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いま、美少女プラモデルが熱い!

※この記事は某Discord鯖のAdventCalendar用のものです。

はじめに

はじめまして、あおむぎと言います。
普段は細々とゲームをやったり、今年に入ってからはちょくちょくDJをしております。(DJの話はまた追々・・・)


ところで皆さん、プラモデルは好きでしょうか?
私の方は、王道である「ガンプラ」から、はたまたスポーツカーなどの「スケールモデル」まで割と節操なく触るくらいにはプラモデルが好きな方です。


だが!いま熱いジャンルは上記のモノ達ではない!!!!!
いま最も熱いジャンル、それは『美少女プラモデル』だ!!!!!!!!!


ということで美少女プラモデルについて洗脳布教をするための記事を書いていこうと思います。

美少女プラモデルとは

読んで字のごとく『美少女』の『プラモデル』!!!!!!

大きな特徴として
・大体15cmくらいの大きさ(1/12スケールと呼ばれるサイズ感)
・可動フィギュア(figmaなど)と同等の可動領域

・シリーズ毎に規格統一されたパーツによるカスタマイズ性
といった要素を持つ商品が多くあります。
(例外もあるけど今回は割愛)

特に「1/12スケール」の大きさは1/144サイズのガンプラほどの大きさで集めやすく(⇐ここオタク的に最重要)、ガチャガチャなどで同スケールの小物も多く出ているため1つ買うだけで十分に遊ぶ事ができます。

また、プラモデルなので自分好みに塗装をしたり、加工をして好きなように改造が行えるため様々な遊び方ができるジャンルとして人気となっています。

1/144スケールのガンプラとサイズが近いのでこんな遊び方もできる


代表的なシリーズ

「概念はわかったけどじゃあどんなモノがあるのよ」となると思うのでここからは代表的なシリーズを紹介します。

1. フレームアームズ・ガール

美少女プラモデルというジャンルを語る上で外せないのがコトブキヤから発売されている「フレームアームズ・ガール」シリーズです。

同じくコトブキヤから発売されている兄妹シリーズ「フレームアームズ」で展開されている商品を『美少女化』して展開をしているシリーズとなっています。

シリーズ第1弾のフレームアームズ・ガール 轟雷


2015年5月にシリーズ第1弾が発売されてから現在に至るまで、美少女プラモデル』ジャンルに置いて最前線を走り続けている人気シリーズです。
サイズは約15cmほどですが、スケールはノンスケール(1/100などの表記なし)となっています。
ワタシハココカラヌマニオチマシタ

タンポ印刷を使用したフェイスパーツ、イラスト再現度の高さと可動フィギュアにも負けない可動域の両立、同社から発売されていた別シリーズとの共通規格採用によるカスタマイズ性の幅広さから、「美少女プラモデル」という言葉が定着する前のシリーズ第1弾の時点で何度も増産が行われるほどの人気でした。
(このシリーズが発売されたことで『美少女プラモデル』というジャンルが確立されたといっても過言ではないほど)

2017年4月にはテレビアニメ化もされ、こちらも作品として出来が良くシリーズの人気が更に増す程のブームにもなりました。
(似たジャンルだと過去には武装神姫もアニメ化が 主人公?知らんなぁ

アイマス関連ではシンデレラ・ガールズの「久川颯」役、長江里加さんがCVを務めたキャラもメインとして登場しています。バーゼハツヨイコ

なんと!このアニメ、dアニメストアで全話観れます!
観ろ!そしてついでに立川を聖地巡礼しろ!

また、最近では初音ミクや遊戯王のブラックマジシャンガール、挙げ句には勇者王ガオガイガーを美少女化したものなど他コンテンツとコラボした商品も多く出ています。(割と節操なくコラボしてる


2. メガミデバイス

「フレームアームズ・ガール」と同じく『美少女プラモデル』というジャンルを語る上で外せないのが、これまたコトブキヤから発売されている「メガミデバイス」シリーズです。

こちらのシリーズは「フレームアームズ・ガール」とは違う開発陣による商品となっており、汎用素体“マシニーカ”を共通の素体規格として展開されていることが特徴です。

開発陣には過去にKONAMIにて発売されていた「武装神姫」シリーズに携わっていた「鳥山とりを」「浅井真紀」の両人が中心人物として参加されています。
そのため、サイズも「武装神姫」と同じ1/12スケール(約13cm程度)となっていて「フレームアームズ・ガール」よりも「武装神姫」の姉妹シリーズに近いものとなっています。

