マザーハウスについて 2020

「途上国から可能性をというビジョンがあるので、通常のメーカーとは違い、生産国の強みは何かというところから商品作りをしています。15年にジュエリー事業を始めました。インドネシアやスリランカ、ミャンマーと良い石や素材が採れる国で生産しています。18年からインドの自社工房で手紡ぎ・手織りのカディコットンを使った洋服を作っています」

生産国の強みは何かということからビジネスを始める

日本っもう均質化されたものばっかりで日本ならではのものって少ないけどまだまだ世界にはたくさんあるんだな

「店舗の売り上げがある程度、減少するのは想定しています。厳しい状況ですが、デジタルの強化などの施策で、その減少分を埋めていこうと思います。自社のEC(電子商取引)サイトの売り上げは、コロナ前で1店分しかありませんでしたが、3店舗分に増えました。ECシステムなどに積極的に投資します」

ECサイトの売上めっちゃ増えてるな

――コロナにより先進国の一部の衣料品関連企業などが仕入れを止めたことで、途上国の工場で解雇が相次いだと言われ、問題になっています。
「多くは生産委託の方式のため、起きていることだと思います。私たちは直営工場で、全社員の雇用を守ります。政府支援などがなくても、給与を満額支払っています。コロナの影響もあり、優秀な人材があふれているので人材募集を出すことも考えています」

途上国での解雇が起きるメカニズム
→生産委託方式のため

外注とは、あるメーカーが自社製品を製造する際に、自社の生産ラインの一部を外部の製造メーカーへ委託するものです。しかしあくまでメーカーが保有する生産施設と人員による自社製造が基本となりますので、外注はピンポイント的な業務軽減や製品機能の向上などが目的となります。
一方OEMでは、あるメーカーが自社製品を開発し商品化しようとした際、生産ラインを丸ごと製造メーカーへと委託します。そのため、自社で工場や製造人員を持つことないため、コストの大幅な削減が実現するのです。
非常に高い技術力を持つ中小企業が日本の製造業界にはたくさん存在します。彼らの技術は非常に素晴らしいものであっても、販路や知名度といった点では大手メーカーには及びません。そこで、大手メーカーの持つブランド力やマーケティング力を借りて、自社の技術を売り出すのです。
生産ラインを自社で賄うコストを無くせるというメリットがメーカーにありながらも、受託する製造メーカーにとっても広告費ゼロで自社の技術を売ることができるという、win-winの関係性ができあがるため、OEMは多くの業界で取り入れられているのです。

ケースの勉強で販売チャネルどうするか?顧客層は?とかとか

このマザーハウスは徹底的に商品にこだわっていると思いました。それがバングラデシュの雇用を生むことになるから。

参照:https://r.nikkei.com/article/DGXMZO63387860T00C20A9H43A00?unlock=1

https://www.realgate.co.jp/md/650/

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