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第七の男

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黒鳥社初の翻訳書、ジョン・バージャー著『第七の男』(2024年5月15日刊行)。本マガジンでは、書籍に掲載された「序文」「訳者あとがき」に加えてえスペシャルコンテンツを公開。
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記事一覧

無視された存在を見る方法|武邑光裕 【『第七の男』を読んで #4】

英国孤高のストーリーテラー、ジョン・バージャーと写真家ジャン・モアによる伝説のルポルター…

レベッカ・ソルニット、アリ・スミス、キム・ソヨン、LE SSERAFIMが敬愛する英国人作…

移民問題は、アメリカをはじめ世界各国で今や最大とも言える政治課題となっている。移民労働者…

読み終わることのない本|斎藤真理子 【『第七の男』を読んで #3】

20世紀英国文学における孤高の“ストーリーテラー”ジョン・バージャーは、日本ではあまり知ら…

これは「私たち」の物語である|松村圭一郎 【『第七の男』を読んで #2】

英国孤高のストーリーテラー、ジョン・バージャーと写真家ジャン・モアによる伝説のルポルター…

アンゲロプロス『旅芸人の記録』やカサヴェテス『こわれゆく女』に匹敵する|藤井光 …

英国を代表するストーリーテラー、ジョン・バージャーと写真家ジャン・モアによる1975年の知ら…

みなが愛すべきストーリーテラー|キム・ソヨン特別インタビュー 【『第七の男』刊行…

英国文学界における孤高のストーリーテラー、ジョン・バージャー(1926-2017)は、日本での知…

なぜいつの時代も移民は「調整弁」として扱われるのか |金聖源 【『第七の男』より】

移民労働者の実存に迫り、新自由主義の悪夢を暴いた、英国孤高のストーリーテラーによる美しき“告発の書“『第七の男』。およそ50年前に書かれたノンフィクション作品でありながら、グローバルサウスを中心に多くの読者に読み継がれてきた知られざる傑作。刊行に先駆け、翻訳を務めた金聖源さんが本書に寄せたあとがきを特別公開。 Photos by Hiroyuki Takenouchi * * * 『第七の男』 訳者あとがき 金聖源 本書『第七の男』は、ペンギン・ブックスより1975

本はときおり、歳月とともに若返ることがある |ジョン・バージャー 【『第七の男』よ…

ジョン・バージャー(1926-2017)──小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあ…