新規事業をつくるためのスプレッド理論(業態進化)サポーター

今の事業をスプレッド理論で見直せば、新しいお客様が必ず見つかります。 支援、顧客目線、顧客接点のどれかの視点で市場を見れば、売上は必ず作ることができます。 https://www.tazmi.com

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新規事業を作る方法~スプレッド理論~

★スプレッド理論とは顧客を拡げるための手法のことをいいます。 スプレッド理論とは? 「スプレッド理論」とは、特定の軸(考え方)で市場や顧客を見つめることで製品やサービスに対する顧客の満足度を高め、新たな市場や顧客層にアプローチするという考え方です。 主に下記の3つのスプレッド理論があります。 支援型スプレッド理論 困っているお客様を支援するという軸で考えるやり方です。これが一番メジャーな方法です。お客様の困りごとを自社都合0%、相手都合100%で考えることがコツです。

    • 支援型のスプレッド理論の事例

      ★困っているお客様を助けることから考える支援型スプレッド理論 支援型スプレッド理論の事例をご紹介します。 Airbnb  困りごと: 旅行者が宿泊施設を見つける際に、ホテルだけでは選択肢が限られていると感じていました。 多くの人が自宅の空き部屋を有効活用したいと考えていました。 解決策(事業): Airbnbは、個人が自宅の一部や全体を旅行者に貸し出すことができるプラットフォームを提供しました。これにより、旅行者はより多様な宿泊施設を選べるようになり、ホストは追加の収入

      • 信頼を得るためのアプローチ ~信頼されたいという欲望を捨てる~

        ★信頼とは相手からされるもの。アピールするものではありません。 人間関係を築く上で、多くの人は「相手に信頼されたい」という欲望を持っています。しかし、皮肉なことに、この欲望が強すぎると、かえって逆効果となることがあります。では、どのようにして相手の信頼を得ることができるのでしょうか。それは「信頼されたい」という欲望を捨て、全て相手軸で話を聞くことです。 自己中心的な思考を捨てる まず、自己中心的な思考を捨てることが重要です。自分が信頼できるとアピールしても相手には関係のな

        • お客様との会話を盛り上げるテクニック ~オープン・クエスチョン~

          ★お客様との会話を深めるオープンクエスチョンのテクニック オープンクエスチョンとは? オープンクエスチョンとは、相手が自由に答えることができる質問のことです。これにより、相手は詳細に話すことができ、対話が自然と拡がります。例えば、「どのようなことに興味がありますか?」や「最近のプロジェクトについて教えていただけますか?」といった質問がオープンクエスチョンに当たります。 それとは逆のクローズドクエスチョンというのがあります、それは相手に対して限定的な回答を求める質問のことで

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          お客様との会話を盛り上げるテクニック ~ピックアップ・クエスチョン~

          ★ピックアップクエスチョンでビジネスチャンスを掴む お客様との会話はビジネスにおいて重要な要素の一つです。特に、自然でスムーズな対話ができることは、信頼関係を築き、リピーターを増やすために欠かせません。そのためには、適切な質問を選ぶことが重要です。ここでは、会話の潤滑油となるピックアップ・クエスチョンとその効果的な使い方について紹介します。 ピックアップ・クエスチョンとは? ピックアップ・クエスチョンとは、相手が発言した単語や主旨を拾い、即時に短い質問を投げかける話法で

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          RPAツールで事務作業を効率化し、コスト削減を実現する

          ★事務作業を効率化し、利益を生む仕事にリソースをあてましょう。 DXが積極的に叫ばれていますが、DX化することでデータの形式が違い、それを手作業でPC上でデータの加工をしないといけなくなり、逆に時間がかかってしまうという話はよく聞きます。事務作業を自動化することができればと考えておられる方も多くいると思います。 RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールを活用すれば、PCを使った事務作業の効率化と人的コストの削減を同時に実現することができます。 RPAツー

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          工務店の受注が厳しいと言う声をよく聞きます

          ★今こそ業態を変えないと工務店・リフォーム会社は厳しいです。 昨年後半から、仕事が少なくなってきていて、問い合わせ自体も昨対3割減になっている会社も珍しくありません。 要因としては団塊ジュニア世代の消費行動の変化と物価高騰が、工務店の仕事減少に直接的な影響を及ぼしているのではないかと言われています。まず、団塊ジュニア世代の多くは、経済的な安定を重視し、慎重な消費を行う傾向があります。この世代は、家庭の経済的基盤を守るために無駄な支出を避け、必要以上のリフォームや建築工事に

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          流汗悟道:汗の中にある真理

          ★流汗悟道(りゅうかんごどう)という言葉から学びます。 児童自立支援施設である北海道家庭学校の理念の中に流汗悟道という言葉があります。流汗悟道という言葉は、文字通り「汗を流しながら道を悟る」という意味を持ちます。つまり、何かを学び取り、成長するためには、努力と苦労が不可欠だということを示しています。怠惰では人の心やその活動の本質を理解することはできません。 私たちは多くの情報や技術の恩恵を受け、効率的に物事をこなすことが求められています。しかし、その一方で、流汗悟道という

          日本の住宅が狭くなっている?

