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2019ー20シーズン トッテナム選手紹介。GK、DF編

 プレミア屈指のエンターテイメントクラブは今年も健在。怪我人が続出し、キャプテンの長期離脱。さらに監督交代など、序盤戦はとても不運が立ちこめていた。それでも、新指揮官ジョゼ・モウリーニョの下で、一歩ずつ成長していくメンバーを紹介していくぜ。

ちなみに、今シーズン加入したメンバーの紹介はコチラから

GK

1 ウーゴ・ロリス

 フランス代表を務める我らがキャプテン。安定したセービング力を武器にチームのピンチを幾度も無く救ってきたのだが、10月のバイエルン戦では7失点を喫し、その4日後には落下した際に左肘の脱臼と靱帯損傷を負って長期離脱。年内での復帰は絶望となった。
 離脱してから全く情報が入ってこないため、今はどこで何をしているのさっぱりな状態。まぁ復帰に向けてリハビリをしていると思うし、そろそろインスタやTwitterなどで経過報告してくれても良い頃だと思う。ただ、あの肘の曲がり方を見ると、復帰してからも感覚を取り戻すのに時間はかかりそうな気がする。無理をせずに万全な状態でピッチに戻ってきて欲しいところだ。

13 ミッシェル・フォルム

 昨シーズン限りでチームを退団したのだが、ロリスの怪我に合わせて復帰。「こんなチーム状態で本当に良く戻ってきてくれた!」と思ったが、今はどこで何をしているのか謎である。
 ベンチに入るのも21歳のホワイトマンであるため、その姿を長らく見ていない。36歳という年齢もあり、みんなの良い兄貴分ポジションに就いているのかな?

22 パウロ・ガッサニーガ

 昨シーズンは、第2GKの座に就いていたフォルムからポジションを奪い、ちょこちょこ試合に絡んでた。顔が凄くハンサムなため、ベンチに座っていても、「イケメン枠」として存在感があったが、今年はシーズン開始早々にロリスが負傷したため、そのイケメンっぷりをピッチの上でも披露している。
 ロリス並のビックセーバーというわけでは無いが、足元の技術とロブパスは間違い無く彼の強みであるし、足元がお察しレベルのロリスには出来ないプレーだ。ただ、我が軍のDF陣の緩さから毎回、難しい対応を迫られるため少々不憫に思う面も。それを見る度にあの局面を防ぎきるロリスの偉大さを知ってしまうというのが筆者の感想だ。それでも、今はガッサニーガに頑張ってもらわないと未来が無いので、自信を持ちながらプレーして欲しい。
 あと、ユニクロのモデルとして、店内に写真が張り出されてそう。

41 アルフィー・ホワイトマン

 まだ21歳!若いね同じ歳だ!189㎝!デカい!試合で見てないからなんとも言えない!
 筆者は同じ歳の選手は応援するよ!頑張れ!!

DF

3 ダニー・ローズ

 夏に行なわれたプレーシーズンに帯同せず「あー今年でお別れかな」と思っていたし、移籍最終日にワトフォードと接触があり、ますます移籍に拍車がかかったもののチームに残留した。それでも「流石に試合には絡んで来れないだろ」と思っていたが、開幕戦に先発出場。このチームで中で、誰よりもしぶとく生きているなぁと感心してしまう。
 ポチェッティーノの政権の時は、両SBが高い位置を保つことが多かったが、モウリーニョ政権になってからの左SBはビルドアップ係となってしまった。そのため、大外でスピードを活かし、上下動をするローズのようなタイプは不向きである。実際、ヤン、デイビスが左SBをやっているを見ると「こういうプレーはローズには・・・」となる。このままこの形でやり続けるとなると、出場機会は減る一方だろう。契約も2021年度であるため、そろそろ本当にお別れの予感。

4 トビー・アルデルヴァイレルト

 「声に出して読みたい名前ランキング」の「37位」くらいに入ってそうな選手。筆者のハンドルネームが「びと」であるため、一時期「ビトビー・アルデルヴァイレルト」にしていたことがあった。いや、皆さん笑うところですよ。
 昨シーズンいっぱいで契約を満了し、今年はユナイテッドやローマなどの違うチームでプレーすると思われたが、1月に1年の契約更新を発表した。30歳となり、ピークは明らか過ぎ去ったが、それでもロングフィードの正確性と競り合いの強さは未だに健在である。モウリーニョになって以降、ビルドアップ時はスリーセンターの真ん中で高い質のボールを蹴り込む。ボーンマス戦では2点に絡む活躍を見せるなど、攻撃のオプションとしてはまだまだ使えそうだ。
 今シーズンはコンスタントに出場。これからも残るかどうかは彼次第だろう。と、思っていたら先ほど2023年までの契約更新を発表!ありがとうトビー!

