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Day57→洋梨。

果物の話では無い。

別に果物の話をしたかったワケではないのだが、結論を先に書いたのでこうなってしまった。果物好きの方がうっかり間違って開けてしまったら申し訳ない。ご容赦を。

需要があるかは分からないが、梨は好き。梨うまい。当地では洋梨よりも和梨が盛んな地域で、もうすぐ旬の時期。以前は幸水と豊水ばかりだったけど、「あきづき」や「にっこり」なども増えてきているようだ。

これも余談だが、梨農家では軽トラの屋根を切った特殊仕様の車がある。梨の木は低いから、収穫するのにコレが丁度いいんだとか。もちろん公道は走れない。

「和を以て貴しと為す」。

冒頭にも書いた通り、梨の話をしたかったワケではないので、ここからが本題。もちろん茄子の話でも無い。

足リラシート」の発売元でもお馴染み、株式会社 中村がWebサイトで掲載している、ジェーン・スーさんのコラム「おつかれ、今日の私。」vol.11で、

たまに、なんでも許される人が存在するような気がしてしまう。思い付きで好き放題なことを言う、役職付きの特権階級のことではない。とんでもないわがままがまかり通ったり、何度失敗しても助けの手が自然に差し伸べされたりする人のことだ。

というのがあった。また、

心のなかの、歪な箱の蓋がそっと開く。「あの人たちが許されるのは、愛される資格があるから。あなたには、それがないから」。聴きたくもない声が聴こえてくる。もう、うんざり。そんな誰にも証明できないことを考え始めたら、行きつく先は自分を安く見積もり続ける地獄しかない。

とスーさんは書いている。分かる。分かりすぎる。

何をやっても許される」は言い過ぎにしても、あんまり怒られない人っていると思う。黙っておけばいいものの、良くないからとつい余計なお節介を言い、煙たがられたりする私からすれば羨ましい。

私の場合は自ら損な役回りをやっているようなモノだから、イエスマンだったり100%認めて欲しい人にとっては嫌がられる存在だろう。諫めてくれる人がいてこそ、物事は良くなるのだけど。

まあぶっちゃけ、いいトシになると諫めてくれる人なんてそんなにいなくなるんですわ。面倒な事は波風立てないほうでスルーしたほうが楽だし。構ってるほど暇じゃないというのもある。

和を以て貴しと為す」という言葉があるが、これが曲者で、「意見の違いは横に置いて、なあなあに仲良くやれ」という意味では無い。

聖徳太子が作った四天王寺というお寺の境内にある学校で育ったという岩崎由夏さんは、

「和を以て貴しと為す」の本質は、一人で決めるよりも複数の人間が協調し、意見を交わしあったうえで決めるべきである、というところにある。仲良くやれという安い言葉ではない

のではないかと書いている。つまり、単純に「仲良くしろ」という意味ではなく、しっかりと議論して良い答えを出すのが適切であり、騒乱の時代において、聖徳太子が掲げたコトの本質なのだろう。

ラジオ放送「東本願寺の時間」のサイトでも、聖徳太子について同様の事を説いている。

コトの本質を見極めるには議論するのが大切であり、例え意見が違う事があったとしても、ただの嫌がらせだったり、憂さ晴らしで難癖を付けたりするような人たちとは分けて考えないといけないのではないだろうか。

私には「愛される資格」は無いだろうが、自分のことを安く見積もらないようにしたいものである

アレの話。

こういうご時世だからか、「オンラインお見合い」なる機能が追加されたようだ。マッチングアプリではビデオ通話機能は既に存在しているので、周回遅れの機能である。

そもそも、アンタは用無しじゃ、会う価値すら無いと言われているような状況だから、仮に導入されたところで使う事は恐らく無いだろう。それよりももう少しマトモにマッチングさせる機能が欲しい。

なぜ、このサービスの最大の売りであるAIナントカは、大凡無理そうなお相手とばっかりくっつけようとするのだろうか。現実的な観点からしても、どちらかが犠牲にならないといけない。

地域的にもライフスタイル的にも無理だっつーの。年齢も、ひと回り違うこともあるし。私はいいとして、お相手さんはまだ若いし選びたい放題。よりにもよって私を選ぶことなど、まず無かろう。

ブックマークがスカスカの状態だから、月3回しか押せないのにも関わらず、押したい方はひとしきり押してしまった。どんだけ登録者少ないんだよ、と半ば呆れモード。

当たり障りの無い自己紹介の方ばかりだから、これからは風変わりな方を中心に押したくなった。私がこんな感じだからきっと気が合うだろう、なんて。果たして可能性を感じられるだろうか。あー悔しい

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洋梨」といえば「梨うまい」さんだけど、吉澤嘉代子さんの曲「洋梨」というのも面白い。4thアルバム「女優姉妹」に収録されている。イラストレーター・たなかみさきさんとの共作。

アルバム曲だからか、MVが無いようなのでこちらを。

※このYouTubeは弓木英梨乃さんとのデュエット。

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