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#0寺田望ってどんな人?

こんにちは。寺田望です。
本日は、ナビゲーターをしております私、寺田望の自己紹介をしていきます。
インタビューアーは、日ごろからコトリスラボのいろいろな事業にWEBデザイナーやグラフィックデザイナー、動画クリエーターとして関わってくださっている、フリーランスの栗田舞子さんです。


身近で一緒に仕事をしているからこそ知ってくれている面もありつつ、改めて知ってくれる部分もあると思います。
栗田さん、よろしくお願いします。

1.経歴  転職、起業、出産、会社設立~現在まで

栗田さん:
寺田さんのこれまでのキャリアを教えてください。

寺田:
静岡県東部地域の中心都である沼津市に生まれ、高校・大学も県内で過ごしました。

・平成17年4月 沼津市役所水産海浜課 入庁

4年間、沼津ならではの水産行政に携わりました。

そのときに魚市場の部長さんや干物加工の業者の方、漁師さんなどにいろいろな現場を見せていただいたり、しらす漁の船に乗ったり、県の水産試験場の方にお会いしたりする中で、現場でお役に立てることがもっとあるのではないかと思い、沼津市役所を退職しました。

・平成21年4月 富士市の公的産業支援機関運営のコンサルティング会社に転職
3年間で幅広い業種の農業、製造業、サービス業、個人事業主から法人さん、女性起業家、老舗の企業などあらゆる業種の企業さんの新規事業立ち上げにサポートする仕事に関わりました。

そこでは、新聞・テレビ・ネット・ニュースなどのメディアに、いかに小さな企業やキラリと光る技術をもっている会社さんを繋げるかというゼロから開拓する泥臭い広報の支援スタイルを学ばせていただきました。

そして、いろいろな経験値を積みました。

・平成24年3月 退職、富士宮市「富士宮焼きそば学会」へ

イタリアのローマで開催された日本大使館主催の日本食イベントで、日本の郷土食「富士宮焼きそば」を提供するというプロジェクトのお手伝いをしました。

そのときに貿易実務を経験し、現地でコーディネートなども行いました。

・結婚・妊娠期間中

沼津市役所在職中に結婚、イタリアから帰国してしばらくして、妊娠がわかりました。

子育てをしながら何をしていこうかと考えていた折に、市役所勤務時にご縁のあった水産会社さんより、社員を広報として育てるためのサポートをご依頼いただき、出産時期を挟みますがお役に立てることがあればと、お受けしました。

・平成25年1月 個人事業主 屋号「ビズホープ」立ち上げ

「広報」のコンサルとしてアイデアを出し、社員さんへの伝え方などをサポートする事業を立ち上げました。

・平成25年5月 長女出産と起業への想い

駆け抜けながら出産と起業を両立してきたように記憶しています。


この時点では個人事業主として自宅開業のスタイルをとっていました。そんな中同じように幼児を育てながらフリーランスとしてキャリアを継続しようと奮闘する女性たちと出会う機会があり、皆で集まって何かできるのではと拠点の必要性を感じたんです。

・平成26年10月 県内初の子連れ利用可能な女性起業家のためのサポートオフィス「コトリスラボ」開設

「コトリスラボ」は、小鳥やリスのように小回りよく仕事に励む女性をイメージして作った造語です。三島市の民間企業さんのオフィスをお借りしています。


ご縁でお繋ぎいただいた経営者さんから「(あなたの会社のような)社会性のある会社にはぜひお貸ししたい」というお言葉をいただき、現在もお世話になっています。

・平成27年5月 「株式会社ビズホープ」として法人化

ご縁とご縁が繋がって、個人事業を法人化しようと考え始めた時期にいただいた拠点のお話。実はその時、第2子を妊娠中でした。

第1子のときにたくさんの方に助けていただいてやってきたという基盤もありましたので、迷いはありませんでした。

「やってみよう!」と、周りの力強いサポートをいただきながら走り抜けてきました。

・平成27年6月 第2子となる長男出産

子どもたちも会社と共に成長しています。子どもの成長に追いつくように頑張らなくては、といつも思っています。

・現在のコトリスラボ

栗田さんはもちろん、パティシエ、翻訳家、イラストレーター、ライターなど本当に素晴らしいスキルを持った方がたくさん集まってくださいました。


コトリスラボに寄せられる様々な案件から立ち上げたプロジェクトごとに、優れたスキルを持った個人事業主さんたちのチームを組織するスタイルが自然にできていきました。

数々の出会いや別れもあって今も勉強させていただいている状況ですが、現在国内外で活動する100名ほどのプロの女性たちと繋がっています。

それぞれの特性や出会いを大切にしながら、日々多種多様なプロジェクトを展開しています。

2.一歩踏み出すきっかけとなった“広報の魅力”