5 ヤン・フェルトンゲン

 トビーと並び「声に出して読みたい名前ランキング」にノミネートされてそう。ちなみに筆者的「声に出して読みたい名前ランキング」の1位は「墾田永年私財法」だ!
 試合中は常に険しい表情しているし、ゴール決めた後の無表情っぷりはカッコイイが、あのゴールパフォーマンス何度見ても謎である(嫌いとは言っていない)
 今年で在籍7年目となるヤンは、年を重ねるごとにプレーに落ち着きが見られるようになった。左利き長身CBというロマンの塊であり、CBとSB両方できる当たり、よりロマンを感じさせる。
 現在はデイビスが怪我をしているため、左サイドバックでプレー。ビルドアップもそつなくこなしている。また、攻撃時のリスク管理を考えると、彼ぐらい高さのある選手が後ろで構えてくれることで安心感あるなと思う。
 ただ、スピード1番の選手とオープンスペースで勝負するとなると、分が悪くなってしまうのが大きな欠点だ。この前にウルヴス戦では、トラオレによってその部分がバレてしまったため、今後集中砲火を受けそうな気がしてならない。
 本人はチームへの残留を志願しているらしいが、今年で32歳になったDFをクラブはどうするかは、これから気になるポイントである。

6 ダビンソン・サンチェス

 圧倒的パワーで相手を吹き飛ばせば、圧倒的スピードで背後のスペースをカバーし相手の攻撃を防ぐ。重たい選手が目立つトッテナムDF陣の中では、貴重なスピード要員である。
 当時のクラブレコードを越える額でアヤックスから獲得。加入1年目でリーグ戦31試合に出場し、昨年は23試合に出た。また、昨年の5月には2024年まで契約を延長。高齢化が進むトッテナムDF陣の中ではこれからも奮起して欲しい。
 そんな、「超個人要塞」としてゴール前に君臨するサンチェスだが、まだ23歳という年齢が裏目に出ることもしばしば。たまにポカをすることもあり、ロリスが必死に尻ぬぐいをする。その度に頭を抱えるファンは少なく無いはずだ。まぁ将来性があるという点では目を瞑るものの、もう少し粗を無くして欲しいなぁと感じる。今は、ビルドアップ要員として頑張っているが、いつかやらかさないか毎度ヒヤヒヤさせられる。
 それでも、かなり有望な逸材であることには変わりないので、頑張って頂きたい。

16 カイル・ウォーカー=ピータース

 最初は、マンチェスターシティに所属しているカイル・ウォーカーの弟か従兄弟とかだと思っていたが、実はそうでは無い。
 昨シーズンまで右SBを務めていたキーラン・トリッピアーがアトレティコに完全移籍したため、今シーズンは、カイル・ウォーカー=ピータースに出場機会が巡ってくるかと思われていた。実際、最初の方で出場しており、第2節のシティ戦では、スターリング相手にスピード負けしない一面を見せていたが、試合中に負傷。シーズン序盤を棒に振り、気がつけば、オーリエにポジションを奪われていた。
 間違い無く実力はあるし、試合で使い続ければ伸びるタイプだと思うのだが、今のトッテナムで戦力になるかと言われれば厳しい部分がある。ただ、右SBが手薄なのも事実で有り、オーリエが怪我すれば緊急登板があると思う。それでも右SBの補強に成功した場合はローンに出されるだろう。実際、シーズン開幕前にローンで獲得を望んだクラブがいくつかあったみたいだし。
 ちなみに、カイル・ウォーカー=ピータースだと長いので、筆者はKWPと省略するが、書きながら「世界保健機関みたいだなぁ」と度々思ってしまう。

