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お米の成長

こんにちは、琵琶近江商店です。
季節があっという間にめぐり、ご無沙汰となってしまいました…
この時期に田んぼを眺めると、金色の穂が美しい稲とうっすらと水の張った田んぼに顔を出す稲の苗のコラボレーションが目立ちます。
こんな小さな稲が、毎日口にするお米になるなんて…毎年のことながらびっくりで魔法にでもかかったかのような成長に目を見張ります。
ただ、お米は魔法でできているわけではありません。
美味しく育つお米には、美味しく育つ理由がもちろんあります。

「米」

米という漢字は、「八」と「十」と「八」に分けることができます。
このことから、お米を食べるためには八十八もの手順や手間がかかると言われてきました。
実際細かな過程を追加すると、88以上の工程があるといわれています。
今では当たり前に食べることができるお米も、昔は貨幣と並び貴重とされてきました。
庶民の人はもちろん、作っている農家の人も食べることができなかったそうです。

4月播種

稲の苗に関しても、いきなりできるわけではありません。
その苗を育てるために種まきをして成長させます。
お米の種まきを「播種(はしゅ)」と言います。

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播種機で、育苗箱(育苗箱とは、苗を育てるときに使用する浅い箱のこと。プラスチック製が一般的)に土を入れ、種籾を落とし、水分を与えます。
ベルトコンベアの上に育苗箱をながし、土と種籾をおとし水を与えます。
フカフカのお布団で種籾が眠っているようなイメージです。


播種が完了した育苗箱はビニールハウスで、27~31度ぐらいの温度で保温しながら育てます。
そうすると2日ぐらいで芽を出し始めます。

ビニールハウスでは

ビニールハウスの中は、心地よい温度でわたしまでホッとします。
苗も安心して育っているような雰囲気です。

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種籾のこの状態が・・・

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こんな風に成長します。かわいいですよね。

一粒のお米がつなぐ物語

一粒の種籾がこんなに青々茂りお米になる・・・とっても不思議です。
当たり前に食べているお米には農家さんの技術と愛情、沢山の人の手が加わって育っています。
お米が成長する過程を知ることで「いただきます」のありがたさが変わってくるような気がします。


田植えまでにはまだまだ工程があります。
代表的な「苗代」と「育苗ローラー」を次回お届けしたいと思います。


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