「視覚障害者のメイクアップ、どうやるの?」→結論。ちょっとしたコツでできるんです!


こんにちは、ブラインドライターの小林直美です。

視覚障害者がメイクをする、と聞くと、驚かれる方がいらっしゃるでしょうか。

「見えなかったらメイクできないでしょ?」とか、
「そもそも見えないのに何でメイクするの?」って思うでしょうか。

カネボウ化粧品が行った「女性のライフスタイル調査」によると、東京の女性は「メイクを身だしなみ・エチケットと捉えている」「対人関係を意識し、人にどう見られるか気にしている」とあります。

このような気持ちや、メイクに対する興味は、私たちも「見える人」たちと同じようにあります。

でもやっぱり、見えなかったり見えにくかったりする中でメイクをするのはとても難しいんです。
しかしなんと、鏡を使わない、視覚障害者に向けたメイク講座があるというのです。
興味ありますよね? 私はあります(笑)。

私は今よりももっと見えていた頃からメイクが好きで、今は手が覚えている動きを頼りにメイクをしています。とはいえ、見えにくいながらも鏡を使っているし、まだまだ視覚に頼っていることもあり、私ですら「本当に鏡なしでできるのかな?」と、もはや見える人たちと同じような疑問を持ち、不安な気持ちはありました。


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