「食欲の秋」到来！ でも食習慣の偏りにはご用心
9月7日は二十四節気の一つ 「白露」 です。昼間は暑い日が続いていますが、朝夕には涼しさを感じるようになり、徐々に過ごしやすい季節になってきました。「味覚の秋」 と申しますように旬の食材が豊富に出まわる、うれしい季節でもあります。健康の維持・増進のため、旬の食材とともにバランスの良い食習慣を取り入れていきたいものです。
本日は弊社からのお知らせと、食習慣と健康に関する情報をお届けします。
〔1〕 備前化成からのお知らせ
国立研究機関と共演して最先端の食品技術を発信するなど、弊社の独創的で有望な研究開発や事業運営に期待が集まっています。次の ▶ 印のリンクから弊社のホームページをご参照ください。
▶ 食品技術シンポジウム 「岡山発！ 健康とおいしさの食品開発」 が開催されました（8月27日）
岡山県地域産業活性化基金事業による食品技術シンポジウムが開催されました。弊社の研究開発本部長が登壇し、講演とパネルディスカッションが行われました。おかげさまで大盛況のうちに幕を閉じました。
▶ SACニンニクの研究開発計画が「成長型中小企業等研究開発支援事業」 に採択されました
弊社は、独自の食品素材「SACニンニク」の多彩なポテンシャルを具現化すべく、日夜機能性研究の深耕に励んでおります。この研究開発計画が認められ標記の事業に採択されました。
▶ 「Vitafoods Asia 2024」 に出展いたします（タイ・バンコク、9月18日～20日）
「SACLATED Garlic」 （日本名：SACニンニク）などの機能性食品素材の情報と、健康食品OEMの情報を世界市場に発信します（図1）。
〔2〕 ファストフードの日常的な摂取とアレルギー性疾患の関連性について
日本を含む世界各国で実施された観察的研究16件 （被験者数は各々144～500,827） のデータを統合解析 （メタ分析） した報告があります。ファストフードを日常的に食べる人は、そうでない人に比べて、喘息患者が ＋58 %、重度の湿疹患者が ＋51％、アレルギー性鼻炎患者が ＋43％、いずれも統計的有意に多いという結果でした （図2）。
観察研究のため、交絡因子の影響を受けている可能性がありますが、ファストフードを日常的に摂取するような偏った食習慣は、アレルギー性疾患と何らかの因果関係があることが示唆されます。
【参考情報】 Wang CS, et al : Is the consumption of fast foods associated with asthma or other allergic diseases? Respirology. 2018 Oct; 23 (10): 901-913. PMID: 29974559
〔3〕 バランスの良い食事の必要性について
厚生労働省が示す 「食生活指針」 は 「バランスのとれた食事内容」 を中心に構成されており、その実践により健康寿命が延伸するとしています。しかしながら、個々人のライフステージやライフスタイルにより、理想的な食生活の実践が容易ではないこともあります。また、年々増加するアレルギー性疾患の有病率は、食生活の乱れと関係がある可能性が指摘されています。
【参考情報】 「食生活指針について」 厚生労働省ウェブサイト.
〔4〕 抗炎症系の機能性食品素材について
毎日の食事で不足しがちな機能性成分は、サプリメントで補うことができます。炎症を伴う不具合や免疫系の不具合に対する、うれしい効果をご紹介します。次の ▶ 印のリンクから弊社のホームページをご参照ください。
▶ 「グァバフェノン」シリーズ
夏の終わりのこの時期は、知らず知らずに蓄積された紫外線の影響が気になる時期でもあります。 弊社は 「グァバフェノン」 を用いたヒト試験で美肌効果（ニキビ吹き出物、肌色の改善）を確認しました（図4）。また動物試験で美白効果を確認しました。
さらに、ポリフェノール濃縮タイプ 「グァバフェノンⅡ」 を用いた動物試験で抗炎症の効果を確認しました。
（左図：肌色改善効果、右図：ニキビ・吹き出物改善、化粧もち改善）
▶ ビゼンキャッツクローエキス末
アマゾン原産のハーブ 「キャッツクロー」 は、古来より現地の先住民族が伝承薬として関節炎やリウマチの治療に利用してきました。弊社はキャッツクローに含まれる有効成分を独自の製法で抽出、濃縮、粉末化し、「ビゼンキャッツクローエキス末」 としてご提供しております。
▶ SACニンニク（機能性表示食品対応素材）
弊社はニンニク由来の抗炎症系成分 「S-アリルシステイン」（SAC）に着目しました。当素材は業界トップクラスのSAC含量 （10 mg/g以上 ： 生ニンニクの200 倍 以上 ！） を誇ります。
▶ アガリクスエキス末
アガリクスブラゼイはブラジルのピエターデ地方が原産のキノコです（図6）。このキノコを常食している住人に生活習慣病の発生率が少ないことから関心が持たれ、さまざまな研究がはじまりました（図5）。弊社の独自技術により、抗腫瘍効果が高いとされる高分子成分を効率よく抽出し含有量を規格化しております。
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