O脚と歩き方
「O脚が直ってる!」と、パートナーに言われました。
自分でも昔と比べたら、まあマシになったかとは思います。
でも足の間に隙間があるのでまだまだO脚が直ったとは言い難いのですが、
真っ直ぐになってきた実感はあります。
何年も前になりますが、自分の歩き方を見たときにガニ股、O脚がみっともないなと思ってから改善しようと思いました。
取り組んでいるのは腰の体操と歩き方の改善です。
日本人はO脚が多いと言われていますが歩き方が汚いとも言われます。
歩き方を見れば日本人だわかると言う話も聞いたことがありますが、
O脚と歩き方には関連があります。
施術で整えても歩き方が悪いとすぐに元に戻ります。
歩き方と足の形は関係が深いからです。
歩き方が整えば脚の形も整うはず、と考えて歩き方の研究をしています。
本やネットを見て勉強をしましたが、しっくりくるものはありませんでした。
身体の状態は人それぞれです。みんな同じで一つの型にはめ込むのは無理があります。野球選手のピッチングやバッティングのフォームに色々なバリエーションがあるように、身体の使い方はその人に合った使い方、形があるのです。
今は井本整体の「人体力学」の考え方と太極拳の体の使い方を元に、自分の体の状態を感じながらに日々調整をしています。
力みがないのがいい形
まず大事なことは無駄な力が入らない歩き方をすることです。
余計な力みがあると姿勢が崩れます。
必要最低限の筋力で歩くことを心がけてください。
力が入っている方がいいのは腰、下腹です。
他の部分は脱力しているのがいい。
動かす筋肉を意識するのも大切ですが、
動かさない筋肉に力が入らないように意識してください。
脱力を心がけると無駄な力みがよくわかります。
最低限の筋力で、重心の移動を利用して歩くのが理想です。
そのためには無駄な力がかからない姿勢を作るのがポイントです。
自分の体を感じて歩く
一度に全部やろうとするとよくわからなくなります。
1項目ずつ自分の体を感じるように試してください。
日々確かめながら歩いていると自分の体に合う歩き方が見つかるはずです。
⓪立ち方
腰・下腹に軽く力が入る位置に重心をかけます。
足の甲のやや前側です。
腰と下腹に力を入れるのではなくて、自然に力が入る位置に重心を持ってくるのがポイントです。
踵に重心が乗ると腰・腹の力が抜けて肩・首に力が入ります。
上半身に力みがあると呼吸が苦しくなります。
つま先側に寄りすぎても力むので、
一番いい位置を自分の体を感じながら調整してください。
このときの楽な感じを維持したまま歩くようにします。
①脚の関節の力を抜く
脚の関節は股関節、膝、足首があります。
ここに無駄な力みがないか一つづつ意識して確認をしてください。
足首の力を抜いて歩く、膝の力を抜いて歩く、股関節の力を抜いて歩く。
そうやって部分で分けて脱力を心がけて歩くと、思いもよらないところに無駄な力が入っていることがわかります。
②つま先の方向は股関節で合わせる
O脚の人に多いのが爪先が外に大きく開いたガニ股です。
これを直そうと爪先を前に向けて歩こうとすると無駄な力が入るので、
股関節と膝の動きで爪先の向きを変えます。
股関節を内に入れるイメージです。
膝をまっすぐ前に向ける意識で歩いてください。
そうすると爪先は閉じるはずです。無理にまっすぐ前を向ける必要はありません。自然な向きで大丈夫。
大事なことは足先ではなく、脚の根本から動かすことです。
③線の上を歩くイメージ
一本の線の上を歩くようにイメージしてください。腰の幅くらいの板の上からはみ出さないように歩きます。そうすると身体の左右のバランスが崩れにくくなります。漠然と歩いていると身体のくせで気がつかないうちに偏った歩き方をしています。
体を動かすイメージ
①関節の脱力
②つま先の方向は股関節で合わせる
③線の上を歩くイメージ
他にも色々ありますが、とりあえずこの3点に気をつけて歩いてみましょう。
右に歩こうとしたら右に、左に行こうとしたら左に行くように
体はイメージした通りに動きます。
力まないようにイメージすれば力みは抜けてきます。
何気ない日常の動作を大切にすることで‘体は変わります。
O脚に効く体操
O脚の根本的な原因は骨盤の開き、下りにあるので骨盤を調整するのは大事なポイントです。
施術や体操で腰をゆるめることをオススメします。
おすすめの体操を二つご紹介します。
よくわからない方は体操教室を開いているのでお問い合わせ、ご参加してみてください。
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