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第71回川崎記念(JPN1)

コースガイド

川崎ダート2100Mは川崎競馬場最長のレースで2コーナー出口からスタートしで左回りコース1周半。最初の3コーナーまでの直線は400M。コーナー6個の小回りコースで結構きついのでインを立ち回れるのと外々を回すのではかなり違いが出るのでスタートからの400Mでポジションをいかに取れるかがポイント。インで溜めてロスなく運ぶ穴馬の台頭も可能性はあり。最後の直線は300M。基本的には逃げ・先行が有利なコース形態。

前日までのトラックバイアス

逃げが結構強い印象ではあるが全て逃げとは思えない。割とスローに寄ったりしてるので前有利ではあるけど。もちろん差しも決まる馬場で冬の時期ならではの凍結防止剤散布で差し届く許容範囲ではないかと思います。道中インで溜めるか先行外2ぐらいで抑えながら入るのが良さそうですね。もちろん力のある逃げ馬は残り目をケアするのが良さそうです。

調教評価

1.エルデュクラージュ(S評価)
→1/29船橋外回り良馬場を一杯63.3-47.7-35.7と前走比較でも抜群の手ごたえ。前走報知オールスターカップ2着の時よりも更に上向いた印象。地方移籍3戦目で一番の出来に感じますし、ここを目標にした感じの過程も高評価。
2.ブラックアーメット(B+評価)
→1/30栗東CW良馬場を馬なり6分を通して86.0-70.2-54.0-38.6-11.5と前走と比較すると稍数字で見劣る感じに見受けられる。併用調教は評価できる。
3.チュウワウィザード(A評価)
→1/26・1/28・1/29の1週間で3回追いきりを行い意欲的。時計は1/26栗東CWを一杯4分を通して記録した82.6-67.5-52.8-37.9-11.5でしっかり出来てる印象。さすがG1馬の追い切り。
4.フレアリングダイヤ(B+評価)
1/28浦和本コース良馬場で一杯64.9-50.3-37.4-12.2と時計だけを見ると本コース追い切りなのでかなり出てる印象。ここ最近では一番の出来に感じます。この馬なりの順調。
5.ケイティブレイブ(S評価)
1/23・1/26・1/30の1週間で3回追い切りを行い意欲的。美浦北Cコースで意欲的な追いきりで1/30美浦Cコース良馬場を馬なり7分を通して66.5-51.3-36.9-12.3と明け9歳馬とは思えないような追いきりで好時計。ここ9歳でこの時計は迫力満点で状態の良さが最近で一番ではないでしょうか。
6.ヴェルテックス(B評価)
1/22・1/26・1/29と1週間で3回追い切りを行い意欲的。栗東CWと坂路の併用で好印象。追い切り事態は時計は目立たず併せた3歳1勝クラスの馬に先行して遅れを取ってるのが個人的には好きではないのでそこまで良い状態とは思えます。
7.タービランス(A+評価)
1/28浦和本コースで一杯62.0-48.2-35.9-12.1と前走東京大賞典の時と比較しても上向いた印象。近走安定して追い切りでは時計も出てるので9歳馬なので上積みと言う部分は薄いものの高いレベルで維持してる印象。ここでも追い切りからは状態はかなりいい。
8.ロードゴラッソ(B評価)
外厩ミッドウェイファームで1か月間乗りこまれて調整をされてきて1/29に38.0-24.4-12.3と数字は普通。外厩調整でどこまで仕上がってるかわかりませんが前走の報知オールスターカップ3着並みの出来にはありそうです。
9.カジノフォンテン(S評価)
1/15・1/21・1/29と日を追うごとに時計を詰めてきて最終追い切りでは船橋外回り良馬場で61.0-47.6-35.5と抜群の好時計を記録。東京大賞典を回避してここに照準を合わせた追いきりと見てとれるので状態はかなり良いと思います。
10.ヒロイックテイル(S評価)
1/21の1週前追い切りの栗東CWで馬なり9分を通して83.4-68.0-52.7-37.0-11.4と併せた馬に先行して先着。これはかなり状態が良さそうですね。追い切り本数自体は少なめも栗東CWと坂路の併用も好印象。前走よりも確実に状態が上がってると思います。
11.デルマルーブル(C評価)
1/20・1/26・1/30と追い切り本数自体は良いのですが内容が全く良くなくこの馬の全盛期からすると出来は良くないと思います。この出来では状態の上向きとは取れません。
12.サルサディオーネ(A評価)
12/1の船橋クイーン賞から2か月と少し間隔は空いたもののJRA遠征を中止してここに照準を合わせてきたと感じれる追い切り内容。1/19・1/28と共に好時計をマークし特に1/19の小林での追い切りでは終い11.9も記録してるように状態の良さは数字からも見て取れます。
13.ホーリーブレイズ(A評価)
前走、名古屋グランプリ4着の時に比べて明らかに良化してると見えます。最終追い切り1/28の小林で一杯81.5-63.7-49.0-36.2と長めから良い時計を出してきてるので状態面では上向きではないでしょうか。

