失われたかもしれない７年、いや30年近い時間。今は少し休んで元気が出たらまた歩き出そう。
７年前。
もしかしたら、違う道を選べたかもしれなかった。
でも。
悩んで。
迷って。
チェンジする勇気が持てなくて。
道を変えるにしてもどこに行きたいのか分からなくて。
noteで、キャリアチェンジをされたり、仕事を変えた方、生き方を変えた方の話を読むと素直に羨ましい。
基本、他人を羨むって意味がないからしないんだけれど、このことに関しては『いいなぁ』『私もそちらの世界に行きたいなぁ』と思うのだ。
思い立ったらやる。
走りながら考える。
でも、ゴールや方向が分からない。
プールに例えると、飛び込み台で往生している感じ。（そもそもカナヅチ）
山登りに例えたら、どの山に登っていいか分からなくて、本屋さんでどの山の地図を買ったらいいのか迷い、延々と買えない。
ドライブに例えると、いろいろいいなぁ、ってちょっと走ってみるけれど結局は最終目的地が分からず自宅に戻っている。
不甲斐ない。
分かっていることは、
このまま延々と今のままでは嫌だ。
ということだけ。
そもそも。
失われたのは7年ではなく、社会人になってからの30年近い時間かもしれない。
入社してすぐ『合わない』と思ったのに（会社が悪いとかではなく相性の話）、不況だったし転職はできずにいた。転職したら確実に無職だったし、当時はまだ今みたいな働き方はほぼなかった。
仕事が特に長時間労働できつかった（もともと合わないからずっとしんどいけれど）時にこの本を母誰かに渡された。
置かれた場所で咲く。
私は咲けたか分からない。
咲けなくてもとにかく置かれた場所からは逃げずに踏ん張り続けた。
その場所は、栄養は奪われるが補充の時間がなくて、そのバランスの悪さに栄養が枯渇していた。
そして、一時的に枯れた。
枯れてから、とにかく咲かなくても枯れないように（長い時間働かないように、といっても20時くらいまでの残業は普通でもっと遅くなることもよくあった）するだけで精一杯だった。
そのうち、蕾も付かなくなったと思う。
そうこうする内に、時代は『風の時代』とやらに変化した。
◯好きな場所に住む
◯モノへの執着を手放す
◯横のつながりを大切にする
◯前期のような“型にはまらない生き方”
◯常識にとらわれずに自分らしい生き方
◯お金よりも情報や知識、時間を重要視する
自分らしい生き方。
模索中。
置かれた場所から、動いて、
自分らしく咲くために。
でも咲く前に、死ぬかもしれないという焦りがある。
悶々としている。
この本も読んだけれどなんだかピンとこなくて、
ライフシフトしなきゃいけないのは分かるけれど、実践ができない。
今は毎日を無事に終えるだけで一杯なのだ。
これを書いている今も、午後少しお昼寝がしたくて横になったが階下で父が文句を言っており、降りて行くと母がトイレを呼ぶのが遅いと怒っている。
お漏らしをしなくてもずっとおむつだと匂うから、苦労しながら、お風呂場で母を洗って、オムツと衣類を替えてきたところ。
私は介護をしている中でもまだまだ恵まれているとは思うけれど、介護生活の前から仕事で疲れ切っていたし、今はそれに介護が加わり、シフトしたいんだけど、どうシフトしたいのか考えても分からなくなっている。考える時間もないし、疲れた頭でぐるぐる考えても名案が浮かばない。
そんな人はいないのだろうか。
危機感だけはあって、
転職サイトも情報収集の為に見ているがピンとこない。
このままだと置かれた場所で、最後を迎えるのか。
それはやっぱり嫌だ。
残りの自分の人生、自分でデザインしなきゃ。いや、したい。
好きなことで（好きでなくとももう少し納得と行く仕事でできれば人の役に立ちながら）暮らしたい。
一体全体、こんなに頑張ってきたつもりなのに私は何をしてきたんだろう。
過去の自分を責めても仕方ないのだが今はそんな心持ち。
ここに書いたからと言って解決もしないんだけど、気持ちをただ吐き出したいんだと思う。
あまりに自分が情けないので、自分で自分を励まして終わろう。
今までやってきたことも、自分で決めたことだから否定するのはやめよう。
今は介護のために戻ったこともあるし、まだこの生活も一年経ってない。まずは落ち着こう。
今分からないからと言って、そして今まで分からなかったからと言って、この先も分からないとは限らない。
少し元気が出たら、少しずつ何か行動しよう。無理は禁物。
とりあえず、疲れてるんだと思うから少し寝よう。。。
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