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毎日チェックしたいコロナ関連サイト8選

【5/16追記】緊急事態宣言の一部解除や感染者数の減少を受けて、改訂した記事を以下に載せました。新しい情報はそちらをご覧ください。
【5/16追記】以下の記事は内容が古くなっていて、現状にそぐわない場合があります。記録のために削除はしないでおきます。

 感染者の増加が伝えられて、外出を控えて自粛生活が続き、とかく不安ばかり大きくなる毎日ですが、私は以下のサイトや投稿を日に一度はチェックして、なるべく冷静にコロナ感染対策ができるように努めています。
(※4/12加筆 サイトを一つ追加しました)

1. なぜ「8割減らす」んだったっけ?

 まず「8割おじさん」こと北海道大学・西浦博教授のこの動画(2分5秒)を見ます。この意見をいろんな人が誤って伝えていますが、6割って数字は計算の途中で出てくるだけで、目標はあくまで「8割減らす」です。

2.東京都の医療は限界を超えていないか

 次に東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトをチェックします。東京が破綻すれば国の機能も麻痺します。また、東京で起きていることは今後全国に波及します。なので、感染の進み方を自分でチェックしています。

 まずは「検査陽性者の状況」の中にある「入院中」の人数から。
 感染者のケアができる病床の数には限界があります。この数が増えてくるとやがては医療の限界を超えてしまって、いわゆる医療崩壊が起こり、ひいては感染爆発に繋がります。なので、この数字には特に注意しています。

3.東京の感染のスピードが早まっていないか

 東京都で毎日どれぐらいの感染者が見つかったかを表したグラフです。注目しているのは感染が広がるスピードです。『3日で倍増』ぐらいになるとこれはもう感染爆発と言えます。4/11時点ではおよそ『7日間で倍』。

4.日本国内の統計を一覧でざっと確認

(※4/12 このサイトを追加しました)

 東洋経済のまとめサイト「新型コロナウイルス国内感染の状況」はいろいろな指標をグラフで確認できます。今のところ、私は以下の指標を確認しています。日毎の新規増加数ではなくて累計を見ています。
・感染者数、死亡者数(累計)…感染拡大のスピードは加速していないか
・患者数(累計)…医療機関の収容能力を超えていないか

 https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

5.日本で死亡者の増加ペースが早まっていないか

 次の海外サイトに「国別コロナウイルスによる死亡数の推移(Growth in COVID-19 deaths, by country)」という項があって、そこにあるグラフは並び替えも出来て便利です。このグラフで日本の死者数が世界と比べてどれぐらいなのか、日本で死亡者が増加するペースが早くなっていないかをチェックします。4/11現在、日本はうまく抑えているようです。

6.世界各国の死亡者増加のペースの変化を知る

 ニューヨーク・タイムズの統計サイト。対数軸を用いているので「何日で倍になったか」を比べるのに適しています。欧米諸国は「3日で倍」といった激増を経験しているのが分かります。統計のとり方に違いがあっても、死亡者増加のペースが早くなればこのグラフの傾きがキツくなるはずです。逆に緩やかになれば収まりつつある。韓国と日本は本当に少ないです。

7.とにかく「手を洗い、顔は触らない」

 ニューヨークの過酷な状況の中で最前線で治療にあたっているプライス先生の分かりやすい動画。30分弱の長い動画なので9分20秒ぐらいからの「手を洗って、顔を触らない」という説明だけでも繰り返して見ましょう。
 時間があれば全編を通して見ることを強くお勧めします。苦境にあってユーモアを忘れずに丁寧に対処を呼びかける姿に胸を打たれます。全ての医療従事者の方の健康を祈らずにはいられません。

8.失われたものの大きさを確認する

 そして最後に失われたものの大きさを確認するために。
 コロナウイルスのために命を落とされた方すべてに。とりわけ命をなげうって治療活動にあたられた医療従事者の方たちに。R.I.P.

 他にも「ここが役に立つよ」というサイトがあれば教えて下さい。それぞれが出来ることに精一杯取り組んで、お互いの命を守りましょう。


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