そう強い卸売業は田舎、辺境からやってくる

そんな「ポツンと」系小売業を挙げるならワークマン、ケーズホールディングス(店名はケーズデンキ)、西松屋チェーン、カインズ、コメリ、コスモス薬品などがある。そして共通しているのがコロナ禍でもしっかりとした業績を上げている点だ。

長野出身でワークマンよくみかけた。こんなところにあって商売上手くいくのか?って疑問に思ってました。あと東京ではあんまりみない「ファッションセンターしまむら!!」

ワークマンの2020年4~6月期の売上高は256億円で前年同期比25%、ケーズは同期の売上高が1880億円で14%増、西松屋は同年3~5月期で407億円で9%増などとなっている。三越伊勢丹や高島屋などのメガ百貨店や都心型小売業が売上高を大きく落としているのとは好対照だ。

まさにハイエナ

よく商売はとにかく立地だ!!!っていうけどそれだけじゃない。ここがマーケティング。

そもそも「密にならないから、安心して買い物ができる」というのが理由の一つかもしれないが、もっと大きな理由がある。人口が少なく、所得水準も都心に比べて低い地域でも商売をやっていける経営力を身につけたからだ。その源泉は「ポツンと」系小売業が持っている魅力的な商品やサービスだ。たとえ不便な立地でも「買いたい商品」があればその店に消費者は向かう。
例えばワークマン。東京郊外の稲城店(稲城市)は水田や休耕地、林に囲まれている。地元のタクシー運転手に聞くと「あのような場所でやっていけるのか不思議ですが、朝早くから軽トラックやバンが駐車場に止めてあって、にぎわっているようですね」と話してくれた。

そこにいる人たちが具体的にわかるから、彼らが必要なものを売るってことかな

一方、百貨店やショッピングセンターを中心に出店をする大半のアパレル企業はコロナ禍前から苦戦を強いられている。多くの小売店が集積する商業施設は個店の品ぞろえではなく、店ぞろえの豊富さによって来店するのだ。磁力は店でなく、館(やかた)にあった。コスト構造も甘くコロナのような劇的な変化に対応できない。

人がたくさん集まるところの難点は多様化しすぎてるところ。利点でもあるのだが。だからたくさん物を集める。
でもこれって彼らが本当にどんなときも必要なものではないよね。

🌟今回の記事は実際に読んでみてほしいです。それぞれの企業の成り上がりストーリーを知れて楽しかったです。

ポイントは、どんなときでもそこにすんでいる人が求める物を売る。

売上高はめちゃくちゃ高くないけど、競合がいない分会社は続いていく。これってまさに理想的?な経営方法の一つかもしれません。

そして今日もしまむらで買った服で渋谷へ降り立つのであった。完

出典:https://r.nikkei.com/article/DGXMZO62754130Y0A810C2I00000?unlock=1&s=3

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?