まだまだ続く、トクルメニスタンの首都アシガバート

2024年7月17日 20:45

ホテルで少し落ち着いた後は、気になる街の中を抜け、遺跡見学へ！
テレビや事前に調べた情報では街の中の写真を撮るにも注意が必要で、出国の際に、撮った写真を調べられるなどの情報がありました。が、写真撮影不可と言われたのは日本の霞ヶ関的なところくらい。その通りはバスの中からも写真撮影不可とのことでした。その他、観光名所は写真撮影をするならいくら、という形でお金を取られました。

市内観光、まずは永世中立の塔へ。
トルクメニスタンは永世中立国なのです。それを認められて？1995年に建てられた塔なので高さは95mらしい。周りは公園になっていて、自転車に乗っている子供たちがいたり、子連れの親子がいたり、、"なんか普通！"というのが感想でした。子供たちに、日本人？と聞かれ、ツアーのメンバーの中には、一緒に写真を撮っている人もいました。

ここでトルクメニスタンの女性を見て気になることがあったので、ガイドさんに質問。みんなロングスカートなんです。インドのサリーとかとはまた違う感じの。これはイスラム教だから、という理由でした。いわゆるイスラムの服装というよりは、ロングワンピに見えるのですが、そういうことらしいです。
女性の髪型も気になったのでさらに質問したところ、トルクメニスタンはイスラム教の国ではあるもののかなり緩めであること、女性は髪の毛は覆うけど、顔は出してokなどと教えてくれて。さらに、シングルの女性は髪の毛は覆わない。結婚したら覆う。子どもがたくさんいると頭の覆う布？が大きくなる。ということでした。
わかりやすくて良いような悪いような、、

世界遺産であるニサ遺跡は少し郊外に行ったところにありました。
高校時代は世界史を選択していましたが、この地域って複雑で覚えにくかった記憶があります。
ニサはパルティアという紀元後3世紀に栄えていた時のの首都で、オールドニサとニューニサがあるそうです。
オールドはゾロアスター教の神殿で、ニューは一般の人が住んでいた居住区。
遺跡は壊滅されているから跡だけなのですが、大地震が起きた際に宝物庫がみつかって、そこには象牙のものやニサのヴィーナスなどが入っており、ローマの影響を受けた宝物が見つかったということでその時代から本当に西ヨーロッパと交流があったことがわかった、のだそうです。

ニサ遺跡の後は、改修中の巨大モスクを外から眺めに。モスクのドームは金色になるらしい(只今張り替え中)

そしてスーパーへ。いや、スーパーとか行けるんだ！というのがびっくりで。着いてみてまたびっくり。大きな駐車場のある大きなショッピングモールでした。
入口に小さな噴水のような水が出てくるところがあって、その周りを子どもたちがキャッキャ言いながら走り回っている微笑ましい姿やアイス屋さんに並んでトッピングなどしている人たちをみて、どこの国でも変わらないなぁと感じました。

モールの中のスーパーに行ったのですが、まぁ大きかったのとトクルメニスタン産のものを探すのがなかなか大変だったのが印象的でした。ガイドさんからは商品のバーコードの初めの数字で見極められると教えてもらったのですが、ロシア産やウズベキスタン産などが多く、私が見つけられたのはガムくらい…

フェイクの国？らしいので、ハイブランドのバッタものが並んでいたりもしました。
ガイドさんにマクドナルドやスタバみたいな海外のチェーン店はあるのか？と聞いたら、ないけれどフェイクの国だからケンタッキーっぽいお店やダンキンドーナツなど自国のチェーンがあるとのことでした。

夜には、クレージー・ジャーニーでも出てきた世界最大の屋内観覧車にも乗りました。なぜ絶景を見るはずの観覧車を屋内式で建てたのか、、いろいろ突っ込みどころがあるのだけれど、世界一とかギネスとか好きなお国らしいです。