栗田さん:
本当にたくさんの出会いの中を、パワフルに駆け抜けてきたという感じですね。

公務員という一生安泰なイメージの職業から、民間のコンサルという仕事に突き進んだというエピソードに驚きました。

それほどまでに惹かれるコンサルや広報の魅力って何ですか?

寺田:
若気の至りみたいなところはあります(笑)。


当時はいろいろな現場に触れる度に、もっと最短距離でお役に立てることってないかなと思ったんですよね。

言われたことをやるだけで喜んでくれたり、公務員でもここまでやってくれる、と評価を覆してくださったり。嬉しい経験があったときに、もっと自分に力があったらダイレクトに力になれるのでは、と。

自分の未熟さから、経験を積みたい、役に立ちたい、視野を広げたい、もっと現場にしっかり踏み込んでいきたいという想いが湧きだして溢れました。

ちょうどリーマンショックの最中だったので、周りからいろいろ心配されましたが、自分としては一歩踏み出せたという達成感がありましたね。

夫が「顔にやりたいって書いてあるよ」と応援してくれたのも大きかったです。身近なパートナーに助けられたこの一歩。

「何かをやり遂げる!」という揺るぎない意志がありました。

栗田さん:
その一歩があったから本当にたくさんの人が救われ、私も寺田さんという目標があったことですごく助けられました。

寺田:
改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

右も左も分からない時期でも、正直にドンと突っ込んでみたからこそ、「やれやれしょうがないな」と周りの方々がサポートしてくださいました。

三島市を含む静岡県東部地域は、新しい挑戦をする人にウェルカムな温かみある土壌ではないかと、厳しいコロナ禍になってより強く感じます。


拠点を立ち上げると、ここを目指して来てくださる方や、一緒に仕事ができる方、仕事を任せてくださる行政さんや企業さんとの出会いも格別なものになります。

コトリスラボに集まる個人事業主さんたちは、クライアントさんの期待に良いもので返したいという気持ちでいてくれます。だからこそプロセスを大事にして、1つ1つしっかりと成果をつくっていきたいです。


これまで、いくつかの賞をいただきました。さらに、平成28年に出演させていただいたテレビ東京の「ガイアの夜明け」は、今でもいろいろな方が見てくださっています。

ディレクターさんが私を見つけてくださり、当時先の見えないプロジェクトも多い中、伴走し応援してくださいました。今でも繋がってくださっていることは本当にありがたいことです。

広報という仕事は、面白くて可能性があります。事業者が起死回生を図る機会に関われることや、携わっているメディアの方々の熱心な仕事振りに触れられることに夢中になり、ずっと同じスタイルで広報サポートをしています。

3.「ガイアの夜明け」出演時のエピソード

栗田さん:
私も寺田さんに出会う前に「ガイアの夜明け」を拝見しているのですが、その中で印象に残ったシーンがあります。

会社の広報や新しいプロジェクトに対して、中堅の男性社員の前で寺田さんが勇敢に説明をするという場面。

そういう時に出せるパワーの源があれば教えていただきたいです。

寺田:
懐かしいです。荒々しいところをよくぞ撮っていただいたなと(笑)。

三島市の企業、三光ダイカスト工業所の三宅ゆかり社長からのご依頼で、とあるプロジェクトを進めていくうちに社内で情報を共有する流れとなり、幹部クラスの方々に説明させていただきました。

反対するのではなく、三宅社長の援護にまわるような立場です。

説明責任が必要な現場だと思っていたので、その現場をディレクターの方が同行したいとのことで、撮っていただきました。


業界唯一の女性社長であった三宅社長は、男性社員が多く、年配の男性陣が幹部を務める会社に跡継ぎとして異業種から入社した方。覚悟を決めて何かしら行動していこうという段階でした。