展開

逃げて自分の形に持ち込みたい12.サルサディオーネがハナを主張してくると思う。それを見る形で9.カジノフォンテンと10.ヒロイックテールが追う展開でしょう。これはある程度新聞各紙や情報サイトで出てるのでおおよそこの初手でポジションは決まると思います。外枠から速いので中枠の先行馬は蓋をされる形でポジションを取る際に気をつけなければ予定よりも後ろになる可能性があると思うので中枠の先行馬は気をつけたい。内枠は枠が離れてるのである程度はポジションが取りやすいと思います。3.チュウワウィザードは戸崎→川田の必勝体制を今回取ってきてるので恐らく前で捌いてくると思うのでインで前にプレッシャーをかけてくると思います。このプレッシャーで前の逃げ馬が速く動いたりすると出番は後ろに有りの展開になる可能性も高いので3.チュウワウィザードのそばに居る馬が恩恵を受けれる可能性が高いと見てます。5回目のコーナーの3角から4角に向かう所でペースアップして前に押し寄せて直線加速する流れだと思いますのでインをロスなく立ち回る馬の台頭が鍵になりそうです。

考察

◎本命には前日販売圧倒的な1番人気(2/1の18時現在単勝1.3倍)ではあるものの実績やコース適性などから見ても3.チュウワウィザードになるのではないですかね。無理に穴からとかはここでは打ちません。追い切りや臨戦過程なども不安は特にはないと思いますので。対抗1番手の〇には思い切って10.ヒロイックテールを抜擢で重賞勝ちこそないもののハナに立たなくても良く、前で捌ける強み距離適性を重視して。対抗2番手の▲には1.エルデュクラージュで前日人気は無いですがこちらも距離適性と舞台重視で抜擢も懸念材料はクロフネ産駒らしく内枠でもまれ弱いのが気にはなるのでインで気分よく追走出来ればと思います。紐△1番手は逃げ馬を見る形で進められる去年の優勝馬の9.カジノフォンテン。ここ3戦大敗続きではあるものの調子自体は悪くないと思う。もしかしたら距離長いかもしれないけど。紐△2番手は7.タービランスでJRA交流となると今一歩パンチが弱いのが気になるけど展開次第では浮上もあり得る。最後に期待の穴馬★6.ケイティブレイブ。ここで内田でも長岡でもなく地元南関の若きエース笹川起用は陣営の馬の出来きへの表れなんじゃないかな。コースも熟知してるし今の馬場も笹川にも合ってると思うし出遅れだけが気になるけど本来先行馬なので笹川出していけば面白い存在だと思います。いつもより印は1頭多いですがこれで行きます。自分は6.ヴェルテックスは前走レベル低く速い流れに乗れるか怪しく、12.サルサディオーネはハナ切るので潰される事が一番怖いのでここは無印にしてます。追加してオッズ取れないだろうし。

買い目と印

◎3.チュウワウィザード(前日1番人気)
〇10.ヒロイックテール(前日7番人気)
▲1.エルデュクラージュ(前日9番人気)
△9.カジノフォンテン(前日2番人気)
△7.タービランス(前日6番人気)
★5.ケイティブレイブ(前日5番人気)

馬単
3=10.1.9.7.5
10.1-10.1.9.7.5
ワイド
10-1.9.7.5
1-5.7.9
3連
3-10.1.5-10.1.9.7.5
10.1.5-3-10.1.9.7.5

皆様の馬券の組み立てに役に立てればと思います。馬券もさることながら良いレースと全馬無事完走を願ってます。発走を楽しみにしてます。


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