2週目_おこめ

初めてのビジネスモデル図解 e-Pod Digital

ビジネス図解研究所2期生のおこめです。

今回は「#初めてのビジモ図解」第2弾ということで私の初めてのビジネスモデル図解について紹介させていただきます!(この連載についての説明はすもぐりによる第1回目の投稿を是非ご覧ください〜)

事例:e-Pod Digital

e-Pod DigitalはTAAS株式会社による「タダで機密文書を処理する」ことができる企業向けのシュレッダーサービスです。

使い方は至ってシンプルで、社内にe-Pod Digitalの専用ボックスを置き、いらなくなった書類を入れるだけ。この専用ボックスにはデジタルサイネージの広告が配信されており、その広告主から広告費をもらう仕組みになっています。これにより従来企業が支払うはずの溶解処理料を無料にできています。また広告主にはビジネスパーソン向けに特化した広告を打ち出すことができるというメリットもあります。

更にこのサービスのすごいところは、「処理した機密文書がモノとなって返ってくること」なんです。捨てられた機密文書は溶解処理工場に送られた後、メモ帳やコピー用紙などのノベルティグッズにリサイクルされ企業に送られてくるようになっています。企業側としてはこのサービスを利用しているだけでリサイクルにも貢献していることになるので、企業イメージ向上や認知拡大にも役立てられます。

このサービスを見つけた時、企業にとっても広告主にとっても環境にとっても嬉しい「すごい」サービスだなと思い、これを図解してみました!

以下が最初の頃に作った図解です。

Before

画像2

修正ポイント

・このビジネスモデルで最も「おもしろい」部分を3×3の中で示す(重要でなさそうなステークホルダーは置かない!)
・「機密文書」が「ノベルティ商品」になること(個人的にこのサービスの1番魅力的な部分)は矢印でなくアイコンを使っておもしろさを伝える
・デジタルサイネージの広告も本サービスの重要な要素なので追加
・サービスの利用の順番がある場合は矢印部分の文章に数字を入れる(1.紙ゴミを投入、2.紙ゴミの送付…など)
・「ノベルティ商品」など一般的にあまりなじみのない単語は吹き出しで説明を入れる

これを踏まえて修正を繰り返し、最終的には下記の図解になりました。

After

画像1

図解してみた感想

Beforeから大分変わりましたね…!今見てみると、最初の図解ではこのサービスの見どころとかすごいところというものをちゃんと伝えられていないなあと分かります。

でもこれって今だから分かることで、実際の制作中は「いい感じかなー!」と図解の出来に疑いもせず制作を進めていました…。今回の制作にあたっては他のメンバーからアドバイスをたくさんいただきましたが、その度に今まで見えていなかったことに気づいたり、どんどん新しい描き方が見えてきました。ビジモ図解はまず作ってみて次に人に見てもらうことが大事なんだなと実感しました。「人に見てもらう」、大事です。

また今回の図解にあたって、事例のどこが1番のおもしろいと思っているか(”感動ポイント”ですね!)を3×3の中でいかに伝えるかということが想像以上に難しかったです…!頭の中で思っている感動ポイントをうまく図で表すのには結構難儀しました。(これもまたメンバーからのレビューに感謝です)

大変だった分完成した時は達成感も大きかったです!そして自分が図解した事例には愛着が湧きますね。(今回はBtoBサービスだったので日常生活でお目にかかれる機会が中々ないのが残念ですが…)次は全く毛色の違う事例にも取り組んでみたいなあと思っています!

以上おこめによる#初めてのビジモ図解でした!ここまで読んでくださってありがとうございました。次回もお楽しみに〜!

最後までお読みいただきありがとうございます。サポートは「図解総研」の活動費として使わせていただきます!