「今は納得できないかもしれないけれど、社員さんにはこれから前向きな姿勢になってほしい」

「こんなにも皆さんのことを考えている社長さんであることに、気づいてほしい」

部外者である私がアンチ役になり、社長が皆さんからの信頼を得る一助になればと考えて行動しました。

そのとき建設的な意見を発言された方はその後も応援してくださいましたし、反対意見だった方はすごく想いがあって関わろうとしてくださいました。

無関心や無視が一番悲しいことで、特に女性が発言する現場ではそういうことも少なくありません。

意見を戦わせたりすり合わせたりしながら、なんとか危機を乗り越えようとしたこの経験から、多くを学びました。

今の私でしたら、もう少し穏やかにまとめたのではないかと思います。当時はちょっと強烈なところはありましたね。

4.心に残る出会い

栗田さん:
たくさんの出会いがあったと思いますが、その中で印象的な方がいましたら教えてください。

寺田:
どの方も印象的で個性的です。

公務員を辞めて自分の目線で立ってから、その方の行動や想いには必ず意味があるし、現状が当たり前のことではない、ということがよく見えるようになりました。

そうすると個性豊かで人間味あふれた社長さんやクリエーターさんたちは、「自分の人生を生きているのだな」と本当に面白く思います。

中でも、印象的だったのは4年前に自らフランスへ渡って出会ったフランス語指導者のロールドゥクレピーさん。

今はコロナ禍でなかなか会えませんが、日本に造詣が深く、積極的に交流もしていらっしゃったロール先生との出会いがとても印象に残っています。

現地で女性が活躍している様子を見て周った際に、相手と仕事をするかどうか決める基準は「フィロソフィー(哲学)が合うかどうか」だと話しておられた先生。

日々の仕事の積み重ねも大事ですが、「何を成し遂げたいか」「どんな未来を引き寄せたいか」「そこにどんなチームを組みたいか」を考えていくと、いろんな国の素敵な方と繋がって仕事ができるのだろうな、と私の視野を広げていただきました。

今後も自分の中で無意識につくってしまいがちな「国籍」「性別」「年齢」の壁を取っ払い、裸でぶつかって、どんどん新しい出会いを味わっていきたいです。

5.クライアントさんからの言葉

栗田さん:
クライアントさんからいただいた印象的な言葉はありますか。

寺田:
最初にクライアントさんと繋いでいただくのは商工会議所さんなどの支援機関です。

「この会社に残って欲しいな」「いいものもっているのに」と第三者から応援されるような会社さんとお会いすることが多いです。

PRや広報の手法を知らず、下請け専門でホームページもなく、どちらかというと受け身の立場だけど商品の質は高く社員や家族との関係も大事にしているというような会社です。

目立つ存在ではないけれど、実直さや素直さ、志に心を打たれることも多いです。

そういう会社さんをお手伝いした結果、「すごく大事にしたいサービス/商品ができました」「自信がつきました」「こんなお客様にもお声をいただいたんですよ」「取引先からもびっくりされました」とうれしい言葉をいただいたことがあります。

魅せ方や伝え方をちょっと変えたり、少しだけ手を入れたりすることで本来あるべき場所にたどり着いて、そこからまた飛躍していく姿を見せていただけるんです。

そんなひとつひとつの出会いが大事です。

引き寄せることができるのは、とても嬉しいこと。「きっとできるだろうな」というビジョンは出会った時に感じるので、その通りに走っていかれると持っている力ってすごいな、と感じます。

栗田さんも、そのような体験があったのではないですか。

栗田さん:
そうですね、できることをしようと起業しましたが、クライアントさんが輝いていく姿を見るのは本当に嬉しく、仕事ってこの時のためにするのだなと思えるようになりました。

仕事を成功させてお金を稼ぐことは大事ですが、それ以上の価値に気づかせてもらいました。

寺田:
「自分自身を信じて可能性に賭けてみよう」「なんとかなる」「いけるんじゃないか」という気持ちを持ち続ける糧になるような、広報の核をつくるお手伝いを心がけています。