左のFA:Gバーゼラルドと比べるとメガミデバイスのほうがやや小さい


さらに、スマートホン向けゲーム「アリスギア・アイギス」とコラボした商品も数多く発売されています。

こちらのコラボシリーズについてもゲーム内のキャラをプラモ化するだけでなく、プラモ化用にゲームにない装備を新規デザインしたり、メガミ本家のキャラをゲームに登場させたり(しかも商品と同じ1/12スケールで)とかなり協力的なコラボをしています。
当初はプラモ化は厳しいから作らないって言ってたデカブツを「作っちゃいました」といって発売したりもするイカれた開発陣達

そしてなんと!!!!!!!!!!
2021年12月19日はメガミデバイスのシリーズ第1弾が発売されてから5周年!!!!!!!!!!!!

5周年に合わせて公式ブログの方でも2022年1月発売予定の新商品のパーッケージイラスト等が公開されています。
ウォッ…デッケェ…

あなたも5周年のこの機会にメガミデバイスを買いましょう!!!!!
(惜しみないダイレクトマーケティング)


3. 30 MINUTES SISTERS

上の2つとはうって変わり、バンダイから発売された「30 MINUTES SISTERS」シリーズです。

こちらのシリーズは「本体」となる商品のボリュームを最低限に抑え、代わりに「カスタムパーツ」が発売初期から多数展開しているのが特徴です。
(素体の第1弾発売が2021年8月なのにすでに20種類近くのカスタムパーツが展開)

前述の2シリーズで共通した問題点として「単品が充実していることによる販売価格の高さ」と「カスタマイズパーツの少なさ」といった不満要素を、上記ような商品展開によって補うようになっています。
さらに、公式サイトにて本体から各種カスタムパーツまでを組み合わせて実際に組み立てた状態をシミュレーションをすることができるようになっているという徹底ぶり。
バンダイさん、手心っていうものはないの?

また、これまでバンダイから出ていたキャラクタープラモデルにありがちなブサイクあまり良くない顔の造形も、タンポ印刷にすることで改善がされているため前述の2シリーズに負けない出来栄えとなっています。

価格が比較的安くてカスタマイズパーツも豊富なのでこれから『美少女プラモデル』に手をつけるにはうってつけのシリーズです。
色々あってどこ行っても素体が売ってねぇけどな!


4. その他シリーズ

すべてのシリーズを細かく書いていくとキリがないので、ここからは特徴的なものをざっくり目に紹介していきます。
ざっくりだけどいっぱいになった

創彩少女庭園

またまたコトブキヤから発売されているシリーズ。
これまで紹介してきたものはメカデザイン要素を持つものが多かったのですが、こちらのシリーズは「普通の女の子をプラモデルで表現する」というシンプルなコンセプトの商品となっています。

そしてまさかの各キャラにはCV付き、ボイスドラマまであるという異色のシリーズ展開。(この企業はどこに向かってるんだろう・・・)

また、直近の再販タイミングを含めた入手のしやすさや、コトブキヤ公式より様々な作例が挙げられているので、これから『美少女プラモデル』を始める方にもオススメのシリーズです。

キャッチコピーの通り「何にだってなれる」、まさに可能性は無限大!
公式作例でこんなの出してくる辺り、この企業はやっぱり変態だと思う


アルカナディア

またまたまたコトブキヤから発売されたシリーズ。
こちらも上記で上げていたシリーズとは打って変わってコンセプトが「ファンタジー」に寄せた展開となっているのが特徴です。

なんと2021年12月22日に発売されたばかり!!!
1度見かけたら次は無いようなものなので見つけたら買いなさい(勅命)

現在はシリーズ第1弾のみですが、第2弾・第3弾と原型が発表されているので今後の展開も期待できるシリーズとなっています。
(シリーズ展開が天使、悪魔、狐っ娘って割と特殊性癖業が深い気がする)


