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賢い物件の選び方 【物件編】

不動産投資では、物件選びが成果を大きく左右します。
でも「これが正解!」と言い切れる唯一の答えはありません。

投資家さんそれぞれで、不動産投資に求めるモノも違えば、予算や許容できるリスクの大きさも異なります。そして、物件選びには投資家さん一人ひとりの考えやスタイルが反映されます。

今回は、あくまで私自身が考える賢い物件選びをまとめていきます。
なお、今後の市況変化や投資規模の拡大などに伴って、判断軸も柔軟に見直すことになるとは思います。ですので、これまでの物件購入で私が重視してきた判断基準として読んでいただければと思います。

まず自分が何を重視するかが大切

同じ物件であっても、その物件に魅力を感じる投資家と、そうではない投資家が存在ます。物件の善し悪しは、物件ごとに絶対的な答えがあるのではなく、投資家それぞれがどう捉えるかによります。

物件選びの第一歩は、
『不動産投資に何を期待するか』をクリアにすることです。

家賃収入で生計を立てられるようになりたいのか、
あくまで副業として収入を得たいのか、
節税手段としてうまく不動産を利用したいのか、とか。

不動産投資に何を期待し、何を得たいかにより、選ぶべき条件は変わってきます。それが、同じ物件でも人にとって魅力的にもゴミにもなりえる、ということです。

では、私の場合は不動産投資に何を期待したか。

『本業の所得を上手に節税し、同時に資産形成をすること』です。

プロフィール紹介でも触れましたが、私は外資系企業に勤めており、自身の評価によってわりとコンスタントに昇給が見込める環境にいます。
幸い仕事に恵まれ、20代後半で年収1,000万円を超えました。
所得が900万円を超えると所得税率が33%になり、それまでと比べてポンっと税率がアップします。年収が1,000万円を超えた時点でも、それ以降の昇給も十分に手応えがあったので、節税としての不動産投資をスタートしました。
今後も、会社員を本業として太い収入を維持しながら、不動産投資は副業として手間をかけず、効率性を重視して節税に活かすことを重視しています。

そして、様々な資産運用の方法があるなかで、不動産投資は現物資産が手に入るという点も魅力を感じています。物件そのものや周辺環境により、購入時よりも高い金額で再販できる可能性もあります。また、自分が死亡した場合には、ローンの返済義務は消滅し(団体信用保険)、家族に不動産という現物資産を遺すこともできます。

上記のような考えから、私の物件選びでは下記の3点を重視して物件選びをしています。

① 効率的な節税効果
② 不動産管理の手間の極小化
③ 資産としての価値

では、この3点を意識しながら、物件をいろいろな観点から考察して、私なりの賢い物件選びをまとめていきましょう。

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