序章:まだ不完全燃焼しているの?

■不完全燃焼なら即決断を

新卒入社して3年が経とうとしていたある日の会話

ちゅーばっか
(超絶仕事が多い日の23時頃)お先に失礼します~。お疲れ様でした~。
先輩
あれ?今日早くない?早退の予定だったけ?

正直こんな会話普通にあると思うし、冗談を言い合える良い職場なのかもしれない。きっと若手時代は似たような経験をしたことのある人も少なくないのではなかろうか。ただ、この会話をした帰り道に今の場所にいて本当に自分はいいのかを考えるようになった。

年次が上がることで任される仕事の幅が増え、それに伴いもちろん仕事量も増えてきた。常に納期が迫っている中で、今日はアレとコレをやって、明日は〇〇の資料作って。明後日にマネージャーにレビューしてもらってと毎日やることは山積みだった。画像1

そんな日々を送っていたので時間的に充実(予定はすぐ埋まる)はしていたものの、心理的には充実はしていなかった。
今の会社に入社し、いわゆるベーススキル(ビジネスマンとしての最低限スキル)は学ぶことも出来たし、社内スキル(社内調整やキーマンの把握など)も年々レベルアップしている実感はあった。

ただ、常に何かが物足りなかった。
さらに、20代後半という重要な時期に本当に今のままで良いのかを日々自問自答した結果、不完全燃焼から脱却する為に僕は「転職」という決断をした。

■気を付ける7つのポイント

もしあなたが今の会社で以下のことを感じているのであれば、当時の僕と同じく不完全燃焼に陥ってる可能性があるので要注意です。

1、上位レイヤーを尊敬できない
2、一緒に働く同僚を尊敬できない
3、微妙なプロジェクトを辞められない
4、仕事を選べない/断れない
5、成果を上げても給与に反映されない
6、無駄なコミュニケーションが多すぎる
7、責任を持って働けない

①上位レイヤーを尊敬できない

仕事をしている中で必ず意見の対立は生まれますが、自分の意見を上司に伝えても、納得のある答えが返ってこないケース。
上司が無能だと、自分の成長も鈍化し、さらにその上司のマインドに影響を受けるので余計な思考性がついてしまうリスクがあります。
また、無能な上司を持つと人の嫌味ばかりを言う人間になりがち。

②一緒に働く同僚を尊敬できない

友達としてはとても良いのだけれども、仕事を一緒にするのは微妙というケース。結局仲が良いから仕事を巻き取ってあげて自分の負担だけがどんどん増えてしまう構造。

③微妙なプロジェクトを辞められない

大企業に多くありがちですが、一度決まったプロジェクトを辞められない。社内の多くが、このプロジェクトは微妙だなー。たぶん失敗するなー。って思っていた場合でも、無駄に頑張るしかないケース。
どうせやるなら素直に成功すると思えるプロジェクトをやりたい。

④仕事を選べない/断れない

これは良くありがちな、上から仕事が降ってくるというケース。
何のためにやっているか分からない仕事であったとしても、上位レイヤーが決めたことなので断れない。(仮になぜやるのかを質問しても、曖昧にはぐらかされて結局やるケースが多い)

⑤成果を上げても給与に反映されない

実際社内表彰やカンファレンスなどでの発表など、ある程度の成果を残したとしても給与には反映されない。
10万円程度のお小遣いは出る場合もあるが、実際にその成果にかけている時間はその比ではないケースが大半。

⑥無駄なコミュニケーションが多すぎる

よく分からない会議や、謎のコミュニケーションフローが多すぎるケース。
何も決まらない定例や、鶴の一声ですぐに決定事項が変更になるなどがある為、コミュニケーションコストが無駄に高い。

⑦責任を持って働けない

大企業にありがちなケースですが、誰も責任を取らない/取れないことが多いです。実際に任されている責任範囲はあるものの、例えば100億円の赤字を出したとしても、正直だれかがなんとかしてくれます。笑
というか自分の力ではどうにもならなくなってしまいます。
結果、責任感を持って働いているものの、本当の意味では責任感を持って働けていないことが多い。

■あなたに適した選択を

今の時代、もっというとこれからの時代はより選択肢に満ち溢れてます。

・自分で一つの職能を決めて、それを磨いてスペシャリストになる人。
・企業に属しながらも副業に力を注ぐ人。
・一念発起して会社を辞め、起業してみる人。
・会社の中で新しい部署異動を希望する人。
・他にも資格をとったり、働くフィールドを国外に移す...などなど

もし、毎日の生活に違和感を少しでも感じるのであれば、多岐にわたる選択肢の中から今のあなたに適した選択肢を是非見つけてみてください。
オススメは選択肢を縦軸に羅列し、横軸に自分が気にする観点を記載し、星取表を作成してみることです。
そうすることで、どの選択肢が自分に適しているのかが少なくとも少しは分かるかと思います。また、一度整理してみることでもしかすると今の選択肢が最も良い場合もあるかと思います。
※時間が出来たら当時作成したエクセルFMTでも公開しようと思いますー

このnoteでは僕の体験談をもとに「転職」の選択肢についてメインで執筆していきますが、必ずしも転職が良い場合もないと思うので、自分に適していると思ったら参考にして頂けると嬉しいです。

■恥ずかしがらずに夢を語ろう

きっと学生時代/新卒1年目時代に、周りの仲間に夢や目標を語って酒を飲んだ経験があると思います。めちゃくちゃ楽しいですよね、そういう飲み会。

ただ残念なことに、そんな飲み会はどんどんなくなっていきますよ。笑
きっと現実を見て諦め始めてしまうのも20代後半あたりなんでしょう。次第に自分のアッパーを自分で決めて、まぁどうせ俺はこんなもんっしょって思い始めてきたり、結婚などのライフイベントがあるので挑戦できなくなってしまっているのではないかと。

ただまだ20代後半。仮に1度は夢や目標を掲げ、頑張ろうと思ったのであればまだまだ挑戦するチャンスはきっとあります。そのきっかけになるようにnoteをはじめているので、似たような人には是非読んでいただきたいです。

先ずは仲のいい友達と次の飲み会では、久々に夢を語り合ってみてください!

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