ヴァリアブルファイターガールズ

こちらは打って変わってアオシマからは発売されているシリーズ。
なんと!あの「マクロス」シリーズを題材とした商品です。

「マクロス」ではおなじみの戦闘機「バルキリー」の3形態への変形要素を残しつつ、「バルキリー少女」(なにこれ)と呼ばれる素体を組み合わせている一風変わったシリーズです。
素体にはこのシリーズオリジナルのキャラだけでなく、マクロスシリーズに登場したキャラが使われているものもあります。
(私はマクロス見たこと無いから詳しくは知らん)

バルキリーの出来はとても良い!
ただ、パーツの色分けが少ないためデカールや塗装などで補う必要があるため、プラモデル初心者が手をつけた場合はがっかりするかも・・・

よくプラモデルを作る方にとっては「いつものアオシマ」です。
(つまりは中級者以上向け)


ブロッカーズFIORE

ボークスから発売されているシリーズ。
同社から発売されている「ブロッカーズ」シリーズと互換性がある作りとなっています。(「FA」と「FA:G」のような関係性)
こちらのシリーズも30MSと同様に、ヘアパーツやフェイスパーツといったカスタマイズパーツが豊富に販売されています。

ただし、共通規格として使用されているジョイント軸が4mmであったり、使われている素材が他の商品と比べてやや癖が強かったりと最初に触るものとしてはオススメしにくいです。
(プラモデル初心者よりも中・上級者向き)


ダークアドヴェント

アルファマックスより発売されている「ダークファンタジー」をコンセプトとしたシリーズ。こちらのシリーズにはメガミデバイスの開発陣でもある「浅井真紀」氏が原型に携わっており、もちろん素体にも「マシニーカ」が使用されています。
(なんか紛争地帯の武器商人みたいだな)

また、キャラクターデザインには様々な作品で有名な「saitom」氏(「齋藤将嗣」名義で楽園追放、ゼノブレイド2のキャラデザも)が起用されています。

最大の特徴はDX ver.として発売されてる方にあり、割とネタものが好きな方にオススメです。なんとオオキナイチモツが生やせるR-18パーツ付き・・・
(デザインや作りはちゃんとしているのでネタ要素以外でもオススメ)


よくある遊び方

定番となる遊び方を写真付きで書こうと思ったら時間が足りなくて準備できんかったのでとりあえず文字中心で書きます。
(主にシリーズ紹介に時間かけすぎたせい)

1. 組み立て

美少女プラモデル』の名の通り、プラモデルです。
買ったらまずは組み立てよう!!!

ニッパー1本あれば大体のものは作れます。
もし持ってなければ一緒に買いましょう。
長く使用したいならタミヤの薄刃ニッパーがおすすめです。
(1000円くらいのでもいいですが、質のいいニッパーを使ったら戻れなくなります)

2. 飾る

組み立てたら次は好きなように飾ってみましょう。
とりあえずまっすぐ立たせるでも、軽くポーズを取らせるでも良いです。

飾る場所も自分が好きな場所に置きましょう。
机の上に居るとQOLが上がるのでオススメです(最重要)

よくわからないポーズを取らせると実在感が増します

3. カスタマイズ

遊びの幅を増やしたくなって来たらカスタマイズをしていきましょう。
公式のカスタムパーツを取り付けるもよし、同スケールの小物を持たせるもよし、ドールのように衣類を着せるのも良しです。

特にコトブキヤは頭のおかしい凄い作例を発信しているので参考にしてみると遊びの幅が増えるかもしれません。(真似ができるとは言ってない)


終わりに

この記事を読んだ結果、少しでも『美少女プラモデル』について知ってもらい、あわよくば手にとって遊んでいただけたら幸いです。

決まった遊び方などはないので自由に遊べます。
迷ったらまずはお試しで買ってしまいましょう(沼への呼び声)

また、「実際に購入したいけど、どれを買うべきか迷う」「買ってみて面白かったからもっと組み合わせ出来る物が知りたい」などについて相談にも乗りますので気軽に声をかけて貰えればと思います。
(某鯖では立体物総合スレでお待ちしております)


同士よ!!!増えろ!!!!!!!

(こんな記事書いてるけど最近は積み気味なので頑張って崩します・・・)







おまけ

この方の上げる写真が、難しいことをせずとも楽しく遊べることの証明になっていて好き(あとギャグセンスが独特なところも)


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