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【必見】どうせなら知ってほしい!ブラスター松下って一体どんな人?この記事読んだらちょっとだけ俺のこと分かるかも知れませんw(2/3)

ある意味激動な少年時代と思春期を過ごしたブラスター松下でしたが、ここからは絵と出逢うことで世界観が変わっていきます。

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【必見】どうせなら知ってほしい!ブラスター松下って一体どんな人?この記事読んだらちょっとだけ俺のこと分かるかも知れませんw(1/3)

家庭環境やアクシデントで歩行障害になった思春期、
そして高校中退で家出を繰り返してきたブラスター松下は
路上で絵を描き始めます。最終学歴は中卒というそんな僕ですが
美大や専門学校にも進まず完全にアウトサイダーのアーティストとして
活動をはじめることになりました。

なんかテレビで観たことのある路上で何かを売ってる人、俺もやってみたらいいんじゃないのかな?そこがスタートでした。

右往左往していた時に夜中に声を掛けられた
ターミナル駅の奇跡から絵を描き出すまでの話。

家を飛び出してからは毎晩終電の過ぎたターミナル駅で始発までの時間、
寝ているような日々を過ごしていました。
寝る場所が床になっていた時、今度は50代くらいのおじさんに仕事しないか?と声を掛けられました。
仕事というのは現場仕事、そこの会社は解体とドリルでコンクリートを砕く斫り(はつり)と鳶職をしている会社だったのですが、そのおじさんに連れて行かれ事務所に着いた途端にビックリ!その会社はなんと小学校の時に同級生だったお父さんのしている会社でした。
事情を話し、家に帰れないことや今まであった経緯を話すと
友達のお父さんは僕を受け入れてくれて仕事をさせてくれました。
その時にどんな仕事をしたい?と言われ始めたのはビルの鉄骨を組む仕事の
手元、要はアシスタントをするお仕事だったのです。

生活は順調、しかし僕のやりたいことではない。
僕のやりたいことはなんだろう?って話をしたときに
絵を描く仕事は始まった。

友達のお父さんのお仕事をお手伝いして2年ほど経った時でした。
生活にも慣れ、お給料も頂くことができていたのですが
やはり自分のやりたいことは何かと考えていたときに浮かんだのは
紛れもなく「絵で生活をしていく」ということへの憧れでした。
働いていた会社に辞めることを伝え、僕はその会社を辞め、
一人で絵を描いて生活をしていくことを決めたのでした。

どこにも行くあてがなくなった僕は給料で貯めていたお金を持って
渋谷あたりを歩いていました。そしたら路上で何かをしている人が…。
そこには絵を描いていたり、ミュージシャンの人がいました。
その中の誰か覚えてない人に話かけました。
「ここで絵を描いたりすることってできるんですか?」
その人は僕に言いました。
「僕もそんなに描きに来たことはないけど出来てます。」
僕は即座に布と紙、画材を買って道に座ることを決意しました。
仕事もやめてどこに行くこともできない人生です。

僕は絵を仕事にするためではなく、絵を描いて生きることにしました。

そして渋谷や北千住、いろんなところで絵を描いていたとき
足を運んだ場所が「下北沢」で声を掛けられました。

「お兄さん、面白いね!コラム書かないか?」

個性的な見た目の彼は僕にそう声を掛け、
僕はやりたいと伝えるとそこから意気投合をして
彼の家に転がり込むことになりました。

下北沢での人との出逢い、魅力のある人と夢を志す人、そして反面教師の大人達との出逢い。

下北沢というにはちょっと遠いし、厳密に言えば笹塚。
畳7枚分の築40年以上の古びたアパートに転がり込んでから
僕はまず携帯電話とパソコンを使えるようになりました。
もちろんデジタルなんて当時は苦手だったし、
でも周りの人がね、自然と教えてくれるんですよね。
朝から夜中まで路上で絵を描いて、帰ってきてはパソコンを触る。
そんな日々の繰り返しでした。
一緒に住んでいた彼もSEをしながらミュージシャンをしていたのですが、
彼の家には山ほど積まれたCDがあり、そのCDの楽曲はすべてパソコンに
読み込まれ、聞くこともできました。
僕はその環境で毎日楽しく過ごすことができました。
そして昼夜問わず繰り広げられる友人達との晩酌は夢を語り合い、
また世間を罵ったり、喧嘩をしたり決して良い光景ばかりでは
ありませんでしたが僕を成長させてくれることとなりました。

次回はいよいよ最終話。下積みから今の自分まで綴っていきたいと思います。

思春期の壮絶な下積み時代から下北沢の友人の家に転がり込んだブラスター松下が東京を離れます。下積み時代から今の自分へと繋がるエピソードとなります。そして何を伝えていきたいのか?最終話も楽しみにしていてください。

Posted by Blaster Matsushita

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