見出し画像

京都旅行 2022.11 ①

先日、京都旅行に行ったことを少し詳しく書こうと思います。

紅葉の時期の京都はとても混む。

そんな話を会社の先輩に聞いた上、YouTubeでもものすごい人混みの様子を見たので、「これは早朝から行くしかない」と思いました。

そこで、今回は3泊4日の行程を組みました。
初日は移動のみ。車で大阪の肉親の家に移動し、翌日の朝6時に車で法然院に向かいました。

銀閣寺近くのコインパーキングに車を停め、7時頃には法然院に参拝することができました。

着いてすぐに撮った写真です。
中から撮った山門です。
白砂壇が見えています。
境内の西側の眺望です。
吉田山が見えました。

この法然院は、鎌倉時代の初め、法然上人が弟子とともに六時礼讃を唱えた草庵が始まりだそうです。しかし、1206年、後鳥羽上皇(大河ドラマでトキューサと蹴鞠で勝負をしていたあの方ですね)の怒りを買う出来事があり、上人は四国に流刑となり、草庵は荒廃してしまったそうです。
その後、江戸時代初期に知恩院の和尚により現在の伽藍の基礎が築かれたとのこと。
今は、アーティストの発表の場やシンポジウムの会場として寺を開放することもあるそうです。

拝観時間が朝6時からと早いこともありましたが、かねてより訪問したいと思っていたお寺でした。
苔むした茅葺きの山門、そして山門をくぐると両側にある白砂壇が印象的でした。無論、紅葉も。

春の公開時期には、中庭に椿が咲き誇るそうです。その時期にも訪問したいですね。

この後、永観堂に向かったのですが、途中、法然院のすぐ近くに安楽寺があります。

安楽寺の山門です。
見にくいのですが茅葺きの山門を撮った写真です。

安楽寺は、鎌倉時代に法然上人の弟子が開いたお寺で、哲学の道から一本奥にある通称「隠れ道」に面しています。通常は非公開ですが、春と秋に一般公開されています。拝観時間が10時からと時間があわなかったので、山門だけ拝見して永観堂(禅林寺)に向かいました。

哲学の道

永観堂には、哲学の道を歩いて向かいました。
哲学の道は、今のところ京都で最も気に入っているスポットです。もしかすると、この道をきっかけに京都を好きになったのかもしれません。

哲学者の西田幾多郎が、この道を思索にふけり散策したという逸話は有名ですね。

私には哲学はわかりませんが、西田幾多郎は、石川県の旧制四高が生んだ偉大なる二人の哲学者のうちの一人です。石川県かほく市にある西田幾多郎記念哲学館にも行ったことがありますよ。
因みにもう一人の哲学者は鈴木大拙ですね。
話が逸れるので書きませんが、金沢も大好きな街です。住んでいたこともありますので、機会があれば改めて触れようと思います。


今回はここまでにしてときます。
次回(があればですが…笑)は、永観堂、南禅寺、蹴上あたりを紹介したいと思います。

ありがとうございました。