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運命の1日

おはようございます。
今朝の新聞の1面に昨日の
プロ野球ドラフト会議で指名を受けた
高校生の誇らしい写真がありました。

地元の選手がドラフトで指名されて
本当に嬉しいです。

しかもその選手を育てた監督が
私の同級生なので、何だかとても特別な
ドラフト会議となりました。

野球。
日本人にとっては馴染みの深いスポーツで
誰もが必ず1度はバットを持った事が
あるのでは?と思っています。

私の息子も野球少年だったので
野球には人一倍思い入れがあります。

だからこそ、野球の苦しさもわかるつもりです。

野球少年なら誰もが夢見るプロ野球選手。
今や日本ではなくアメリカで活躍できる
環境が整い、誰もがチャンスをつかめるようになりましたね。

プロになるにはドラフトで指名を受けるのが
一般的ですが、昨日は1年でいちばん楽しみな日でもあり、いちばん苦しい日でもありました。

指名を受けられる選手は、ほんの一握り。
その一瞬で人生が決まってしまうかも
しれない、運命の1日。

私が該当の選手だったら、気がおかしくなりそうなくらい緊張するだろうし、もし母であっても一睡もできず食事も喉を通らず、倒れてしまうかもしれません。

そんな運命の1日。
明暗を分けた選手達のコメントに
またじ~んときます。

「暗」だった選手。
悔しくて悔しくて叫びたいでしょうが
必ず感謝の言葉を冷静に口にしますよね。

私はそれだけでも人として、ぐんと成長した
運命の1日だと思うのです。

今までやってきた努力の道のりが
全て吹っ飛んでしまったかのように
思えたかもしれません。

でもぜんぜん違うと思います。

ここで私が軽々しく言える立場では
ないですが、運命の1日が明暗を分けたと
思えても、それが本当の明暗ではないと
思うのです。

人生何がどう転ぶがわかりません。
昨日、「明」だった選手にとっても
更に険しい道のりが待っているでしょう。

逆に「暗」だった選手は、もしかしたら違う道を選んで、明るい未来が待っているかもしれない。

それは誰にもわかりませんね。

でもとにかく野球を嫌いにならないで
ほしいです。

プロ野球選手を夢見ていた私の息子は
なかなかレギュラーになれなかったり
監督から怒られたりと失敗の連続でしたが
とにかく野球が大好きでした。

そんな息子は自分の実力をわかってか
高校は勉学に励み、今やもう来年
大学卒業予定です。
就職もおかげさまで内定をいただき
毎日インターンでお世話になっています。

このドラフト前から我が家の
グループラインは賑やかになります。
そう、今でも野球が大好きな家族なのです。

ちょうど1年前に先輩が企画してくれた
野球のイベントがありました。
そこに家族で参加したのですが
それはそれはみんな生き生きとして
以前には見せたことのないような
伸び伸びとしたプレーで
本当に楽しそうでした。

息子にとっての野球を続けない選択は
どうだったのか、本音はわかりませんが
あの楽しそうな笑顔を見て
間違ってなかったよと言いたくなりました。

昨日、運命の1日を終えた全国の皆さんも
笑顔で伸び伸びと野球を楽しんで
もらえたらいいなと思います。

今日からまた新しい運命の日々が始まりました。

皆さんにとって、どんな人生が
待っているでしょうか。

今朝のキリッとした空気を感じて
昨日のドラフト会議に携わった方々全員に
エールを贈りたくて、長々と書いてみました。

秋の青空に映える白球のごとく
貴方の人生も清々しくさわやかで
ありますように。

永遠の野球小僧達に愛を込めて❤️


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