「全てのストーリーについて考えるべき8つの問いかけ」が面白かったのでシェア

ありきたりに打ち勝ち独創的な作品を創ること。全てのクリエイターが目指すことかと思います。ロバートマッキーのSTORYから抜粋。皆さんのストーリーにお役立て下さい。

1、登場人物はどうやって生計を立てているのか。
予想外の出来事、契機事件が起きてストーリーは始まるので登場人物の内面を明確に考えておく。

2、その世界の政治的な権力はどのようなものか。
人が集まり何かを為そうという時は必ず権力の不均等分配が起こる。家庭や他の社会構造の場合でも本質的な権力のピラミッドを描いておく。

3、その世界の約束事は何か。
どんな世界でも人生は習慣と密接な関係がある。慣習風習といったルール。

4、その世界では何に価値を見出すのか。
善悪、合法違法は互いに関連する訳ではない事を忘れないこと。登場人物は何に対してなら命を賭ける程なのか。

5、ジャンルは何か、またはどのジャンルを組み合わせたものか
ジャンルは設定とともに、作家に有意義な制約を与える。それを守るのか、鮮やかな改変をするのか。

6、登場人物達の生い立ちはどのようなものだったのか。
どんな風に生きてきたのか。

7、バックストーリーは何か。
バックストーリーは登場人物の過去の重要な出来事の一部です。それを用いてストーリーを展開させます。

8、どんな人々を登場させるのか
芸術に偶然が入り込む余地はない、との事。

ストーリーの設定要素である4つ、時代、期間、舞台、葛藤レベルはストーリーの枠組みを作ります。そしてそれらは独創的な創作の材料を沢山もたらしてくれるので充実した中身で埋めなくてはなりません。その為の質問なのだそうです。

その後は貴方の探究心の赴くままに、独自のリストを作るとよいと締め括られています。

Thanks a lot