取引先や消費者などのお客様の目に触れる広報媒体にも「自信を持って見てもらえる」と好評をいただいています。

クライアントさんに「お客様に褒められることも多いです」とおっしゃっていただけるのは、クリエイティブを担ってくださるチーム皆さんの想いがひとつだからこそ実現できるのではないかと感じています。

6.家庭と仕事の共通点

栗田さん:
寺田さんは、いつも忙しく走り回っているというイメージ。2人のお母さんでもある寺田さんが、家庭と仕事の両立について教えてください。

寺田:
仕事も家庭も自分自身は要領が悪くてバタバタしています(笑)。

今は、腕のいいスタッフやクリエーターさんが私の苦手分野をフォローしてくれています。そのため、プロジェクトのスピードは滞りなく、精度高く進められています。

私はできないこと、苦手なことの振れ幅が大きい人間です。だから全て万能にはとてもできません。いろいろなところで人に助けていただきます。


自分を納得させるために心に留めている言葉があります。「本当の自立とは、依存しないことではなくて、小さな依存先をたくさん作っておくこと」。

弱点とマイナスの多い私ですので、家庭においてはありがたいことに、夫や子どもたちがマイナス部分を受け入れてくれています。

今までは、「まず形を作らなければ」「存続しうる基盤を作らなくては」と自分で何とかしようとしていました。

それがコロナ禍になり移動が制限され業務を効率化する中で、周りの力を借りて自分の得意分野を伸ばしていけばいいのかもしれない、と考えるようになりました。

まずは身体が資本です。そして信頼してお願いすることと、感謝を忘れないこと。学生時代からずっと一緒にいてくれる夫には感謝していますし、子どもたちはとても夫を信頼しています。

持ちつ持たれつで、ちゃんと家族に貢献していきたいですね。

栗田さん:
たくさんの周りのサポートもあると思いますが、それだけ寺田さんが周りに好かれているのだなと感じます。

寺田:
私の性格は、結構好き嫌いがはっきり分かれるタイプだと自己分析します。

当初は「とりあえず走るんだ」「残るんだ」みたいな無鉄砲さが目立った時期もありましたが、今はこんなにも助けてもらえるなら貢献していかなくては、という想いで動いています。

あとは、Z世代や子どもの世代を見ていると、格差が目立ちます。

情報を得られる人とそうでない人、チャンスを得られる人とそうでない人の差があまりに大きいのはよくないと感じるので、今後は次の世代に幅広く何かを残していけるように体力をつけて向かっていきたいなと。

関わりのあるクリエーターさんやクライアントさんも同じように思ってくださっているので、まずは足元から変えていきたいです。

栗田さん:
本当に寺田さんの周りには、たくさんの愛情がありますね。いろんな方に愛され、頼られ、助けていただいているなと感じます。

寺田:
みんな「しょうがないなあ」と思ってらっしゃることがたくさんあるかもしれません(笑)。

「何か力になれることがあれば」という想いで世の中は回っていて、一方的に頼ってばかりというよりは、「自分がしてほしいことを自らしていく」ことで、「give-give」は必ず巡ってくるということをまだ法人化して6年ほどではありますが、実感しています。

7.気分転換方法・これから始めたいこと

栗田さん:
忙しい中ですが、趣味や気分転換のためにしていることはありますか。

寺田:
ずっと仕事に関することばかり考えています。24時間365日、経営者さんや個人事業主さんは、ある程度共感していただけるのではないでしょうか。夢の中も含めて考えて続けていてると、朝方にいい案が浮かんだりします。少し脳を使いすぎているかもしれません。

コンビニの商品や口コミなど、生活の全てが刺激になるのは面白いですね。

気分を変えたい時は、電子書籍の漫画を読みます。頭の中が一掃されるので好きです。栗田さんともサブカル系は趣味が合いますよね。


これから始めてみたいのは、学生時代に夫と部活で取り組んでいた弓道を娘と一緒に再開すること。少しずつ、家族でできることを積み重ねていきたいです。

もう少し涼しくなってきたら、健康診断に向けてランニングも頑張りたいです。

8.壁にぶつかったときの乗り越えかた

栗田さん:
最後の質問です。壁にぶつかったとき、寺田さんはどのように乗り越えますか。

寺田:
本当にたくさんの壁にぶつかってきた猪突猛進型です。

そんな中、「どうしてすんなりいかないのだろう」ともやもやしたり、「なんでこんなこと言われるのだろう」と納得がいかなかったりするときは成長のチャンス。

慣例に則って流してしまいがちなことも、一つひとつに意味を見出すと「そうである必要があるのかな」「もしかしたら惰性でやっていたかもしれないな」と思うことも結構あるものです。