21 フアン・フォイス

 前監督の秘蔵っ子的な存在で、17ー18シーズンにアルゼンチンのエストゥディアンテスからやってきた若きアルゼンチン代表プレーヤー。
 今シーズンは、トリッピアーの移籍もあり、代表での定位置でもある右SBにコンバートされる予定だったが、8月に左足首の靱帯を損傷。シーズン開幕に出遅れる形となってしまい、今もなお、あまり出場機会を掴めていない。
 モウリーニョが右SBにもたらすタスクは、幅を取りながら上下動しての攻撃参加だ。そのため、フォイスのような守備一辺倒のようなタイプだとやや不向きであると感じる。アルゼンチン代表での右SBは、割と持ち上がらずに後ろで守ることが多いため、トッテナムの右SBとは与えられる役割が大きく異なる。そのため本人は難しい思いをしているだろう
 そもそも、モダン的な右SBというタイプでは無いし、プレーシーズンマッチでも見たが、右SBでの成長する見込みはあまり無さそうだなと感じた。勝負をするならCBが左SBでビルドアップ要因になるかのどちらかだろうが、両方ともポジション争いが熾烈なので、頑張って欲しいところだ。
 ちなみに21歳ながら新婚である。同じ歳で彼女が居ない筆者にとっては、とても羨ましい限りだ。まぁフォイスはイケメンだからね・・・。

24 セルジュ・オーリエ

 皆さんおまたせ!我らがアイドル、セルジュ・オーリエの番だ!
 昨シーズンの終盤あたり構想外となっており、間違い無く出て行くと思っていたが、この夏に右サイドバックの補強を行なわなかったため、チームに残留。さらに、KWPとフォイスが立て続けに負傷離脱したため、出番が巡ってくるというとんだラッキーボーイだ。
 モウリーニョが就任した初戦では、素晴らしいクロスでケインにアシスト。さらに、CLのオリンピアコス戦では、素晴らしいボレーシュートを叩き込みチームのグループステージ突破に貢献した。
 今のモウリーニョの戦術にはかなりフィットしており、水を得た魚状態。誰よりも活き活きとプレーしているのだが、その反面気分にムラがあることが多い。良い時は良いのだが、ダメな時はとことんダメである。ただ、彼の笑顔を見てしまうと、何故だか憎めないし「人生楽しそうだな」と感じてしまう。
 それでも、新しいSBを取れば2番手になりそうな予感。別にオーリエが特段悪いという訳では無いが、今後の上を目指す上でメスを入れるとするならば、やっぱり右SBになってしまう。噂では、レスターのリカルド・ペレイラを狙っているらしいし果たしてどうなるか(まぁ来ないでしょう)。
 ちなみに、オーリエのInstagramのアイコンは何故かワンピースのルフィである。

33 ベン・デイビス

 ブランド名じゃないよ!サッカー選手だよ!
 ということで、トッテナムDF陣の中ではかなりクレバーなタイプの選手。利き足である左足を活かしたキックが得意で、何度もその質と正確性に救われてきた。
 毎年コンスタントに出場しているものの、どこからしらで怪我で離脱しているのが玉に瑕。モウリーニョ体制一発目での試合も、質の高い楔を何本も供給しており、「これでこそ、我らがデイビスだ!」と思った矢先に足首を負傷。長期離脱を余儀なくされ「やっぱり俺らのデイビスだ!」となってしまった。あの、怪我しなきゃ本当に良い選手なんですよ(伝われ)。
 それでも、左SBでの序列は一番上なのは確かだ。あとは快足ウィンガーと対峙したときに自動ドアにならなければ問題無い。
 恐らく、怪我から戻ってきたら、ヤンを即ベンチに追いやってまたいつもように黙々とプレーすると思う。2019年度は絶望的らしいので、年明けの復帰を楽しみにしています。

 ということで、GK、DF陣の選手紹介でした。好き勝手書いたので、批判を受けまくる可能性は大いにありますが、プチ炎上ぐらいなら続けようと思います!それでは、MF、FW陣でお会いしましょう!

COYS!!!

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