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文房具アーカイブ#20『コクヨ 鉛筆シャープTypeMx』

正直なめてました。もう離さないよ……。
キリのいいタイミングでほんとのオススメを紹介したいスタイル。

コクヨ 鉛筆シャープTypeMx

芯の太さが色分けされているのがよい

商品スペック(コクヨ公式より)

型番:PS-P502B-1P(0.7mm)/PS-P500R-1P(0.9mm)/PS-P501G-1P(1.3mm)
芯径:0.7mm/0.9mm/1.3mm
替え消しゴム:‎ケシ-P201(110円+税:3個入り)
定価:1,100円+税
本体:軸径φ10.5×全長143(mm)
軸:PC(ポリカーボネート)
グリップ:亜鉛合金
クリップ:スチール
芯繰り出し方法:ノック式
※初期充填芯:0.9mm・1.3mmには2B芯が2本、0.7mmにはHB芯が2本入っている

2019年02月27日~2023年5月現在販売中

https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/pencilsharp/typem/

「コクヨはノートのメーカーでしょ?」と思っている人が多いと思うが実はペンも売っている。筆記具メーカーじゃないからと言って侮ってはいけない。ノートを作っているということはノートに合うペンも知っているってことだから。

『鉛筆シャープTypeMx』とは

改めて筆記幅を並べてみると全然違うとわかる

 『鉛筆シャープTypeMx』はグリップに金属が使われていて低重心で安定した書き心地を実現した芯が太めのシャープペンシルシリーズ。一番細くて0.7mmからなのでシャープペンシルの細さというよりかは鉛筆のような筆跡を求めている人向け。なお、同じ日に発売された『鉛筆シャープTypeM』はラバーグリップで軽めなのと価格も低め(610円+税)になっている。グリップの握り込み安定感が欲しい方はそちらをどうぞ。
 「鉛筆のような」と言ったが見た目はおしゃれなシャープペンシルのそれであり、鉛筆感を感じられるのはうっすらと六角形のグリップがあるなと言った感じ。芯径がわかりやすく0.7mmが青、0.9mmが赤、1.3mmが緑でアクセントになっているのがいい。

使ってみた感想

 元々0.5mmのシャープペンシルでイラストを描いていてそれで満足していたので太めのシャープペンシル芯に魅力を感じていなかった。鉛筆大好き人間なので鉛筆の筆跡がいいなら鉛筆を使っていた。しかも貰ったものだったので「ふーん。まぁ気が向いたら使ってもいいかな」くらいの感じだったのだが、いざイラストを描いているとこの低重心と芯の太さがクセになってくる。鉛筆では感じられない重力でスルスル紙の上をすべる芯。このペンでしか得られない書き味があります。アイデアスケッチ、ブレインストーミングなどでぜひとも使いたい。
 現在自分は『鉛筆シャープTypeMx』0.9mmから0.7mmぐらいでラフを書いてから他の0.5mmのシャープペンシルでイラストのラフ線を決定している。しかし鉛筆が要らなくなったといえばそうではないので使う道具の幅を広げてくれたペンだと思う。

 ちなみに個人的な印象だけど鉛筆シャープや太めのシャープペンシルを使う方にはクロスワードパズルやピクロスに使う人が一定数いる印象。そういった人にはちょっとお金を出してでもこのペンを使ってみてほしいな。

気になったら使ってみてほしい

一時は置いているところが多かったのだが今はどうだろうなぁ?といった印象。ブリスターに入っているので探すなら吊り下げフックのシャープペンシルコーナーで。


今回はここまで。
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