          ★日本の住宅の延べ面積が縮小している 日本の住宅の延べ面積が縮小しているという現象が確認されています。総務省の「住宅・土地統計調査」によると、2003年のピーク時と比べて、住宅の延べ面積は平均で約3%狭くなっています。2003年には平均95平方メートルだった延べ面積が、2023年には約92平方メートルに減少しました。 建築コストの高騰 この現象の主な原因の一つは、建築コストの高騰です。2015年度に対して建設工事費が3割程度上昇しており、このコストを全て販売価格に転嫁す

          業態進化とは脚立の上に立つイメージです。

          ★今ある事業に支援という目線を足すことで違うお客様が見えます。 新年あけましておめでとうございます。お読みいただき有難うございます。 業態を進化させるという意味は、既存の事業(業態)をベースにしながら、隠れたニーズを捉え、競合他社よりも一歩先へと業態を進化させることです。 この隠れたニーズを探すのにSTP分析など自社の立ち位置を考えることも必要ですが、もっとシンプルに、今目の前にいるお客様を支援するという軸で考えると新しいニーズを見つけることができます。 集客に悩んで

          製造業向け切削工具レンタル・サブスクサービス

          ★試してみたい、買うほど使わないニーズに応える新たなビジネスモデル 製造業界では、常にコスト効率と生産性のバランスを保つことが求められます。特に切削工具のような高価な設備については、その頻度や用途によって購入の是非を検討する企業が多いでしょう。しかし、近年登場した「切削工具レンタル・サブスクサービス」は、まさに「試してみたい」「買うほど使わない」という顧客ニーズに応える新しいビジネスモデルとして注目を集めています。 試してみたいというニーズに応える 最新技術の試用 新し

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          出口が先で事業を組み立てることで業態進化

          ★シニア向け英会話スクールで観光案内事業を組み合わせる もしあなたがシニア世代向けの英会話スクールを立ち上げようと考えているとします。その際にその英会話を活用できる出口を考えると集客しやすくなります。順を追って説明します。 1.NPO法人や一般社団法人の設立 まずNPO法人や一般社団法人として設立することで、社会的な信用が高まり、シニア世代に安心感を与えることができます。これにより、受講者の信頼を得やすくなります。 NPO法人や一般社団法人は、特定の条件下で税制優遇措置

          格差拡大と年収5倍ルールによる住宅市場の変化(中古リノベ市場がチャンスです)

          ★年収5倍ルールはご存知ですか 近年、日本の経済は「Kの字経済」と呼ばれる現象に直面しています。これは、経済成長の中で富裕層と貧困層の格差がますます広がることを意味します。このような状況下で、特に住宅市場では顕著な変化が見られます。その一例が、年収5倍ルールです。これは年収の5倍までの価格の住宅を購入するのが一般的であるとされるルールで、年収300万円以下の人々が住宅を購入することが難しくなるという現実を生み出しています。しかし、これが中古リノベ市場にとっての大きなチャンス

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          売りの4原則はご存知ですか?

          ★売りの4原則から一つでも外れると売れなくなります。 お客様から選んでもらうためには売りの4原則を外してはいけません。4原則とは下記のようなものです。 ①お客様が欲しいものか? ②買いたい価格か? ③買いやすい時間帯なのか? ④買いやすい方法なのか? 以上の4原則は、顧客から選んでもらうために必要な要素です、それぞれの原則についてご説明します。。 1.お客様が欲しいものか? 顧客が本当に求めている商品やサービスを提供することが、ビジネス成功の鍵です。市場調査や顧客フィ

          広告などのキャンペーンのフレーズはなぜ3つずつが効果的

          ★「3つのフレーズ」を用いる方法は、多くのマーケティング専門家に支持されています。 キャンペーンやプレゼンの説明の項目は3つずつが良いと言われています。 1. 記憶に残りやすい 人間の脳は情報を処理し、記憶する際に「3つ」という数字に対して特に反応しやすいと言われています。これは「マジックナンバー3」とも呼ばれ、少なすぎず多すぎず、適度な情報量が記憶に残りやすいからです。例えば、「美味しい、健康的、便利」といった3つの特徴を並べると、消費者はその商品やサービスをより簡単

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          施主様に対する積極的傾聴(アクティブリスニング)のやり方

          ★積極的傾聴とは、相手の話をただ聞くだけでなく、理解し、共感し、適切に応答する技術です。 積極的傾聴の基本要素 1.1. 注意深く聞く 施主様の話を注意深く聞くことは、信頼関係の構築の第一歩です。リフォームの打ち合わせでは、施主様がどのようなリフォームを希望しているのか、具体的なニーズを聞き取ることが重要です。ここでのポイントは、施主様の話に集中し、外部の雑音や自分の考えに気を取られないことです。 1.2. 相槌と確認 施主様の話に対して相槌を打ち、適切なタイミングで確

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