れたので、もう一度いいますがフランクオーシャンは最高!




 


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