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テクノロジーで効率化!人にしか生み出せない価値にコミットする。

ビットキーnote編集部です。
今回は、カルチャー紹介の第一弾となる記事をお届けします。

一口にカルチャーと言っても、Valueのように道しるべとして生み出されて浸透していくものもあれば、人々の自然な営みの中で伝播していくものもあると思います。

今回ご紹介するのは、意識せずとも全社に広がっていたカルチャーです。

テクノロジーの力で効率化を実現

ビットキーでは、「機械にできることは機械に任せ、人は人にしかできないことをやる」という思想が自然と行き渡り、社内の業務効率化ツールの開発が活発に行われています。

単純に効率化を狙ったものだけではなく、使う人々の「気持ちよさ」まで考え抜かれたものばかりです。新たな社内ツールが生まれるたびに、社員からは驚きと喜びの声が生まれています。

本記事ではその社内ツールの一部をご紹介しつつ、その価値や開発の背景について、VPoE(Vice President of Engineering)山本のコメントを掲載します。

《 山本 寛司 》ビットキーの創業に参画し、分散合意アルゴリズムを活用した認証認可のプラットフォームの開発、スマートロックのハードウエア開発に携わる。現在はVPoEとしてプロダクト開発とエンジニア組織を統括。


◆Wi-Fi打刻

社内のWi-Fiに接続すると自動で出勤打刻が行われる仕組みです。退勤打刻も自動判定されます。出社したタイミングでbotからメッセージが届きます。

出勤

リモート勤務中は、特定のチャンネルで「リモート開始します」「リモート終了します」と投稿すれば、自動で打刻が管理されます。

この情報は勤怠管理SaaSと連携しているため、労務管理もなめらかに行うことができます。開発背景について、山本のコメントです。

山本:
そもそもですが、会社に来て働いている事実があるのに「会社に来ました」と宣言しないといけないことに違和感がありました。だから、会社に来て帰る、という人間の自然な動作の中で勝手に打刻が行われていて、そのことを意識すらしないのが理想系だと思いました。

また、創業時から上場を見据えていたこともあり、勤怠管理はしっかり実施する必要がありました。プロダクト開発に注力すべき状況下において勤怠にかける労力は最小限にしたい、技術でなんとか効率化したい、という思いで有志のメンバーが作ってくれたのがこのWifi打刻です。

◆請求書処理ツール

特定のSlackチャンネルにPDF化した請求書を貼り付けると、Slack上で入力フォームが登場し、直感的に請求書の申請ができる仕組みです。請求書を投稿するだけで自動で入力項目が出てくるため、初めての人でも簡単に手続きを進められます。

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こちらは会計SaaSと連携しており、煩雑な会計処理の課題を解決しました。

山本:
このツールを使う上で覚えなければいけないのはたった一つで、「請求書を特定チャンネルに投稿する」という行為だけです。マニュアルを覚える必要もありません。自然な動作の中で誰でも扱えるというこのシンプルさが、このツールの優れた点だと思います。

◆39tip

感謝・称賛を形にして伝える仕組みです。Slackのオープンチャンネルで特定のスタンプ(39tip)を交えながら感謝のメッセージを送ると、全社員が閲覧している専用チャンネルにもメッセージが集約されます。

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また、リアルタイムで社内のサイネージにも反映されます。

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送られたtip数は自動で管理されており、個人毎に集計され、定期的にランキングが発表されます。現在ビットキーでは、1日平均20個の39tipが送られています。

山本:
39tipは、誰かがそうしなさいという依頼をしているわけではないのに、自然と皆が行っているものです。このように、ビットキーでは「称賛の文化」が明確にあると感じています。39tipは、炭火のように燃え続けている「称賛の文化」に、薪をくべるような存在であると思っています。

◆Slackのグループメンション自動化ツール

Slack上で@Pon と打ち込むと、自動でグループメンションの追加・削除・変更を行ってくれる仕組みです。

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これまでは手作業で行っていましたが、自動化によって生産性向上に繋がりました。

山本:
一見地味ですが便利なツールだと思います。体験の「気持ちよさ」に着目し、会話式にしているのもポイントです。

◆サイネージ

サイネージ

オフィスに設置された大画面に、多様な情報が映し出されます。事業進捗に関するダッシュボード(利用されてるデバイス数等)や、今月入社した社員のプロフィール、前述の39tip等です。

山本:
サイネージは元々、「ファクトベースで語る文化」を実現するために生まれました。数字が身近にあって、話のネタになるような環境づくりをしていきたい、という思いからです。

まとめ

今回は、「機械にできることは機械に任せ、人は人にしかできないことをやる」というビットキーに広がるカルチャーと、具体的な社内ツールを一部ご紹介してきました。

【テクノロジーの力で、あらゆるものを安全で便利で気持ちよく「つなげる」】というミッションを掲げる当社だからこそ、テクノロジーの力を強く信じ、日々の生活に溶け込む仕掛けを自然と取り入れているのかもしれません。

また、ご紹介してきたツールの中には、同じような課題感を抱く皆さまに向けてプロダクトアウトを検討しているものもあります。テクノロジーの力で世の中をもっと良くしていくべく、今後もあらゆる挑戦をしていきます。

次回のカルチャー紹介では、エンジニア・非エンジニア問わずテクノロジーとまっすぐに向き合う姿をご紹介する予定ですので、そちらの記事もご覧いただけたら嬉しいです。

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