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キャッチボール

僕は、高校まで野球部にだった。大学生になり、久しぶりに親友と会う。彼も野球をしていたこともあり、僕たちは、母校の小学校の校庭にキャッチボールをしに行くことになる。大学生になってから、あまりキャッチボールをすることもなかったこともあり、かなり熱中することに。本気で投げたり、野球経験者の方ならお分かりかもしれないが・・・、僕たちは自然とピッチングをすることに。カーブだとか、スライダーとか、曲がらない変化球を投げたり、落ちないフォークを投げたり・・・。すぐに息はあがるが、とても楽しい時間を過ごしていた。

すると・・・

校庭の隅に、少年野球用の軟式ボールが落ちている。

「うわ!、めっちゃ懐かしいね」

「本当だ。昔は、こんな小さいボールで野球していたのか。」

「ちょっと、これでキャッチボールしてみようよ」

「軽いな~、めちゃくちゃ豪速球を投げれるわ」

「ここからでも、学校の屋上に届きそうだな」

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