AプランがだめならB、Cプランといろいろな可能性を描いてみたり、「そもそもそれをやる必要があるのだろうか」「私が関わるよりも、もしかしたらほかに適した人がいるのかもしれない」と考えを改めたりするきっかけにもなります。

自宅で開業したころ、打ち合わせの度にファミレスや相手の会社に行くことが多く、経費の面では好都合ですが、やはり信頼や実績を積み重ねるのに「場」はすごく大事だと感じるようになりました。

また、他にもそんな風に思っている方の後ろ盾やお守りのような「場」として、困ったときの救済場所として旗を振れたらいいな、と。

そして「ないのであれば自分がつくろう!」と決意し、できたのがコトリスラボです。

当初、ここが次々魅力的な人に出会えるきっかけの場になるとは思ってもいませんでした。

さまざまな事業やプロジェクトに関わっていく中で、壁を乗り越えるには皆で一緒に悩んで課題を考えて、必ず何か突破口があると信じ考え続けて行動して、手繰り寄せていくことに尽きるということを学びました。

もし壁にぶつかってしまったら、「試練キター!」という気持ちで向き合うと、それが次につながる貴重な一歩になるのかもしれません。

「命と家族以外、失うものは何もない!」という想いで、毎回リセットされていくという経験が大事です。そんな風に考えることができるようになると、少し先が見えてくるかもしれません。

あとは、相談できる人がいたらとにかく話を聞いてもらうこと。でも最終的結論は自分が出すことが、私のスタイルです。

栗田さん:

いろいろな経験から、建設的に、冷静に物事を考えているのだなと感じました。

9.深い愛情とほかほかの温泉地

寺田:

栗田さんには、私に会うビフォーとアフターでだいぶ印象が変わったと伺いました。

栗田さん:

「ガイアの夜明け」を拝見して、かなり強い女性というイメージがありました。初めて連絡するときは知人からの紹介でしたが、ドキドキしました。

もうここでダメだったらフリーランスは諦めようと思っていたので、本当に震えながらドアをたたきました。

実際にお会いして話を聞いていくと「確かにそうだな」と共感することや、クライアントさんに対する姿勢を間近でみて「本当にひたすらひたむきに頑張っている方だな」と感じました。

寺田さんからは、人のことを幸せにしたいと思うことの大切さを教えてもらいました。それができると絶対に悪いほうにはいかない、と。

だから今後も、いつも真摯な気持ちで感謝を忘れずに、できることを精一杯やっていきます。

実際のところ、フリーランスになってからよいことばかりではありませんでした。困ったことや精神的につらい時もあったのですが、その時に寺田さんに相談できたのが本当に助けになりました。

母のような深い愛情で包み込んでくださることに感謝しています。

寺田:
いつも年齢に関係なく母のような愛と言われるのはなんでだろう(笑)。
恐縮です。私もそれだけ助けられてきたのでしょう。

「よくこのような立場でものを言うなあ」と自らを省みることもありますが、役割かなと。

ずっと変わらずよくない流れや不条理とか壁、格差が続いてしまうなら、今ここでアクションを起こして踏み出していくべきでは、という場面に折々出合います。

こんなにもたくさんの見えない落とし穴が世の中には潜んでいるのかと。穴を見ないようにすることはできますが、それに気づいたひとりから意識や行動を変えてもらえるように、私はうまく循環できる道筋をつくっていく。

私がいなくても流れていくようになったら静かにそこをお任せする。

そのような流れがそこかしこで湧いていってくれると、豊かでほかほかの温泉地のようになるイメージを抱いています。

仕事を通じてこのような話ができることが、ひとつの楽しみでもあります。

今日は普段お仕事をご一緒している、栗田プロダクションの栗田舞子さんに聞いてもらう形で、改めての私の自己紹介を掲載いたしました。


◆ゲストからもっと多様なトークを引き出していけるように、これからも頑張っていきたいです。





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